「悲しいわ。」横断歩道を渡る際につぶやいた2年の男の子がいました。すぐに追いかけていって「何で?何が悲しいの?」と尋ねました。「決まってるやん。明日から学校休みだもん。」本当にちょっとがっかりした表情で答える彼のことが、今朝はとても心に残りました。楽しいはずの冬休み。でも、学校に行けば友だちや先生に会える!家で過ごす休みも楽しいけれど、でも学校が楽しい!そう言ってくれる彼のような子どもをいっぱいにしなければ!と強く思ったのです。
終業式では、「年度が変わるお正月。これを機に今日までやってきたことを振り返ることが大切です。頑張ったこと、力がついたこと、人に親切にしたことなどは、これからもどんどん伸ばしていきましょう。けれども、さぼったこと、人が悲しむようなことをしたことなどがあれば、必ず改めましょう。必ず人は変わろうと決心すれば、変われるのです。忙しい年末年始ですが、必ずひとつは家で家族が喜んでくださるような行いを決めて続けましょう。」というお話をしました。何でもやってもらって当たり前の生活ではなく、この冬休み、家族の一員として自分に何ができるのかを考えてみることも大切なことだと思います。そして、学年に応じてこの学期の自分を、またこの2008年の自分を振り返ってみる有意義な冬休みにしてほしいものです。
余談ですが、下校時間に桜並木や正門付近で子どもたちを送り出していますと、3年の子どもたち数人が話しかけてきました。「校長先生、来年は2009年ですよ。間違えないでくださいね。」「そうそう、びっくりしたもん。」というのでよく聞くと、終業式のお話のなかで「来年2010年は...」と年度を間違えていたらしいのです。「よく聞いてたなあ。」と赤面しながら照れていると、「当たり前やん。みんな校長先生が間違えたとき、ええ?ってざわついたの、先生気がつかへんかった?」とのこと。「何や、気がついたんやったら、言うてくれたら良かったのに。」と言うと「そんなん無理やわ。なあ。」とみんな大笑い。穴があったら入りたい気持ちでした。聞いていたみなさん、ごめんなさい!
またみなさんと元気にお会いできるのを、心待ちにしています。どうぞ良いお年をお迎えください。