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その他 2年生 国語「ふきのとう」

2年生は「ふきのとう」の音読に取り組んでいます。ふきのとうは,春の山菜。スーパーで売られている物もありますが,見たことも食べたこともない子どもが大半です。この度,保護者の方のご協力で実物を子どもたちに見せることができました。

本物のふきのとうを目にした子どもたちは,興味津々です。指先でつついて「柔らかい・・・。」鼻を近づけて「レタスみたいなにおい・・・。」「キャベツみたいなにおい・・・。」傑作だったのは,「バンソウコウみたいなにおいがする!」「ああ!そうかも!」・・・子どもならではの感覚が面白いなと思いました。

音読は,言葉を丁寧に読み取って表現する技能です。「ささやいたと書いてあるから,小さい声で読んだ方がいい。」「『しんとしています。』のところは,静かな様子を表しているから,『しん』と『と』の間に一拍ある方がいい。」「『こんにちは。』は,ふきのとうが元気よく言ったから,最後の『は』は上げて読むといい。」など子どもたちから活発な意見が上がりました。

教科書に音読記号を書き込むなどして,音読を工夫した子どもたち。今度は,自分の音読とお友だちの音読を聞き比べてみます。「自分の読み方とちょっとちがうな。」「同じ読み方だな。」表現を楽しみながら学習を進めました。

今後もみんなで学習する良さ,楽しさ,喜びを味わえる授業を目指したいと思います。