ニュース&トピックス

その他 第68回卒業証書授与式

こんなに天候に恵まれ、穏やかな期間は珍しいのではないかと思われた一週間でした。

68回卒業証書授与式の今朝も、雲一つない青い空が広がる清々しい朝でした。

124名の卒業生は、4年生の終わりからこの卒業を迎える日まで、ずっと新型コロナウイルスの制限の中で、過ごしてきました。パンデミックや感染の拡大防止のために、行事や合宿が見合わせされました。そんななかでも、卒業の前に、オンラインで広島の平和学習で語り部の方の話に耳を傾けることが出来、平和への思いを強く持ち、天気のお恵みを頂いた今週には、友達との親交を深め思い出作りの遠足にも出かけることが出来ました。

校長先生からは、この日を迎えるまでに支えて下さった多くの人への感謝の気持ちを持ち、嵐の後に青空が戻ってくるとのフレーズをつかって、明日と自分の可能性を信じる様に呼びかけられました。また、校長先生の生まれ育った国オーストラリアで卒業式の際に読み上げられる10項目をご紹介されました。卒業生代表の児童による「門出の言葉」のなかでは、たくさんの小学校の思い出を丁寧にたどり、支えて下さった家族や教職員への感謝をそれに重ね、それぞれの夢に向かってこれから羽ばたいていきますと決意表明をしました。また、何度も耳にしている創立者の言葉が、卒業生代表の児童から語られ、会場に集う人の心に感動をもって響いていました。

司教様からは、コロナや災害、戦争等の不条理、不安の中で生きている私達は神様の愛を信じて、不安さえも受け入れて、喜びのうちに生きていくようにとお話いただき、この日参列した私達は喜びのうちに祝福を受けました。

教職員の作る花道を通った6年生は、本館前のマリア様の前で、いつまでもいつまでも名残を惜しんでいました。

ご卒業おめでとうございます。