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3年 5年生 3年生 携帯安全教室

NTTの方に来ていただき、携帯安全教室を受けました。現代は情報機器の進歩もあり、いとも簡単に情報を得ることができるようになりました。子どもたちもスマホやタブレットに囲まれていますし、ゲーム機器などもインターネットにつながっているのが当たり前になっています。そんな時代に生きている子どもたちにどのようなことが危険なのか、何に注意をしなければならないかを動画などを交えて教えていただきました。 学校では子どもたちのスマホ使用を許可していませんが、NTTの方が子どもたちにスマホやタブレットを使ったことがありますか?と質問すると、子どもたちは全員手をあげました。どんなことに使ったことがありますか?と聞かれるとYouTubeやゲーム、調べ物と意見が様々でました。授業で使ったことがあるという子もいました。そんな身近なスマホやタブレットに関する注意事項を実際の事件を元に考えました。まずはSNSの投稿の恐ろしさでした。はじめに個人情報についても知りました。個人情報とはなんですか?と問われると子どもたちは名前、住所…と答えましたし、そんな情報を投稿するはずない!と言っていましたが、簡単な気持ちで投稿した写真や情報が個人情報となり、犯罪の一端を担うかもしれないということを教わりました。参考となる動画をみて子どもたちはSNSの恐ろしさを感じ取ったようでした。FacebookやTwitter、TikTokなどのSNSが起こす事件は年々増えているようです。子どもたちは今はまだ投稿することはないかもしれませんが、 犯罪に巻き込まれないためにも家族とともに注意する必要があると感じました。次は知らない人とのやりとりで起きた問題です。最近はオンラインゲームなどで、実際にあったこともない人と仲間になり、ゲームの世界でだけの友達を作る人も多いようです。そんな中で起こるトラブルも増えているようです。そういった事件を「なりすまし」と言います。そんなトラブルにも会わないために、顔が見えないインターネットの世界で、知らない相手と実際にあってはいけないと教わりました。さらに、一番身近なLINEなどの文字を介した通信で起きた問題です。顔を合わせて話をするときには身振りや表情を伴って行うので、喜んでいるか怒っているのか感情がわかります。しかし、文字しか使わないと誤解されたり、意図が通じないこともあるのです。今、小、中学生が抱えている問題の多くがこのコミュニケーションの問題だったりします。動画の中では仲直りもでき、子どもたちは一安心していました。そして、スマホやタブレットの使いすぎについて話をされました。家でのルールを聞くとたくさん意見がでました。借りるときは声をかける、メリハリをつける、時間を守る…など。ルールを守らないと寝不足になり、集中できなくなると教わりました。健康にも悪いと教わりました。本当にルールを守るとスマホやタブレットを触る時間は短時間です。恐ろしい話の多さに、子どもたちは「怖いね」と口々に言っていました。その恐ろしいことに巻き込まれないようにどうすればよいのかも教えてもらいました。それは「フィルタリングをかける」ということです。スマホやタブレットには初期設定でフィルタリングがあると教えてもらいました。その設定を外さなければトラブルに巻き込まれることは少ないと知りました。最後にお約束をしました。ルールを守ること、人を傷つけないこと、困ったときには周りの大人に相談すること。これからの時代、使わないことは不可能になっていくでしょう。だからこそ、トラブルに巻き込まれないないように、犯罪の一端を担わないように、子どもたち自身も気をつけることが大切ですし、大人も子どもたちを守らなければならないと感じました。