2021.03.16 │その他 第67回卒業証書授与式・おめでとう６年生

全国的に平年よりかなり早いソメイヨシノの開花の便りが届き、本校の桜のつぼみもここ数日で大きくふくらみました。そのつぼみの先は春を凝縮したようなピンク色。子どもたちの卒業を祝うように、一つひとつがそろって風に揺れてる今日。第６７回卒業証書授与式が行われました。

卒業生が歌った「巣立ちの歌」のなかに、校舎やキャンパスの様々なシーンを回想する箇所があります。その冒頭、歌いだしの言葉は「はなのいろ」。おそらくいまだかつてない一年を終えようとしているこの日の早い開花は、卒業生やこの一年を生き抜いた人々へのご褒美のように思えてなりません。

式の中では、校長先生から、６年間頑張った日々をわすれないように、次のステージに進むようにと話され、今、こうして学び続けることで皆さんが未来を創ることになる。あなた方の時代なのだと卒業生の背中を押されました。英語と日本語を交えてのスピーチにすっかり慣れている卒業生。校長先生の言葉の一つ一つを大切に受け取っているようでした。門出の言葉で、かけがえのない日々とそれを支えてくださったすべての方に感謝の気持ちを示した卒業生。愛をもってみんなが一つになりましょうという教皇様のメッセージとともに祝福をくださった大塚司教様に見守っていただきながら、一人ひとり蝋燭を手に、光の天使として小学校を旅立ちました。

雨の予報も出ていた今日。学年の行事や合宿で、雨雲を吹き飛ばす得意技を持っていたのもこの６年生でした。その力は巣立つこの日にも発揮され、別れを惜しみながら多くの卒業生が笑顔で本館の前で記念写真を撮るころになると、明るい日も差してきました。青い空を見上げると、２つの開花を確認。花も仲良く風に揺れていました。

ご卒業おめでとうございます。

【当日の動画】
卒業式の様子を2分間の動画でご覧になれます。（公開期間：2021年3月末日まで）
https://youtu.be/OjWuz6VouwY

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