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5年 5年生 模擬投票をしよう(社会・公民)

5年生の国際、総合コースで模擬投票を行いました。本当の選挙が行われている様子を確認し、クラスで役割を決めて準備をしてきました。

国際クラスでは、立候補者役として3人が選ばれました。3人は「選挙制度をどうしていきたいか」という公約に基づき、みんなの前で自身の政策についてスピーチをしました。現在の問題点を明らかにする裏付けされた資料を用意して、分かりやすく説明してくれました。クラスのみんなは立候補者の訴えを聞いて、誰に投票するかを決めていきました。
総合コースでは、「選挙管理委員」「選挙はがきづくり」「開票作業」「出口調査員」など、いくつかの役目に分かれて準備をしました。会場のセッティングもバッチリです。いよいよ投票が始まりました。

開票作業は、票の数をまちがえないように正確に数えます。それに対して出口調査は、アンケートをとった結果をすぐに反映できます。開票の結果が出る前に「速報」がアナウンスされて、みんなとても驚きました。でもこれが実際の出口調査の強みであることを知り、「だから20時直後に速報が出るのか!」と納得したようです。

模擬選挙をしてみた感想を聞くと、1人を選んで票に名前を書くことが純粋に楽しかったと答えた子もいました。また、選挙を支える色んな仕事があることを知り、将来18歳になったときはそこに注目したいと答えた子もいました。日本の若者の投票率は減っているというデータもあります。若い人に投票してもらうには、ショッピングモールなど街中に投票所をつくるアイデアを出してくれました。また、若い人たちの意見をよく聞いてくれる立候補者をみんなで応援するという意見も出ました。
これからも政治に興味を持って、投票に行く若者に育ってほしいと願っています。