校長ブログ

心が変われば、運命が変わる?

カテゴリ:校長のつぶやき

2015.11.18

昨日は、言葉が変わると心が変わるということを書きました。

その話の続きなのですが、次のような言葉を見つけました。

「心が変われば態度が変わる 

態度が変われば行動が変わる

  行動が変われば習慣が変わる

  習慣が変われば人格が変わる

  人格が変われば運命が変わる

  運命が変われば人生が変わる」

これは、松井秀喜選手の座右の銘だそうです。有名な言葉で、インドのヒンズー教の言葉であるとか、心理学者で哲学者のウィリアム・ジェイムズの言葉であるなど諸説があります。



私は、用務員さんの「やりましょう」という前向きな言葉によって、前向き気持ちにしてもらったわけですが、その気持ちを行動に移さなければ意味がないと思っています。しかし、「行動に移す」だけではないその先があることに気づかされました。

行動に移す、習慣にする、人格が変わる、そして運命が変わり、ついに人生そのものが変わるということなのだと気づかされたわけです。



さて、天使のお告げをお聞きになったマリア様は「おおせのとおりわれになりかし」という素直な言葉でイエス様の母になることを受け入れました。すると、「おおせのとおりわれになりかし」というこの言葉がマリア様の運命を変え、人生そのものを変えたのではないでしょうか?



マリア様は「あなたは神様の子どもであるイエス様を産むでしょう。」と告げられたとき、最初は、奇想天外でとんでもないことだと思われたのではないでしょうか?

しかし、最終的にその運命を受け入れたマリア様はものすごく強い方だったのではないかと思います。「おおせのとおりわれになりかし」という言葉に、私は、素直というだけでは表しきれない、マリア様の神様に対する強い意志と純粋さと誠実さを感じます。



ここで、この話のきっかけとなったマリア像を再度見てみますと、悪の象徴とされている蛇を踏んでいるマリア様であることが分かりました。悪の象徴である蛇の頭を砕いているお姿から、神様に対して、強い意志と純粋さと誠実さをもって従っていったマリア様を想像することができるのではないでしょうか?

言葉が変われば心が変わる

カテゴリ:校長のつぶやき

2015.11.17


本校は、その校名が示すように、聖母マリア様のお名前をいただいている学校ですので、たくさんのマリア像が校内に設置されています。1年生歓迎会などで学校にあるマリア像の数がクイズになるくらいです。

一番よく目にするマリア像は校門にあるグロットのマリア像です。私達は、朝には「マリア様、おはようございます。今日一日お守りください」そして、夕には「マリア様、今日も一日ありがとうございました。さようなら」と挨拶をしています。

マリア様は、神様の子どもであるイエス様を生むという運命を受け入れた方です。神様が自分と共にいてくださるということを受け入れた方だと思います。ですから、私達はマリア様の素直さに倣おうと子ども達に伝えています。





さて、グロットから桜並木を進んで、小学校のクロックルーム(靴箱)の手前まで進みますと、そこにもマリア像があります。今までは、植え込みの陰に隠れてその足元があまり見えず、マリア様には申し訳なかったのですが、この度、用務員さんが植え込みをきれいに刈ってくださったので、マリア像全体がはっきりと見えるようになりました。



本校の用務員さんは、「学校のためになるこ20151112 マリア像.jpgと、子ども達のためになることなら何でも言ってください」と常日頃から私達教員に声をかけてくれます。この度の植え込みの手入れもお願いすると「やりましょう」といって、すぐに取りかかってくれました。

私達は、何か仕事を頼まれると、心の中ではありますが、「え−」、「絶対無理っ」、「ありえない」と思ってしまうことが多いのですが、「やりましょう」という言葉は、私たちの気持ちを前向きにしてくれました。言葉が変わると心が変わるのだということを感じました。
 用務員さんに倣って、子ども達のために「やりましょう」という教員集団になろうと改めて思いました。

皆さん、学校見学や参観などで学校に来られたときには、ぜひ桜並木のマリア像をご覧ください。

劇「夢をかなえるゾウ」の伝えていること

カテゴリ:校長のつぶやき

2015.11.07

ホームページのトピックスにもありますが、10月22日(木)に劇団「自由人会」を招いて芸術鑑賞会を行いました。当日は、ベストセラーとなった「夢をかなえるゾウ」を小学生向けにアレンジして披露してもらいましたので、子どもたちは親しみやすく、楽しみながら劇の世界に没頭していきました。

劇団「自由人会」は、子ども達に芸術に触れてもらい豊かな情操を養ってほしいという願いをこめてこの作品を書き下ろし、日々の生活の中で大切にしてほしいと願うことを盛り込んでいます。それは、「ガネーシャ」というゾウの神様が、夢を叶えるために主人公の少年に教える3つの約束です。

1つ目は、「運が良いと口に出して言うこと」
2つ目は、「準備をすること」
3つ目は、「身だしなみを整えること」

 この度、この3つの約束について、劇団「自由人会」から詳しい説明をいただくことができましたので、紹介したいと思います。

1つ目の約束(「運が良いと口に出して言うこと」)は、発明王トーマス・エジソンの言葉からきています。




 エジソンは、数々の発明をしてきましたが、何度失敗しても「成功だ」と言っていたそうです。それは、「この実験が失敗だと分かったから、また一つ成功に近づいた、だから、成功なんだ」ということです。

 このことから、ガネーシャは「自分にとってうれしゅうないことが起きても、まず嘘でもええから『運がよいと思うんや』。口に出して言うくらいの勢いがあってもええで。そしたら脳みそが勝手に運がええこと探し始める。自分に起きた出来事から何かを学ぼうと考えだすんや。」と少年を諭します。



 子ども達が大人になるまでにいいことばかりは続きません。何度も大きな壁にぶつかりますが、そんな時に何でもよいように物事を捉える事の大切さをエジソンの格言から伝えています。


2つ目の約束(「準備をすること」)は、ケンタッキーフライドチキンの創業者のカーネル・サンダースの言葉を小学生に分かりやすいように若干修正した言葉です。

彼は成功するまでにいろいろな苦難を乗り越えてきました。一度は店をたたむところまで追い詰められましたが、店頭販売はできなくても、フライドチキンのレシピを販売することで利益を生むフランチャイズチェ−ンシステムを考案し、爆発的に利益を生み出しました。店頭販売を捨てることで新たな商売を見つけたカーネル・サンダースの例から、ガネーシャは、「一日何かをやめてみる。」と諭します。

人にはそれぞれ持っている器があり、新しい何かを始めるためには、何かを捨てること。そうすることで、新しい何かが入ってくるのです。

今の子ども達は隙間のない忙しい時間を過ごしています。あまり、パンパンに詰め込むと、新しい何かを生み出す土壌を埋めてしまうことに繋がりかねません。何もしない時間、何の予定もない時間。そんなときにこそ子ども達は無限の想像力を膨らませたり、知らなかったことを知る貴重な時間になりうると思うのです。
ただし、「何かをやめる」という考え方は捉え方によっては、間違った行動に繋がりかねないと考え劇中では「何かを準備する」という教えに若干の修正を加えています。毎日が忙しすぎて、必要な明日の準備ができない主人公の少年に準備の必要性(最終的には将来の自分の夢に繋がるため)を伝えています。




3つ目の約束の(「身だしなみを整えること」)はナポレオンの言葉からきています。

彼は「人はその制服通りの人間になる」という名言を残しています。彼は、皇帝即位後も大佐服を着て、自ら陣頭指揮を執る事を兵に示したそうです。服が人の意識に訴えかける影響は大きく、自らの言動も変わることが分かっていたのでしょう。意識は変えようと思ってなかなか変わるものではありません。それよりも環境を変えるほうが結果として人は変わるといわれています。

「パリッとした格好をすれば、歩き方も変わり、品格のある行動ができる。自信も持てる。けれどもだらしない格好をしていると心や考え方もだらしなくなる。だから毎朝、身だしなみを整えよう」と劇中のナポレオンは子ども達に語ります。





 とても、詳しい説明をいただき、子ども達だけでなく、わたし達大人にも当てはまる教訓だと感じました。まず、自分が変わることが大切だなと思った次第です。

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