校長ブログ

R&Bシンガー出張授業(SEC)

カテゴリ:イベント

2020.10.28

昨日、スーパーイングリッシュコース1年生から4年生を対象に出張授業を実施いたしました。今回はR&BシンガーのElinaさんを講師としてお招きしました。

SECのそれぞれのクラスで45分間ずつみっちりと音楽のレッスンを行ってくださいました。事前に課題曲として、Justin BieberのBabyという曲に慣れ親しんでおくようにとの指示がありましたので、私がそれぞれのクラスに足を運び、一緒に歌うという仕込みを行っていました。元々ダンスや音楽が好きな子どもたちが多いので、スムーズにElinaさんとのセッションに参加できたような印象でした。

しかし、さすがはプロの迫力と技術の高さ。オンカウントとエンカウントのリズムレッスンから実際の歌唱指導と少しずつ段階をおって内容を深めてくださいました。JPOPと違い、タイミングの取り方が難しい洋楽ですが、小学生段階からプロから学べるなんて羨ましいと思いながら、私も前のめりに参加しました。何度も何度も歌い、最後は子どもたちと一緒に振り付けを考えてのクラス全体での熱唱。

細かなリズムの取り方や歌い方のご指導のおかげで、みんな最後は踊りながら楽しそうに歌えるまでになりました。授業終了後はサインを求めたり、写真撮影をしたり、和やかな雰囲気にElinaさんも感激されておられ、大成功の音楽イベントでした。

言語習得の面からも今回のようにリズムや音階の追い方を学び、音楽に親しむことは効果的です。言語は音です。特にイントネーションを含めた発音を学ぶには音楽は欠かせません。今後のイマージョン教育の発展にも繋がる出張授業でした。

人との繋がりからこういったプログラムを開催することができ、いつも支えてくださる方々に本当に感謝しています。

英語イマージョン環境下における母語教育

カテゴリ:校長のつぶやき

2020.10.27

本校のSECは英語イマージョン教育を行っています。授業の約6割を英語で実施しており、国語、社会(生活)、宗教等を日本人担任が日本語で授業運営するというカリキュラム内容です。

SSCと比較すると、母語に触れる時間は自ずと少なくなります。しかし、第二言語習得理論や実践的な国語教育のエッセンスをとり入れながら、英語イマージョン環境下での母語教育を担任教員たちと深く研究していきたいと思っています。

長年英語教員をしてきましたので、「英語の前に日本語をきっちり!」という主張を色んな場面で耳にしてきました。もちろんその意見には賛成ですし、母語を伸ばすことは非常に大切です。

ただ、母語だからといって、日本人の誰もが母語の文や文章構造を正確に把握し、きちんと読むことができる訳ではありませんよね。また、現状の母語の運用能力を引き上げる必要性を感じ、能動的な言語活動を経験してきた人も、母語であるがゆえ少ないかもしれません。

そこで、国語授業や母語教育の中に積極的に能動的な言語活動を取り入れ、日本語も英語も両方向上させるという実践は、日本の学校におけるイマージョン教育において大変有意義なものになるのではと考えています。

そもそも、日本語、英語、そしてその他の言語間に線を引くことなく、共通した「ことば科」としてどの言語に対しても深い言語活動ができる環境が理想的であり、そんな文化がSECに根付けば、様々な背景を持つ国際色豊かなSECの教員たちがさらに力量を発揮しやすくなり、子どもたちの言語能力や言語観を飛躍的に向上させることが可能だと仮説を立てています。

そんな理想を少しでも実現するために、2学期すでにいくつか具体的な取組を行いました。2か月ほど前に3年SEC対象に、ある国語教員の方を外部からお招きしました。「漢字の世界」というテーマで、ことばへの意識の向け方を教えて頂きました。漢字の学び方だけでなく、ひとつひとつの表現への感性が高め方磨き方をご教授して頂くという素晴らしい出張授業でした。

また、学校長である私にも授業依頼が3年SECからあり、先々週から先週にかけて3コマ担当させてもらいました。テーマは日本語ディベート。ディベートというと相手を論破するような印象をお持ちの方もいらっしゃると思いますが、そうではなく、与えられた論題に沿って、立論や反論を組み立て、考える力、リサーチする力、表現する力を高めていくことが可能な学習方法です。

最初は小学3年生にできるのか多少心配でしたが、杞憂に終わりました。3時間終わった頃には、人前で堂々と日本語でスピーチすることができ、また相手の話を聞いた上で反論もでき、さらには試合中に意見の共有を行ったり、スピーチのタイムマネジメントまでできるようになるなど、段階を経ながら大きく成長する彼らを見て誇らしい気持ちになりました。

今回は賛成側と反対側に分かれ、3対3で試合を行ったのですが、1時間目は1分ももたなかった子たちが、最終回の3時間目になると、「1分では意見が全部言えない!」、「3分欲しい!」などと末恐ろしい発言をするまでに伸びてくれました。

充実感や達成感があったようで、終了後はたくさんの感想を書いてくれて、授業をしたことが報われました。4年SECが英語ですでにディベートを行っていますので、3年生の彼らにも次回は英語でやってあげてもいいかもしれません。いつも温かく迎え入れてくれてありがとう。また授業させてくださいね!

同じように先週は1年SSCでも1時間ずつ授業をさせてもらいました。その模様は別途後日報告することにします。授業後、1年生の子どもたちに今まで以上に囲まれるようになりました。やっぱり授業っていいですね。

4年SSCクロムブック導入

カテゴリ:学校のこと

2020.10.26

4年スーパースタディーズコースにChrome Bookが導入されました。新型コロナウイルス感染拡大の影響で入荷が遅れてしまいましたが、4年SSCの子どもたちの手元に届き、ほっとしています。

10月16日から利用が始まりました。Chrome Book活用状況を報告しておきますね。現在行っていることは主に3つ。タイピング、英語多読、そしてスライド作成です。

担任や教科担当だけでなく、常駐しているICT支援員さんにバックアップしてもらいながら、使い方を学んでいます。タイピングの技術を学ぶ際に、ICT支援員さんのタイピングの速度に驚きながらも、一生懸命ブラインドタッチのスキルを吸収する姿がとても微笑ましい。



また、RadsKidsという英語多読多聴ソフトも利用できるようになり、朝の読書の時間に英語の本を聴き読みできるような環境になりました。紙の本の良さももちろんありますが、個人のペースで読み進めたり、蔵書を増やしていく手間がかからないオンライン多読の良さを享受することができています。

さらには、伝統工芸を学ぶ授業の一環として、パワーポイントでスライドを作成しています。どんなアウトプットをしてくれるのか、今から楽しみです。



導入からわずか2週間ですが、子どもたちは吸収力が高く、大人たちは目を丸くしています。日々の学びがより深まるツールとしてChrome Bookの活躍を期待しています。

教室から世界一周プロジェクトの経過報告

カテゴリ:イベント

2020.10.24

今年度1学期から「教室から世界一周プロジェクト」という企画を始めました。堂原様という世界各国の学校と強い繋がりを持つ方と連携し、ミーティングを何度も重ね、手始めにメキシコとガーナのお友だちとの交流がスタートしました。

4年SECがメキシコの中学生と、4年から6年までの希望者がガーナの小学生と定期的にZOOMやGoogle Meet上で交流を行いました。

外国語は英語だけではありません。小学生の早い段階から様々な言語や文化に触れて欲しいという思いから、このふたつの国を選びました。

SECのメキシコとの交流は関西テレビさんや日経新聞さんにも取り上げていただくほどの反響がありました。

ガーナとの取組は最終的にはazontoというガーナの踊りとよさこいをミックスしたダンスを現地のプロのインストラクターの方に教えて頂きながら、それぞれの場所で一緒に踊るという大変貴重な経験ができるまでに発展しました。



5年生が毎年海外研修に訪れているオーストラリアの学校とのオンライン交流を実施するなど、少しずつ校内に海外との交流の波が広がり始めています。

「教室から世界一周プロジェクト」は2学期以降、様々な国々と交流できるように堂原様と慎重に協議を進めています。決定次第、広くお知らせする予定です。お楽しみに!

5年生6年生のディスカッション型報告会

カテゴリ:学校のこと

2020.10.23

今週水曜日、小学校5.6年生と高校2年生が合同でディスカッション型の報告会を実施しました。



小学校5.6年生は現在、「スタジオあお」と連携し,「ルール無用の9ヶ月自由研究」というプロジェクトに挑戦しています。自分でテーマを決めて、自分が気になったものに必死で取り組んでいます。

今回は高校2年生のお兄さんお姉さんに自分のプロジェクトを伝えて、みんなでワイワイとディスカッションをしました。

子どもたちの感想を聞くと、
「高校生となかなか関わることがないのでとても楽しかった!」
「やっぱり高校生の方は考えていることが深い。。。」
「新しい見方や考え方を教えてくれたから、明日から忙しくなりそう!」
など、なかなか充実した時間を過ごせたようです。

また、高校生にも話を聞くことが出来たのですが、小学校から中学・高校に上がった生徒たちからは、
「自分たちが6年生の時の1年生だから覚えている!!あの子がこんなに大きくなったなんて!!!」といった声や、
「これからも続けて関わり続けたい!」といった声を聞くことができました。

今後も高校生からアドバイスをもらえるということなので、これからが楽しみです!小学校では最上級生の彼らが高校生と交流できることから得られるものは大きく、さらに外部の一般の方など様々な業種のプロとの交流もできたらと頭の中で考えています。

創設者のベルナデッタ・ゴーテのことばにあるように、教育に当たる私どもは、あらゆる段階の子どもたちの心と精神を、広く世界に向かって開かせ、その可能性に応じて、国内的・国際的諸問題や第三世界の人々に対する責任感に目覚めさせるよう努力していかなければなりません。

その第一歩になったのであれば幸いです。

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