July 2008 Archives

オーストラリアから便りが届きました

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 今日は一転夏空が戻ってきました。プールからの帰り道、「わあっ!すごい!」という声に水着の子どもたちが桜並木の桜の幹に集まりました。そこには蝉が10匹ちかくもとまっているではありませんか。それもどの木にも手の届く高さにです。静かに手のひらを近づけて2匹くらいを捕まえると「すごい!」と歓声が。ものすごい鳴き声をあげて手の中で鳴いていました。まさに今桜並木は蝉の楽園です。

 この猛暑の中、地球の反対側の冬のオーストラリア・アデレードに5年のホームステイコースの子どもたちが出発して1週間がたちました。今日は交流しているセントアンドリュース校の全校朝礼に出席して、舞台で手話つきの「ビリーブ」を歌ったり、昨年運動会で取り組んだ民舞「御神楽」を踊ったりしました。今年のオーストラリアは記録的な寒さの冬だということです。今日の気温は16度。かなり温かく感じたそうです。大阪とは、20度近く違いますね。

さて、引率している金澤有史教諭と藤原順子教頭より、おもしろいお話が届きました。昨日、セントアンドリュース校のお友達と野球の「国際試合」をしたときのこと。5年の子どもたちはなかなか上手で投打に大活躍したそうです。たまたま内野ゴロを捕った聖母の子どもに「ファースト!ファースト!」とまた聖母の子どもが指示をした時のこと、ひとりの男の子がつぶやいたそうです。「先生、ファーストなんて言ってもここでは通じひんなあ。」思わず教員は吹きだしてしまったそうです。「ファーストって英語やんか。」「えっ?英語やったん?知らんかった。」少しずつ自然に英語での挨拶もできるようになって、ステイ生活を楽しんでいるようです。8月4日の帰国が楽しみです。

夏休みに入って・・・

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 夏休みに入りいかがお過ごしでしょうか。わたしは、22日より24日まで5年のBSC合宿に参加し、子どもたちと一緒に琵琶湖畔でヨットやカヤックの体験をしてきました。昨年は初体験で転覆すること2度。一緒に乗ってくださった子どもさんに大変迷惑をおかけしましたが、今年は何とかひっくり返ることもなく夏の風を全身に感じることができました。子どもたちの上達は早く、最終日には子どもたちだけでなんと岸から5キロ沖までヨットで出かけました。

 今日はプールに97人もの子どもたちが集まってくれました。自由に水遊びをして体を慣らしたあとは、丸橋教諭が1年生と2年生を、嶽教諭が25メートルもうひといきのグループを、芝教諭と宮原教諭が15メートルもうひといきのグループを、そして田畑教諭が25メートル以上のグループを中高用の深いプールで指導しました。暑さがことのほか厳しい今夏。途中でお茶を飲んで休憩しながら、それぞれの課題にチャレンジしていました。なかには連日の練習で急速に泳げる距離が伸びてきた人も。継続は力ですね。

 幼い頃、山の田舎町にはプールを持つ小学校が3校中1校しかなく、そこまでお弁当を持って片道90分を歩いて授業を受けに行っていました。もう遠足のようなプール授業。泳ぐ練習というより汗だらけの体を冷やしに行っていたというほうが正確だったかもしれません。真っ黒な子どもたちの笑顔を見つめながら、ふと昔話を思い出していました。

 

 夏休みが始まって最初の週明けです。この日を待っていたかの様に桜並木の蝉たちが大合唱を始めました。今日は、5年の選択合宿のうち「夏山合宿」と「BSC合宿」が出発しました。「夏山合宿」は男女合わせて10名の参加で、今日は上高地から徳沢へ向かい山小屋で泊まります。「BSC合宿」は51名の参加で、琵琶湖に着くと早速、ヨットやカヤックの操縦を習い、実際に湖面に漕ぎ出したようです。どちらも二泊三日の合宿ですが、みんな元気で楽しい思い出になることを祈るばかりです。

 一方学校ではプール開放があり、全部で120名ほどの児童が楽しく入水していました。また、図書館開放もあるので、涼しい図書室で半日読書や勉強をしている子どもたちもありました。そして6年生は希望制ですが、午前中に補習授業を行いました。24日からオーストラリアに出発するホームステイのグループは、直前の学習会をしました。ホームステイには5年生17名が参加します。

 午後からは、吹奏楽部の練習がありました。先週の短縮授業の期間も毎日午後からマーチングの練習をしましたが、運動会で発表する予定のマーチング・ドリルが大分組み立てらたようです。横一列が揃って前進したり、一斉に向きを変えたり、4人一組で回転したりとなかなか難しい動きもみんな一生懸命覚えたので少しずつ揃うようになってきました。でも、楽器を持って演奏しながらとなると、まだまだ大変なようです。「楽器が重たくて・・・」「汗とつばで滑って吹きにくいわ~」「足がなかなか合わないし、合わすと吹けないし・・・」など子どもたちは口々に言いながらも頑張っています。今年はユニフォームも新しくなります。運動会の本番ではきっとすばらしい発表ができることと思います。

 1学期が終わりました。子どもたちは手にした通知票(本校では『のびゆくすがた』と呼んでいます。)をどんな気持ちで見つめていることでしょう。校長室から、先生たちがひとりひとりに声をかけながら通知票を渡している光景を思い浮かべていました。

通知票というと忘れられない思い出があります。4年生の担任だった1学期の終業式の日のことです。わたしはいつものように「よく頑張ったね。特に国語が伸びたよ。」「算数を夏休み頑張ろうね。体育はすばらしいよ。」とひとりひとりに声をかけながら、通知票を渡し終わりました。「では、元気に夏休みを過ごしてね。さようなら。」と最後の挨拶をして子どもたちは元気に帰っていきました。それから1時間ほどたった時、1本の電話がかかりました。「先生、かずこが帰ってきてからずっと泣いているんですけど。」電話はかずこちゃんのお母さんからでした。「えっ、何かあったんですか。」かずこちゃんは2年でも受け持ったことのある活発なお嬢さんでした。めったに泣くなんてこともないのに・・・何があったんだろう。「それがね・・・先生、ごめんなさい。かずこがね、先生、わたしのこと、嫌いなんやっていうんです。何でそんなこと思ったのって聞くと、みんな先生から声をかけてもらって通知票をもらったのに、わたしのときだけひとことしか声をかけてくれなかったって言うんですよ。こんなこと言ってごめんなさい。」お母さんの話にわたしはびっくりしました。でも思い出すと、確かにかずこちゃんには「がんばったね。」としか声をかけなかったのです。2回目の担任という甘えもわたしにあったのかもしれません。「お母さん、すぐに行きます。ごめんなさい。」わたしが家にかけつけたとき、照れくさそうに笑ったかずこちゃんの顔が今でも忘れられません。

明日からの夏休み。ひとりひとりにとって素敵な夏になりますように。

 1学期も残すところ明日のみ。いよいよ夏休みが始まります。昨日には梅雨が明けたとか。蝉の鳴く声も日に日に勢いを増してきました。夏休みに入ると、7月中はプール開放や図書館開放があったり、6年の補習、吹奏楽部の練習があったりします。また5年生にとっては「夏山コース」「BSCコース」「オーストラリアホームステイコース」の3つに分かれて行われる選択合宿が始まります。今日はそのうちの「夏山コース」と「BSCコース」の事前学習会が行われました。この模様をご紹介しましょう。

 まず「夏山コース」ですが、目指すは信州・上高地付近。徳沢園に宿をとり美しい夏山を背にトレッキングを楽しんだ後、飛騨高山に移動。朝市や陣屋跡を見学して情緒豊かな小京都を味わいます。今日の学習会には実際の登山服に身をかため、リュックにも本番同様の装備を入れて、列をつくって校内を歩く練習をしました。また変化の激しい山の天気に対応するため、すばやくリュックから雨具を取り出し着る練習も行いました。何度も荷物を出し入れしながら、いかにスピーディーに確実に行動できるかを中心に体験していました。

 次に「BSCコース」ですが、琵琶湖の蓬莱にあるBSCウォータースポーツセンターで、ヨットやカヤックのマリン実習を体験します。ヨットの構造や操縦の仕方を学んだあと、二人一組でヨットに乗船し、広い琵琶湖の沖に出かけます。今日の学習会では、ビデオでヨットの操縦方法を学習しました。あと数日で自分が操縦するんだ!という緊張感の中、目を輝かせて真剣に学んでいました。

 どちらの合宿も22日から24日の二泊三日で行います。体験をひろげる楽しい合宿も目前です。

 「まるでファンタジーの世界みたいだな。」教師として初めて合宿に引率した夜、寝静まった部屋を見回りながら呟いた言葉です。昼間あんなにやんちゃをしていた子どもたちの寝顔の可愛いこと。神々しくさえ思えます。1年の合宿で友達とくっついたり重なったりしながら眠る顔にも同じことを感じました。大変だった布団の片付けも、終わった人がどんどん手伝って、きれいに片付きました。「一緒にやったげる。そっち持ちや。」広い体育館のあちこちで、何人もが協力しながらシーツをたたむ姿が見られました。「困っている人をみたら、ほっとけない。」1年生も立派に聖母の子どもとして成長しています。たくさん見つけた友達の良いところや自分の頑張ったことを、ぜひおうちの方にお土産話としていっぱいお話してあげてくださいね。

 今日は警備会社の方にお越しいただき、3年を対象に安全教室を開きました。特にひとりでおうちに帰るとき、またひとりでいる時に電話がかかってきたとき、どんなことに注意したら良いかをみんなで考えました。「家の鍵を見せない」「家の周りをよく見る」「郵便ポストをチェック」「誰もいなくてもただいま!と挨拶」「中に入ったらすぐに戸締り」の5つの頭文字をとって『いい湯だな』作戦を学びました。さらに電話に対してはどんなに甘い言葉にものらず、絶対に住所は教えてはならないことも学びました。代表の人が実際に受話器を手に、しつこく住所を聞きだそうとする相手に必死で「教えられません。」と答える場面はなかなか迫力がありましたよ。これからの夏休みに生かしてほしいものです。

今日から明日にかけて、1年の校内合宿です。

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 「校長先生、見て見て!」と2人の3年生の女の子が、手に蝉の幼虫の抜け殻を宝物のように持って登校してきました。いよいよ夏本番です。学校の敷地の中ではセミナーハウスの森の蝉が一番に鳴き始めます。このあたりの生態なのでしょうか。蝉はすべてクマゼミ。透明の羽根を持った大型の蝉です。わたしが育った田舎では蝉といえばまだらの羽根のニイニイゼミか、茶色の羽根のアブラゼミと決まっていたものですから、はじめて知った時はびっくりしました。幼い頃、針金を輪のように円く曲げて細長い竹の先に取り付け、これに蜘蛛の巣を綿菓子をまくようにクルクルとまきつけて、それを蝉がとまっている木にそっと近づけては採ったことを思い出します。

 今日から1年の校内合宿が始まりました。開校式で元気良く聖歌や校歌を歌ったあと、準備してきたペットボトルにきれいな飾りを紙コップなどやストローでつけて、水に浮くおもちゃを作りました。プールで遊ぶ前におやつの時間。先生たちが切り分けてくださったスイカを口いっぱいにほおばり、種とばしを楽しみました。いよいよ水遊び開始!自慢のおもちゃを浮かべて思う存分水遊びを楽しみました。着替えたあとはみんなで分担して食事の用意や体育館での布団敷き、水着の後片付けを仲良くしました。待ちに待った夕食はカレーライス。おかわりする人もたくさんいました。その後は、校内オリエンテーリング。「おばけって出ない?」と真顔で聞きながら、夜の教室へ出かけていきました。いくつかの教室で、先生たちがいろんなゲームを作って待っていてくださり、一緒に遊びました。クイズをしている教室、ボーリングゲームをしている教室など。そして校長室ではじゃんけんゲームをしました。十分楽しんだあとは、心を落ち着けてお祈りの集い。真っ暗な体育館の中央に輝くキャンドルツリーを輪になって囲み、今日一日元気で過ごせたことに「ありがとう」を言いました。みんなで寝る初めての合宿の夜。どんな夢をみるのでしょう。

 短縮授業を待っていたかのように、桜並木から蝉の鳴き声が響き始めました。濃い緑の葉をいっぱいにつけた桜の枝は、校舎につながる通路の上にうっそうとおおいかぶさり、夏の日差しを遮っています。今日から始まった、午後からの個人懇談会にお越しの保護者のみなさまも、この木陰に入られてほっとしていただけるのではないでしょうか。

 今日は各学級で、「楽しい学校生活を過ごせていますか」という視点で、子どもたちにアンケートに協力していただきました。本校の学校評価の一環として、私たち教師が行っている授業を中心とした学校生活が、どの子にとっても心から楽しいものとなっているかを把握しようと実施いたしました。この結果は9月には保護者のみなさまにもお伝えして、より充実した学校となるようにご意見を頂戴し、後期の教育活動に活かしていく計画です。子どもの目線に立って、どの子にとっても一層学びがいのある、楽しい学校を創っていきたい。そんな決意をこめて学校評価に取り組んでまいります。

 いよいよ明日からは1年の校内合宿が始まります。広い学校でおうちの方と離れてお友達と生活する2日間。1年の先生はもちろんのこと、全員の先生方で楽しい合宿になるよう準備しています。元気に来てくださいね。

今日は、今学期最後のロザリオの祈りでした。

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 今日は時間割にそった普通授業の最終日。来週からは午前中時間だけの短縮授業となります。朝の聖堂には、学期最後のロザリオのお祈りに、ほぼ聖堂いっぱいの子どもたちが集まってくれました。「いただいたお恵みに感謝してお祈りをしましょう。」という高学年の宗教委員の招きの言葉に続いて、全員でのお祈りの声が静かな聖堂に響きます。手にした袋には、お祈りに通っていただいたビーズが入っています。「あと少しでロザリオが作れます。」朝の聖堂には、お祈りが大好きな聖母の子どもたちの笑顔があふれていました。

 「校長先生!こんなん見つけました!」なんと年生の男の子の可愛い手の中には、桜並木の木の根元に地面から出てきた茶色い蝉の幼虫が、動いていました。「すごい!でもこの幼虫って地面の中で年くらいも過ごしてたんだよね。」と話すと、「知ってる!」と目を輝かせて答えてくれました。いよいよ、梅雨明け。時を同じくして始まる桜並木での蝉の大合唱!聖母のキャンパスにも真夏の日差しのもとに、命がいっぱい輝く季節が、もうそこまでやってきています。

ホームステイに参加する準備をしています。

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 5年生は夏休みになってすぐ選択合宿があります。各自が三つのコースから選んで参加します。それは琵琶湖でヨットやカヤックに乗るBSC体験合宿(2泊3日)、信州の山に登り山小屋に宿泊する夏山合宿(2泊3日)、そしてオーストラリアのアデレードにあるSt.Andrew's schoolにお世話になり、現地の保護者の家庭で過ごすホームステイ(10泊12日)のコースです。

 その中でもホームステイに参加する子どもたちは、6月末から事前学習会を週に1回行ってきました。今日は4回目です。オーストラリアのことを学習したり、簡単な英会話をしたり少しずつホームステイに向けて気持ちも高まってきているようです。今日は実際の紙幣やコインも見せてもらって、通貨の学習もしていました。現地校の全校集会では、歌と踊りを披露する予定でその練習も頑張っています。歌は手話をつけて「ビリーブ」を、踊りは去年運動会で発表した民舞「みかぐら」です。

 出発は24日の夜ですが、それぞれがお世話になる「ホストファミリーはどんなおうちだろう。」「初めて会った時はなんと言ったらいいだろう。」と子どもたちは期待と不安で一杯の様子です。英語があまり話せなくても、きっとたくさんの友達ができ、すばらしい経験ができることでしょう。

文化教養部主催の講演会が行われました。

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 保護者会の学級委員会には、文化教養部・ボランティア部・広報部の3つの活動部があり、保護者相互の親睦を図る企画や研修する企画を推進していただいています。今日はその中の文化教養部が主催された講演会に参加しました。演題は「大人の知らない携帯電話の危険」。寝屋川市教育委員会から竹内和雄指導主事をお招きして、現在の中学生の実態調査をもとに、携帯電話をめぐる現状とその危険性についてわかりやすくお話いただきました。寝屋川市の中学生の8割近くが所持している携帯電話。ところが1日になんと3時間以上もこれに触っている生徒が男子で21%、女子では35%もいるという実態が報告されました。生徒の中では「5分以内にメールを返さなければ仲間はずれにされる」と言った5分ルールなるものがあり、友達関係から外されないために携帯電話に必死で依存している姿が紹介されました。さらに、親に隠れてつくる「ホムペ」と呼ばれる携帯電話版のホームページは、さまざまな有害サイトへの入り口になっていて、出会い系などの性犯罪の温床に繋がっていることも実例をあげてお話されました。100人近い参加者の方々も「本当に知らないことばかりで・・・恐ろしいですね。」との感想をみなさんが持たれたようで、真剣にお話に聞き入っておられました。最後に竹内先生から伺った言葉がとても心に残りましたので、ご紹介いたします。

 「携帯電話の問題は、機械の問題ではありません。実は『出会い系』にはまっていく子どもだって、危険なことはわかっているわけで、それでも命がけでするわけです。それは何故か。わかってくれる大人や仲間がほしいからなのです。したがって、問題の解決は家庭での親や学校での教師とのかかわりにかかっています。つまり心の問題なのです。」

 携帯電話を持ちたがる子どもが本当に求めているのは、真剣にかかわってくれる人の心であるという結論。おおいに保護者のみなさまとも考えていかねばならない課題だと感じました。

卒業生が来校しました。

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 朝の激しい雷雨に、どの子もびしょぬれになって登校してきました。雷の稲妻に「こわい!」と震える子、「傘を忘れちゃった。」と友達の傘に小さくなって入ってくる子。滝のように雨水が流れる道路から、足早に校門に入っていきました。それでもわたしや、2人の守衛さんに雨音よりも大きな声で元気な挨拶をしてくれた人が多かったです。梅雨明けが待たれますね。

 ちょうど中学や高校もテスト期間で、早く学校が終わるせいでしょうか、卒業アルバムを受け取るための中学1年生数名をはじめ、高校2年生になった男子の卒業生も懐かしい顔を職員室に見せてくれました。卒業生が来てくれると、職員室の奥にある白いテーブルにご案内することになっています。ここは普段は教員が休憩する場所で在学中は入ることができない場所なのですが、そこに座ってお茶を入れてもらい担任だった先生と話すのが恒例となっています。

「小学校が振り返っても一番楽しかったなあ。授業中にあんなことをしてたなんて今は信じられないけど。でも友達の団結は強かったなあ。今も仲良しやで。先生。」やんちゃをして在学中にさんざん叱られた卒業生が、しみじみと旧担任に話す言葉を聞きながら、温かい気持ちになりました。これからも卒業生が何度でも訪ねてくれる学校であり続けたいと思います。

 「笹の葉さ~らさら のきばにゆれる・・・」今日は七夕。朝礼では七夕祭りについてお話しました。この日は祖先の霊に豊作を願うお盆とも重なり、古来より宮中では豊作の占いを目的に「相撲」が行われたことが記録に残っています。また民俗学では、農業を司る水の神に対して、川の清流に棚をつくりそこに織機をおいて神に捧げる織物を織る神事も行われたとか。このことから「棚機(たなばた)」という言葉が生まれたという説もあります。この日本古来の風習と中国の星にまつわる伝説がまざりあって、今の七夕が作られていったのでしょう。D棟2階には、3年生が願い事を託した笹が飾られています。今日はその願い事から・・・「しょうらい、やくざいしになれますように。」「テニスプレーヤーになりたいです。」「聖母の先生になれますように。」嬉しいですね。現実派もあります。「じゅぎょうにしゅうちゅうできますように。」「テストで満点とれますように。」「わすれものが少なくなりますように。」ニュースに敏感な願いもありました。「地球おんだんかがなおりますように。」「とうやこサミットがうまくいきますように。」そしてみんなの幸せを願う願い事もたくさんありました。「世界中が平和になりますように。」「クラスが毎日平和で、勇気をもってこまっている人をたすけられますように。」みんなの願いがかなうことを祈るばかりです。

転校された方から嬉しいお便りが届きました。

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 今日は今学期最後の矢野神父様による祈りの集いがありました。「大切なのは頭ではなく心です。自分が信じたことに忠実に生きること。これが幸せへの道です。」とお話がありました。「信じたとおりに生きる」ということに関して心温まるお話があります。

 昨日のことですが、2年前に転校された女の子とお母さまから、小包が届きました。在校生のお母さまからリサイクル品を学級委員ボランティア部さんが集めておられることを聞かれて、きれいに洗濯された校内着を送ってくださったのです。そこにこんな心のこもったお手紙が添えられてありました。「聖母で使っていたものは今まで大切に持っていたのですが、もう小さくなってしまったし、どなたかに着ていただけた方がお役に立てると思ったようで、娘が『学校に寄付したい』と言ってきました。ランドセルは今ももちろん使っております。制服だけはずっと大切にしておきたいようです。」聖母の小学校を離れられても、こうして聖母のことを大切に思ってくださっている方がいてくださることに、わたしは胸が熱くなります。聖母で学んだことを信じて、わたしも一緒に生きていきたいと思います。

 一気に夏到来を感じさせる日差しの一日でした。中間休みに遊んでいる子どもたちも汗びっしょり。「見て見て。」と得意のうんていを披露してくれる1年生。ドッジボールに夢中の2年生。大運動場では4年生がラケットベースに熱中していました。木立の広場では、4年生と6年生がターザンロープでスイングしたり回転したり。木のかなり上の木陰には木登り名人の男の子が涼んでいました。こんな日のプールは子どもたちにも大人気です。午後からは2年生が、けのびからバタ足の練習にみんな頑張って取り組んでいました。自由時間になるとあちこちで大きな水しぶきをあげながら、本当に楽しそうに遊んでいました。

 今日の校長室にはさまざまなお客様がありました。「先生。友達とけんかしてしまって...。」と少し沈んだ男の子。「いらんことして、もう親友じゃない!って言われたんやけど、どうしたら良いと思いますか。」隣に座りながら、「困ったなあ。でも仲直りしたいんでしょう。」と尋ねると大きくうなずくので、「よし。担任の先生に相談することやな。絶対力になってくれるから。勇気出して自分で先生に言うんだぞ。」しょげていた男の子は少し元気になって出ていきました。うまく解決できることを祈るばかりです。そうかと思うと「先生、疲れてるんで、聖歌を歌ってくれませんか。」と入ってきた男の子もいました。何でも誰かに校長室に言ったら聖歌を歌ってもらえると聞いたらしいのです。「何にする?」とリクエストを聞いてから、ギターに合わせて一曲。なんと彼は目をつぶって聞き入ってくれていました。歌が終わると「あーすっきりした。本当に癒されました。先生ありがとうございました。また疲れたらきます。」と言って出ていきました。校長室のふかふかのソファーには魔法の力があるようです。

 1学期最後の月に入りました。校門で「今日、先生プールやで。いいやろう。」と5年生の女の子。確かに久しぶりに爽やかな青空のもとでの授業になりました。さて今日の中間休みは2年生のドッジボールに入れてもらうことに。「先生、約束!絶対来てや。小運動場でやってるし!」「わかった!明日ね。」と前日二人の2年生とした約束は守らねばなりません。片方のコートに入ると「やったあ!校長先生が一緒や!」ともう勝ったかのような大騒ぎ。まるで必勝請負人の気分でコートへ。ところが...いきなり投げられた男の子のボールを受け損ねて、まさかの外野行き。「当てたぞ!やったあ!」ともう相手チームは大喜びする一方で味方のみなさんの「えーっ」という冷たい視線を感じながら退場となりました。なんとしても次回は活躍して「さすが、校長先生!」と地に落ちた信用を取り返さなければ、と誓っています。2年生、よろしくね。

 また3年生の教室で宗教の授業をさせていただきました。歌舞伎の三味線奏者、野澤松也さんが取り組んでおられる「創作浄瑠璃」(民話などを小学生にもわかるように三味線に合わせて語られる浄瑠璃)のひとつ「降積雪六笠地蔵(ふりつもるゆきにむつのかさじぞう)」を教材として授業をしました。2年の国語で学んだ「かさこじぞう」が出典なので、美しい三味線の音と語りに容易にイメージを膨らませたようです。おじいさんが感じた「幸せ」をさぐりながら、本当の「幸せ」ってどんなものなのか。みんなで考えました。家族がいること。友達がいること。ニコニコと笑えること。「幸せ」はなるものではなくて、感じるもの。そんなことに気づいてくれたようです。