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「香里ヌヴェールの挑戦」(第14回)

2019.01.23

「中学受験 〜 思考力テスト」

交差点での交通事故を減らす方法を、Aさん・Bさん・Cさんが考えました。

Aさんは「最高速度の制限を今までの10分の1にすればよい」
Bさんは「交差点の両方の信号が赤になる時間を10秒以上にして、歩行者・車が確実に止まるようにすればよい」
Cさんは「横断歩道をなくし、歩行者はすべて歩道橋を歩くようにすればよい」

(1)よりよい社会のために、Aさん・Bさん・Cさんの意見のうち1つを選んで、全員で実行することになりました。
  全員がきまりを守る場合、あなたが一番よいと思う意見はどれか一つ選びなさい。
(2)あなたが(1)で答えた意見を選んだ理由を200字程度で説明しなさい。
  また、その意見を実行するとしたら、新たにどのような問題が生まれると思うか、さらにその改善策もあわせて説明しなさい

                                                                    (以上)

これが、香里ヌヴェール学院中学校の思考力テストです。
交通事故は誰もが減らしたいと思っています。
以前に比べれば減っているものの、まだまだ多くの事故が発生しています。
対策はいろいろとされていますが、なかなか簡単ではありません。
車の速度を落とせば、渋滞が多くなるかもしれません。
歩道を整備すればお金もかかりますし、他の問題も・・・。
「交通事故を減らす」ことはまさにプロジェクトです。
「正解のない問い」ではありますが、「最適解」が求められます。

香里ヌヴェール学院中学校が、この入試でこだわっている点が数点あります。

・「よりよい社会のために」
 これは本校のアドミッションポリシーです。『利便性を高めたり、科学の発展に対して、何でもよいというわけではない。』 この感覚を常に持ってもらいたいです。

・社会課題は「絶対に〜すべき」というものではありません。
 必ず、いい点もあれば問題点もあります。 その点を踏まえて解決策を出してもらいたいものです。

・「改善策」を答えるというのがこの問題のポイントです。
 「主体的に」物事に取り組む生徒が欲しいのです。

本校で学ぶ作法が身についているのかを総合的に判断する問題が、思考力テストです。

香里ヌヴェール学院中学校・高等学校の話が続きました。
来週は小学校のお話の予定です。




・・・「香里ヌヴェールの挑戦」(第15回)に続く



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