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「香里ヌヴェールの挑戦」(第19回)

2019.02.27

副教科という言葉に違和感があります。
主要教科という言葉にはもっと違和感があります。

受験で使う、使わないといったことに由来しているのでしょうが、
教育を語る上で可能性をゆがめている分け方ではないでしょうか。

芸術、保健体育、家庭科、情報……
多くの学校で
「それも大事」
という声を聞きます。とても残念です。
でも、実はかつての自分もそう言っていた一人でした(^_^;)

自分の転機はいつだったのか?
それは10年くらい前です。
引率で、ルーブル美術館に幸運なことに行く機会がありました。
ガイドさんの絵の解説を聞いていて、ただただ感動しました。
画家がどんな思いで、何を表現しようとして創作活動をしているのか。
聞けば聞くほど芸術に触れたいと思ったのです。

芸術の授業、作品を造ることも大事ですが、
作品を観賞することも大事です。
直感で作品と向き合うのも大事ですが、
作者の意図を考えながら向き合うと、何かを得ることが出来ます。

「技能教科」とも表現されますが、
それもちょっと違うかなと感じています。
作品を造るのも、結果がすべてではなく、
どんな手法を身に付けていくのかも、とても大事なことです。

「創造性」の重要性が昨今教育で取り上げられています。
では、どんな教育で身に付くのか?
芸術、保健体育、家庭科はとても身に付きやすい教科だと思います。

先日、小学校でタグラグビーの研究授業がありました。
3対3でゲームをするのですが、
ゲームの合間に子供たちでプレーを振り返り、
次のゲームの作戦を立てていました。

この作戦こそが、「創造」の産物です。
いかがですか?

香里ヌヴェールには、「副教科」は存在しないのです。




・・・「香里ヌヴェールの挑戦」(第20回)に続く


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