当たり前の喜び

今年の運動会は、いつもとは違った形式で行いました。お天気にも恵まれ、子どもたちは団体競技と徒競走を行い、思いっきり体を動かし楽しむことができたように思います。保護者の方からは、コロナ禍ですので大きな声の声援の代わりに大きな温かい拍手をいただきました。ありがとうございました。

行事は、子どもの成長に欠かすことのできない大切な機会です。「自分たちがつくりあげた」という達成感が生まれるようにこれからも取り組んでいきます。

こどもの作文(一部抜粋)

■・・・練習をしているとなんだか楽しくなってきました。でも、うれしいことしかないということはなかったです。いやなこと、つらいことだってありました。たとえば、足をぐねって氷で冷やさないといけないことだってありました。でも「がんばれ」「次、いけるよ!」など友達の言葉で励まされました。本番、多くの人がいろんな場所に集まって、多くの方々がカメラを構えてニコニコで待っていました。わたしのお父さんもいました。去年、運動会はできませんでした。でも今年は運動会ができてよかったです。運動会は本当に大切な行事でした。・・・

■・・・わたしは、今回の運動会でもちろん楽しかったこと、悲しかったことなどいろいろなことを感じましたが、一番印象に残ったのは「当たり前の喜び」です。5年生の春、新型コロナウイルスが流行し始め、当たり前だった日常が当たり前ではなくなっていきました。運動会や音楽会、クリスマスセアンスなどの行事もすべて中止となり、児童たちが楽しみにしていたことが一気にコロナウイルスによって奪われてしまいました。そのような中、開催できた今年の運動会はとても貴重なものだったと感じています。たとえ、学年別であったとしても、種目が減っていても、このコロナ禍で運動会をすることができて本当によかったです。みんなで練習してつくり上げる運動会は、「やっぱり良いなあ」と改めて思いました。・・・

 

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