今、「命の教育」「心の教育」の重要性が叫ばれています。
聖母学院には福祉体験への参加や地域社会との交流など実践的な福祉教育を通して、相手の立場に立って考え行動できる思いやりの心を育む伝統があります。
聖母学院中学高等学校はカトリック学校であり、本学の設立母体であるヌヴェール愛徳修道会の創立者の精神である、「一番貧しい人への奉仕の心」を大切にしています。そして、常に感謝の気持ちを持って、自分を大切にすると同時に、相手をも大切にする心を育てています。そして、すべてのものに対する愛の心、慈しむ心を持って欲しいと願っています。
私たちは学校行事の他にも自発的な活動も含め、多彩な福祉活動を準備し、ひとりの人間としてお互いに認め合い、愛を持って共に生活 していく力を自然に身につけていくことを願っています。
手助けの必要な人や場面に心配りのできる心を育てる
6月にあしなが学生募金の講演を聴き、福祉体験の日には手話を学習します。
自ら体験することによって障害を持った方に目を向け、思いやる心を育てる
福祉体験の日に実際にアイマスクや車椅子の体験をします。
地域社会に入り、人を大切に思う心を育てる
敬老のつどいに参加し、地域の一人住まいのお年寄りと交流を持ちます。
施設訪問を通して視野を広げる
グループに分かれ、施設を訪問し、作業や交流会に参加します。
相手の立場で考える心を育てる
敬老のつどいに参加し、地域の一人住まいのお年寄りと、交流を持ちます。
また福祉実践の選択授業では、点字・手話・施設訪問などに取り組みます。
地域社会の一員として、自ら活動できる心を育てる
希望者による福祉活動や、募金活動を行なっています。
また、福祉実践の選択授業では、高校2年の内容をさらに深めています。

「あしなが学生募金」に参加した時、幼い子がお母さんやお父さんに手をひかれて嬉しそうに募金をしてくれたり、最初は少し離れたところから私たちの方をちらちら見ていて、しばらくしてから少し照れたような感じで募金をしに来てくれました。そんな時は私の思いや気持ちが通じたのかなと思えてとても嬉しくなりました。人の心に響くような呼びかけができるように、もっともっと遺児の方たちに対する理解を深めていきたいと思います。この活動を通して“あしなが”の気持ちがより多くの人に通じ、広がっていくことを心から願っています。
また募金以外にも私たちができることを考えていきたいと思っています。
高校3年
「養護学校の夏祭り」に参加しました。
私は初めて障害のある人とふれあいました。私が担当させてもらったのは高校3年生の女の子でした。手や足も不自由で話すこともあまり出来ない身体でした。でも彼女は私が話したりすると顔の表情で反応がかえってきました。私はこの時障害のある人達に対しての思いが180度ぐらい大きく変わりました。言葉でなくても通じ合えるということが本当に わかった気がしました。最初は何もかも初めてで不安が一杯でしたが、すごく楽しい時間を過ごすことができました。参加して本当に良かったです。
高校1年
授業
中学2・3年では、家庭科や美術の先生の指導を受けて作った作品を、お年寄りに贈ります。 高校2・3年では、福祉実践(選択授業)として、様々な講師を招き、実習を行なっています。人との交流を通じて「命の大切さ」について深く学びます。
生徒会
文化祭で開くチャリティーバザーや模擬店の収益金を施設に献金しています。その他被災地のために募金活動、車椅子購入のためのプルタブの収集を行なっています。
委員会活動
福祉推進委員が中心となって、募金活動や施設訪問を行なっています。
クラブ活動
コーラス部・吹奏楽部・ハンドベル部は毎年チャリティーコンサートを行なっています。また、社会 事業部をはじめ、多くのクラブが募集活動や、施設訪問を行なっています。

様々な体験を通して、思いやりの心を育みます
すべての人は等しく命を授かり、ともに生きています。
聖母学院では、様々な福祉体験を通して、相手の立場になって考える思いやりの心と、それを実行に移す行動力を育みます。社会に出てからも、その心を活かしてくれることを願っています。
生徒部長 / 丹後 美紀子































