校長ブログ

学年懇談会

カテゴリ:校長のつぶやき

2019.04.19

今週4月16日(火)、17日(水)、そして19日(金)は授業参観と学年懇談会を開催しました。学級担任そして副担任は、日々の授業準備に加え、保護者の皆様をお迎えする準備を連日一生懸命行ってきました。また、保護者の皆様は児童の成長を楽しみに来校されました。

私の役目は学年懇談会の冒頭でご挨拶させていただくことだったのですが、どんなメッセージをお伝えしようかと頭を悩ませている時に次の聖書の一節を思い出しました。

「あなたがたがわたしを選んだのではありません。わたしがあなたがたを選び、あなたがたを任命したのです。それは、あなたがたが行って実を結び、そのあなたがたの実が残るためであり、また、あなたがたがわたしの名によって父に求めるものは何でも、父があなたがたにお与えになるためです」(ヨハネ15・16)

・私たちは自分で選んで人生を送っていると思っている。
・でも、そうではない。
・ヨハネによる福音書の中で、イエス様は、神様が私たちを選んだ、とおっしゃっている。
・あなたたちは神様に選ばれて、香里ヌヴェール学院小学校にきました。
・神様は、あなたの大切な才能を、賜物、という言葉で聖書で表現しています。
・賜物、とは、宝物、という意味です。
・神様からいただいた皆さんの宝物を、香里ヌヴェール学院小学校で磨いて、弱い人の味方になれる人になりましょう。

4月を振り返ると、至る所で上級生が模範となる行動を示してくれています。例えば、入学式準備を6年生がしっかりと努めてくれたこと。加えて、毎朝、上級生が新入生を最寄駅から学校までエスコートしてくれていることなど。枚挙にいとまがありません。他者のために動こうと努める伝統の中に身を置いていると、大人も子どもも分け隔てなく、人間の良い面が見えてきます。

それぞれの学年目標が保護者の皆さまと共有されました。保護者と教職員が連携して、児童に温かく寄り添っていくための確認ができた学年懇談会になったのであれば幸いです。「安心・安全」が担保され、チャレンジを奨励する雰囲気が醸成されていって欲しいと願っています。

雨の入学式から5日

カテゴリ:校長のつぶやき

2019.04.15

4月10日(水)の入学式はあいにくの雨に見舞われました。始業式には満開だった桜も、前日から降りしきる雨でその多くが散ってしまいました。不慣れな制服に身を纏った新入生にとっては大変な一日だったかもしれません。しかし、何事も物は捉えようです。

Being soaked alone is cold. Being soaked with your best friend is an adventure.
『一人で濡れるのは冷たいけれど、親友と一緒ならそれは冒険になる』
- Emily Wing Smith

The rain cools the air, calms the soul and replenishes life.
『雨は空気を冷やし、気持ちを落ち着かせ生きる力を補充してくれる』
- Mike Dolan

入学式当日に登校した直後は緊張した面持ちだった彼らも、担任、副担任、そして在校生に温かく迎えられ、少し安心した様子でした。これで88名が新たに香里ヌヴェール学院小学校の一員に加わったことになります。伝統ある校舎と自然あふれるキャンパスの中で心身ともにたくましくそしてしなやかに育って欲しいと願っています。新しい環境に慣れるのはとても大変だと思いますが、時間が解決してくれます。

前回のブログで詳しく述べた、伝統と革新という両輪が教育理念である学び舎で、かけがえのない友人や人生の師と呼べるような人物と出会い、人生が豊かになっていく刺激的な毎日を送ってください。すでに新年度の第2週が始まりましたが、常に好奇心と遊び心を持って、失敗を恐れず新しいことに挑戦してください。

さて、入学式の式辞では始業式同様、英語で語りかけました。反応してくれるのか多少の心配はありましたが、全くの杞憂に終わりました。冒頭の挨拶の後、以下のような簡単な問いかけをしただけなのですが、英語が理解できていただけでなく、しっかりと受け答えそして思考する児童が多かったことに驚きました。

Who is being very excited now?
Who is being very happy righ now?
Who is being a little nervous now?

もちろん現時点で十分に理解や反応ができていなくても問題ありません。SECとSSCのどちらのコースでも、それぞれ独自のカリキュラムで英語力をぐんぐん伸ばしていくことが可能です。

とにかく英語学習にとっての必須条件のひとつは、音声による良質なインプットが日々十分に担保できるかどうかです。そしてなにより、外国語を学ぶことや使うことが楽しいと心底思えることが大切です。児童たちの前でお話しする機会が多い私は、英語での語りかけを継続し、a good communicatorというロールモデルとしての姿も自然体で示していきます。加えて、朝のモジュールタイムに校長による絵本読み聞かせなど様々なイベントを始めようとこっそり計画中です。

少し話が逸れましたが、新入生、入学おめでとう!

さきほど、午前中の授業を終えた新入生を校門で見送りました。ハイタッチしながら、英語でお別れの挨拶を交わしました。また明日、校門の前で待ってますね。

始業式に参加して

カテゴリ:校長のつぶやき

2019.04.09

4月8日(月)、香里ヌヴェール学院小学校でも始業式が行われました。私にとっては2年生から6年生までの在校生との初対面。4月1日に本校に着任してからというもの、カトリックの建学の精神が本校の風土・文化の至る所に垣間見られ、学校全体の落ち着いた雰囲気に感銘を受けていました。さらに昨日の始業式や着任式の際、真剣にそして心穏やかにお祈りをする子どもたちの姿にいたく感心しました。その数分後に学校長挨拶のために登壇する私自身の方がかえって心が乱れていたかもしれません。

さて、学校長挨拶ということでしたが、今年度こんな学校にしていきたいという思いとそのために必要な3本柱を説明しました。近年、本校は21世紀教育やグローバル教育を教育方針として打ち出していますが、本校の可能性はこういった新しいタイプの教育方針と創立以来脈々と受け継がれてきたカトリック教育の親和性にこそ秘められていると考えています。伝統とは革新の連続という考えもありますが、本校の強みとは1923年の開学以来ずっと大事にされてきたカトリックの人間観・世界観に基づく精神性に深く根ざしており、新しいものに簡単に飛びつくのではなく、子どもたちがお祈りの時間に見せたような落着きをもって、そして先見の明を持ち、うまく伝統と革新を織りなしていくことにあると思っています。

前置きが長くなりましたが、1年かけてともに創り上げていきたい学校の全体像をthe marvelous schoolとしました。関わる全ての者の中に備わっている個性や強みがお互いの支えによって輝き始めるような環境になればという思いを込めました。また所属している者が誇りを持てるような学校であり続けることも目標としました。以下が大切な3本柱です。

・The place of love for everyone…建学の精神に基づいた愛と奉仕と正義に生き、常に平和な世界を築こうと人間が集う場所。自分も他者も大切にできる場所である学校。

・The place where you welcome failure…1時間悩むよりも、30秒で即断即決して、とりあえずやってみる。そして正のフィードバックを受け続ける。チャレンジする文化が当たり前で、失敗した人をみんなで応援できる学校。

・The place where your magic begins…ひとりひとりの長所や強みを臆せず発揮でき、慈愛の心を持ってお互いの違いに目を向ける。個々の潜在能力が次々に開花していく学校。

この3本柱が具現化されると、教室の安心・安全が確保され、大人も子どもも学び続け、真に平和な世界を築くことに貢献できる人材が集うthe marvelous schoolが実現します。さあ、いよいよ新年度のスタートです。今日からの一年間、どうぞよろしくお願いします。

子は親の鏡

カテゴリ:校長のつぶやき

2019.02.02

久しぶりに「子どもが育つ魔法の言葉」を読み返した。
一つひとつが心にしみる。

全部できているのかと問い返すと心が苦しくなる
まったくできていないのかと言われれば反論したくなる

その時々に一番心に響く言葉を今私は必要としているのだと思うことにした


けさなされて育つと、子どもは人をけなすようになる

とげとげした家庭で育つと子どもは、乱暴になる

不安な気持ちで育てると、子どもは不安になる

「かわいそうな子だ」と言って育てると、子どもは、みじめな気持ちになる

子どもを馬鹿にすると、引っ込みじあんな子になる

親が他人を羨んでばかりいると、子ども人を羨むようになる

叱りつけてばかりいると、子どもは「自分は悪い子なんだ」と思ってしまう

励ましてあげれば、子どもは、自信をもつようになる

広い心で接すれば、キレる子にはならない

誉めてあげれば、子どもは明るい子に育つ

愛してあげれば、子どもは、人を愛することを学ぶ

認めてあければ、子どもは、自分が好きになる

見つめてあげれば、子どもは、頑張り屋になる

分かち合うことを教えれば、子どもは、思いやりを学ぶ

親が正直であれば、子どもは、正直であることの大切さを学ぶ

子どもに公平であれば、子どもは、正義感のある子に育つ

やさしく、思いやりをもって育てれば、子どもは、やさしい子に育つ

守ってあげれば、子どもは、強い子に育つ

和気あいあいとした家庭で育てば、
子どもは、この世の中はいいところだと思えるようになる
(1999年 ドロシ−・ノ−・ノルト) 

心に橋をかける!

カテゴリ:校長のつぶやき

2019.01.08

明けましておめでとうございます。
2019年が、皆さまにとって、
神さまに祝福された恵みの年となりますように、
心よりお祈りいたします。

本日より3学期がスタートしました。
6年生にとっては、最後の学期となります。
卒業後の人生も含めて
子どもたちに幸せになってほしいという願いをこめて
本当の幸せについて次のお話しをしました。


『昔々、隣同士の農場に住む二人の兄弟に争いが生じた。40年の間、並んで農作業をし、機械を分かち合い、必要に応じて仕事や商品を首尾よく交換してきた中で、初めての深刻な仲たがいだった。それは小さな誤解から始まり、より大きな行き違いに発展し、ついには口汚い言葉をぶつけ合うようになり、その後何週間もの沈黙に入っていた。こうして、長く続いた協力関係は分裂してしまった。
 ある朝、兄の家の戸を叩く音がした。彼が戸を開けると、大工道具を入れる箱を持った男がいた。彼は言った。
 「私は数日間の仕事を探しているのですが。きっとここには、何かちょっとした仕事でもあるのではないでしょうか?何かお手伝いできることはありませんか?」
 「ありますよ!」兄は言った。「あなたに仕事があります。あの農場を横切る小川を見てください。あれは私の隣人、実は、私の弟が作ったのです。先週、私たちの間には牧草地がありましたが、彼がブルドーザーで川の堤防に突っ込んで、今は小川が私たちの間を遮るようになったのです。たぶん、彼は私を困らせるためにこのようなことをしたのですが、私はもっといいことをしましょう!納屋の横に木材が積んであるでしょう?私はもう彼の家も顔も見なくてすむように、フェンスを・・・8フィートのフェンスを作りたいのです。」
 大工は言った。「状況はわかりました。そのための釘と穴掘り機を用意していただけませんか?そうすれば、きっとあなたに喜んでいただけるようにできるでしょう。」
 兄は大工に必要な資材を購入するために、町へ出かけた。
 大工は一日中一生懸命働いた。夕暮れに農夫が帰ってくると、大工は仕事を終えたところだった。農夫の目は大きく見開かれ、言葉を失った。そこにはフェンスの陰も形もなかった。あったのは橋だ。一つの橋が小川の一つの岸からもう一方の岸まで、架かっていた!それはとても素敵な橋だった。手すりも何もかも・・・。そして彼の隣人、弟が、両手をいっぱいに広げて橋を渡ってきた。
 「お前はなんてやつだ!俺があれほどのことを言ったりやったりした後で、こんな橋を作るなんて!」
 二人の兄弟は橋の真ん中で、互いに手を握り合った。そして、道具箱をかついでいる大工を振り返った。兄が言った。「待ってくれ、もう数日とどまってくれ。他にもまだたくさん、頼みたいことがあるんだ。」大工は答えた。「私もここにとどまりたいんですが・・・もっとたくさんの架けなければならない橋があるんです。」
“MORE STORIES of LIFE and LAUGHTER”Fr.Bel San Luis, SVD 』


大工のしたことは兄の注文とは異なりましたが
この兄弟が心の奥底で望んでいたことを実現しています。
つまり、再び二人の心と心に橋がかかり、
気持ちが通い合い、和解と平和を取り戻すということです。

大工は「自分のしてほしいと思うことを人にもしてあげなさい」とおっしゃったイエス様のようでもあります。

イエス様に倣い、一人ひとりが大工のように
「自分のしてほしいと思うことを人にもしてあげる」ことを心がけ
お互いに助け助けられる暮らしをしていくことが
本当の幸せにつながる生き方ではないでしょうか。 



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