校長ブログ

2021年度 修了式 校長講話

This is the end of 2021 school year. この1年間、デルタ株やオミクロン株の感染が広がる一方で、ワクチンや治療法の進歩も見られました。感染状況が厳しい時期に、ほとんど無観客で東京オリンピックが開催されました。コロナ防止対策で京都聖母学院小学校も時々活動が減らされて残念でした。その一方で子どもたち一人ひとりの日々の取り組み、学校生活を見て私は大変誇りに感じました。毎日友達と先生と一緒に笑顔で、熱心に学校の活動に取り組んでくれました。きっと、2021年度を振り返ると、一人ひとりはものすごく成長したことを確認することができるでしょう。反省点、まだ力を入れるべき点は確かにあると思いますが、自信を持って2022年度の活躍を期待することができます。本当に来年度が楽しみです。しかし、その前に春休みがあります。春休みはしっかり体を休めて、体も気持ちも充電を行い、今年度できたことできなかったことを確認して、気持ちも新たに、自分の次の進歩を計画しましょう。4月から新たな生活、新たな目標、新たな気持ちで学習、生活、新たな自分を始めましょう。

前向きに考えましょう。昨日より今日、今日より明日、一つ一つ身に付け、成長する。自分の将来を自分の力で積み重ねていく。力をつける。目標を達成する。自分の達成を振り返って満足できるように。より自己実現をしていきましょう。

自分のことを愛するためには、周りの人を大切にし、周りの人のことを愛することが必要です。家族、友達、学級、学年、学校、地域社会。他の人と一緒に、他の人の手伝いや支え、時には教えをもらい、私たちは成長し、ゴールを達成し、一緒に幸せを見つける。良い将来を一緒に叶えるため、家族、友達、学級、学年、学校、地域社会で、皆の力と協力が必要です。全員が貢献し、努力し、活躍することがすごく大事です。Always think and do for everyone.

 

現在ウクライナに戦争があります。罪のない人たちが殺されています。たくさんの町が破壊されています。2百万人ほど、家族、高齢者などは今までの生活、今までの家から急に逃げて難民になっているそうです。戦争は本当にひどいことです。本校の設立者シスターマリークロチルドリュチニエが生きていた20世紀にもいくつかの大きな戦争がありました。数千万人が犠牲となりました。この歴史を皆さんは知っていますか。シスターマリークロチルドリュチニエは聖母学院の子どもたちを通して平和の天使を育てたくて私たちの学校を始めました。設立者の約束、設立者の夢がこれからもさらに叶ってほしいと思います。苦しんでいるウクライナの人々やロシアの人々のために祈りましょう。そして、世界の平和のために改めて祈りましょう。

Stop war. No more war.

So, let’s smile. Let’s thank each other. Let’s finish this school year.