ニュース&トピックス

5年 5年生 社会見学 自動車工場

5年生は社会科で産業について学んでいます。これまでに農業、畜産業、漁業と学び、今は工業の真っ最中。工業のはじめは「自動車工場」の学習です。日本の工業を支えるものはたくさんありますが、自動車工業は日本の要。日本全国に様々な自動車会社の工場があります。今年の5年生は鈴鹿のホンダ工場に行くことになりました。バスで向かってまずは鈴鹿サーキットモートピアへ行きました。モートピアはサーキットに併設されており、人と車の理想郷を提案するのりものの遊園地です。モートピアの楽しいのりものを実際に体験し、それに関わるお仕事(例えば企画、整備、案内など)をされている方に注目することも今回の学習の1つです。そして、遊園地で友だちとの交流を深めることも大切。たくさんのりものにのって楽しみます!1時間半ほどしか遊ぶ時間はありませんが、みんな心ゆくまで楽しみました。

ご飯はサーキット場で食べました。今日はサーキット場で明日のレースのリハーサルが行われていました。目の前にカッコいいレーシングカーがたくさん並びました。

昼食後はホンダ技研工場で自動車工場見学をしました。ホンダの軽自動車の組み立て工程を見せていただきました。ラインでは、部品が着いていないボディの状態から、フロントガラスやエンジン、ドア、座席など取り付けられていく様子を見ることができました。その後、工程をまとめたビデオを見せていただき、たくさんの質問に丁寧に答えていただきました。授業の中で教科書だけで学んでいた自動車の組み立てを実際に見ることができ、人とロボットが役割を上手に分担しながら行なっていることに気づくことができました。働く人の安全に気をつけてロボットがすべき作業とロボットではできない緻密な作業をとかあることに気づき、実際に見学することの大切さを感じました。工場見学を終えて気づいたことやわかったことをワークシートにまとめました。自動車を作るだけではなく環境も意識した工場の姿勢も知ることができました。たとえば工場のまわりには壁ではなく、木々が植えられホンダの森と呼ばれています。森は工場から出る匂いや音を吸収するそうです。また、鈴鹿工場ではプレスの工程で出る鉄くずを削減することにも挑戦したそうです。こういったことから、これからの未来を考えた働きが大切なんだろうと感じることができました。

実際に行って経験したことはとても身になりました。今後の学習に今日の経験が役立ちそうです。