January 2009 Archives

 明日で1月もおわり。この間お正月を迎えたように思いますが早いものです。まもなく暦は立春を迎えます。今日は1年生の日記をご紹介します。

 

 先生、あのね。きょう学校で水やりをしたとき、めが出ていました。

 しらないまにせい長していたので、うれしかったです。

 いつもようすを見て、きょうゆうまでに水やりをしています。

 ぼくは、赤くて大きくてかわいいチューリップがさいてほしいです。

 チューリップがさくころには、はるで、1年生が入学してくるので、

 チューリップでおいわいしたいです。

 でも、まだいろはわかりません。

 なにいろかなあ。

 

 季節は確実に春に向かっていることを毎日の水やりで感じてくれているのですね。そして、自分はひとつ上の2年生に。今使っている教室に小さな小さな弟や妹たちが入学してきてくれて、このチューリップをながめてくれる。喜んでくれるかな。そんな気持ちが伝わってきますね。どうして赤いチューリップだといいなあ、と彼は思ったのでしょう。しかも「大きくてかわいい」チューリップです。ひょっとすると、自分たちを迎えてくれたチューリップのなかで、彼が大好きになったものがそうだったのかもしれません。草木もこうして命を伝えていきます。1年生もお花をとおして大切なことをチューリップに託して伝えてくれるのだ。そんな気がします。

 昼食の時間が終わったころ、4年生の男の子が3人、校長室に飛び込んできました。「校長先生、今日はどうですか...。」どうですかって言われてもお読みになっているみなさまには何のことかさっぱりわからないと思います。実は本校では柔らかいゴムボールを使って野球をする際に、テニスラケットやプラスチック製のバットを使うときには、必ず教師が立ち会って安全に遊べるように指導することになっています。つまり見てくれる先生がいなければ、これらの道具を職員室から持ち出すことはできないきまりになっているわけです。だから「今日は僕たちが野球をするのを、ラケットやバットを持ってきて見ていただけますか。」と、彼は言っているのです。通常は担任の先生にお願いしているのでしょうが、今日は何か手があかなかったのでしょう。そんなときは必ず校長に出動要請が下ります。以前「クイズミリオネア」という番組で司会者が「...残念!」ともったいぶって発言したように、わたしもたいてい少し黙って彼らの顔を見つめることにしています。3人の子どもとのにらめっこならぬ沈黙が続きます。やってくれるのか、どうなのか...。「よしっ!行こう!」「やったあ!」3人は大声をあげて飛び出していきました。今日は4年生10人くらいに5年生がひとり、3年生が7人くらい集まってゲームを始めました。女の子もひとり混じっていました。違う学年でしかも男女で仲良く遊べるのは、うちの子どもたちの長所だと思います。

 実はわたしが大阪聖母に来た約11年前。野球は禁止されていました。けれどもやがて教師が安全に配慮するならばということで柔らかいゴムボールでの野球は許可になりました。バットはプラスチック製のもののほかにテニスラケットを使うので、初めての子どもでも女の子でも簡単に遠くに飛ばせます。そしてルールにも子どもたちなりにいろんな工夫があります。たとえば、ヒットを打ってもボールがピッチャーに戻った瞬間にランナーは進塁できなくなり、塁間にいたなら「もどり」といって前の塁に戻ります。アウトも2アウト交代。ときには打順が一巡したところでチェンジというルールもあります。ベースは大運動場にある古いタイヤ。限られた時間でできるだけたくさん遊ぼうという気持ちがこんなルールを生み出しました。おもしろいものですね。子どもたちには、広い広い恵まれた運動場を使って目いっぱい遊んでほしいです。

 中間休みの時間に縄跳びを片手にもって桜並木に飛び出してみました。普段は当然スーツを着ているわけですが、これが遊びには適しません。(当たり前ですが...)教師になった年にも、せっかく新調したスーツを体育館の釘にひっかけて破ってしまったことがあります。高校の野球部の監督に作っていただいた青い上等のスーツでした。帰省するたびに「おい、あの作ってやったスーツはどうした?気にいらんかったか?」と監督に尋ねられるたびに「上等すぎてしまっております!」と直立不動で冷や汗をかいて答えたものです。香里に転勤してからも2枚くらいはズボンのお尻の部分を破ってしまいました。スーツの胸にドッジボールの円い跡をつけたこともありました。ともかくスーツは遊びに向きません。今日も上着を脱いでトレーナーに着替えて出かけました。

 まず出会ったのが3年の竹馬に夢中になっている子どもたち。上手に乗れる男の子がなんと竹馬でダンスを踊っています。あとの女の子は何度も何度もチャレンジするのですが、どうもうまく乗れません。「校長先生、乗って。教えて!」困るのはこんなときです。わたしはまったくの素人で乗ったこともないのです。「では、ちょっと...」と片足を乗せて転げそうになりました。「なんや、乗れへんやん。」自分も乗れない女の子にきつく言われてしまいました。隣では1年生が独楽をまわしていました。「昨日までな、ぼくできひんかってん。でも、先生、見ててや。」と男の子がエイッと独楽を投げると...見事、独楽はしっかりまわっています。「すごいやろ。教えてもらって家でも練習したらできるようになってん。」自信ってすごいですね。その隣で何度投げてもうまくまわらない男の子が必死に練習しているのがとても心に残りました。頑張れ!頑張れ!応援している自分がありました。

 「校長先生、二重跳びできる?」と尋ねてくれたのは4年の女の子でした。やった!という感じ。これだけは今でもできるのです。ビュンビュン、ビュンビュンと自慢げに跳びましたが、10回くらいで失敗。「なんや、10回か。わたし最高34回やで。先生、見とりや。」彼女の技にただただ感心して脱帽。それにしても小学校でできるようになったことって、結構大人になってもできるものだと思いませんか。どんなことでもいっぱい遊んで、できる友だちをおおいに羨ましがって、練習をするって大事ですね。桜並木にはチャレンジする瞳がキラキラしています。

 今日は休み時間になって6~7人の1年生が校長室を訪ねてくれました。先週から出張があったりして、学校に来ていない日もあったので、きっとその間は何回もドアをノックしてくれたのでしょう。コンコン、コンコン、という可愛いノックに続いて「いるいる...校長先生、いるわ...」なんて話し声がして入ってきてくれます。ふだん座ることのない6つのソファーのクッションは大人気。「校長先生はきれいな部屋であったかくして...ええなあ。」なんて声もします。そのときです。電話のベルが鳴りました。「校長先生、電話です!。」可愛いたくさんの秘書たちはそう言ったかと思うと、「シッ!...静かに!」と一斉に沈黙。真剣な顔にくすっと笑いながら、わたしは受話器を取りました。ちょうど子どもたちに背中を向けてお話していたのですが、そこにいる子どもたちが身動きひとつせずに静かに待っていてくれるのを感じていました。やがて電話が終わり、ほっとした空気が流れた瞬間、今度は「すみません。校長先生、よろしいか。」と先生の来訪。子どもたちは静かにソファーから立ち上がり、お行儀よく出ていきました。「ごめんね。」せっかく休み時間に来てくれたのにとは思うのですが、お客様のときは外に出る約束になっているのです。先生とは少しこみいった話でしたので、なかなか終わることができずにいたのですが、途中2回くらい遠慮がちに小さなノックをして、外で待っていることをそっと知らせてくれていました。やがて休み時間終了のチャイムが鳴ってノックの音もしなくなりました。「悪かったなあ...」と思いますが、これだけはどうしようもありません。

 そんな今日の帰り、いつものようにたくさんの1年生が次々とドアのところから顔を覗き込んで、「校長先生、さようなら。」「さようなら!またあした!」と挨拶をしてくれました。「さようなら!」と手を振って答えていると、その中の3人の女の子がわたしの机のところまで入ってきました。休み時間、ずっと待っていた子どもたちの中の3人でした。「先生、握手!」にっこり笑いながら一人ひとりと握手をしました。明日はゆっくりお話できるといいなあと思いながら...。校長冥利に尽きるしあわせな一日でした。

 先週は私立小学校連合会の研修で、木曜日から東京に出かけておりまして久しぶりのブログとなります。朝一番に出会った1年生が「あっ、校長先生。久しぶり!」と声をかけてくれました。5日ぶりだったわけですが、嬉しいものですね。「おうっ、元気だった?」と笑顔で挨拶を交わしました。

 全国的なインフルエンザの流行が報道されていますが、本校でも先週後半からインフルエンザで欠席する子どもが目立ちはじめ、学校医の先生とのご相談のうえ学級閉鎖にする学級も出てきました。このため今朝の体育館での全校朝礼は中止になり、放送を使っての朝礼になりました。まだまだインフルエンザは広がる様子を見せており、学校でもうがいや手洗いを励行していますが、おうちでも早めの休養・受診をお勧めいたします。

 欠席があいつぎ暗い話題が多いのですが、今一番明るく嬉しい話題は、多くの6年生が受験を終えて学校に戻ってきてくれたことです。今日朝礼でも放送でお話したのですが、6年生は下級生にとって憧れであり、全校を照らす太陽のような存在です。その6年生が学校にいてくれることの安心感はもちろんのこと、その表情が底抜けに明るいなあと感じるのはわたしだけではないと思います。本来の6年生らしい穏やかな表情に一気に戻り、あちらこちらに友だちと元気に楽しく遊ぶ姿が見られるようになりました。まるで、雲の切れ間から顔を出した太陽がパアッと明るくあたりを照らすように。残された全校での行事は音楽発表会であり、作品展示会であり、そして6年生の門出をお祝いする卒業式です。6年生はもちろんのこと、下級生にとっても、仲間や先輩・後輩と過ごす限られたこの毎日を、大切に大切に過ごしてほしいものです。

 今日も藤原が書かせていただきます。今朝ほどは学院全体のコンピュータサーバーがダウンしてしまい、保護者のみなさまに大変ご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。申し訳ございませんでした。本校では、お子さま方がICタグをかばんに入れて登下校された時に、その安否情報(駅や校門通過を知らせるもの)が保護者の方へメールで配信されるようになっています。サーバーダウンのためにメールが配信できなくなったのです。早朝に私が出勤した際、異常に気づいてすぐに対処しようとしたのですが、子どもたちの登校には間に合わず、ご心配をおかけしたのです。

さて、昨日は2年生が運動場で「安全教室」という学習をしていました。警察署の方から横断歩道の渡り方や、道の歩き方などを習い実際に体験学習をしていました。今日は1年生が「安全教室」の学習をしていました。登下校の途中や外を歩いている時に事件にまきこまれないよう、わかりやすく教えていただきました。『イカのおすし』というキャッチフレーズで大切なことを覚えていました。これは「イカない。(ついていかない)らない。(車に乗らない)おごえをだす。(大声を出す)ぐ逃げる。らせる。(知らせる)」という意味で、子どもたちにとっても覚えやすくなっていました。「もし、怖いめにあったらとにかく大声で叫びましょう。」と教えていただき、子どもたちは思いっきり声を出して「助けて~!」と叫ぶ練習をしていました。

音楽発表会に向けての練習が始まっています。

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 今日のブログも教頭の藤原が校長に代わって書かせていただきます。

 私は5年生の音楽の授業を受け持っていますが、5年生は先週スキー合宿に出かけていたので授業はなく寂しい思いをしていました。今日は音楽の時間があり、2学期の終わりに決めていた音楽発表会の曲の練習にとりかかりました。二部合唱で2曲発表する予定ですが、その中の『With  you smile』という歌は子どもたちはとても気に入っているようで、「音がわからへん」といいながらも一生懸命声を出して歌っています。5年生は合奏もする予定で曲名は『波乗りジョニー』です。

音楽発表会は2月22日(日)に開催いたしますが、どの学年も一つになっての学年発表です。1年生は『クラスの歌メドレー』を歌いますが、これは2学期に3クラスそれぞれの子どもたちが音楽の時間に作ったオリジナル曲だそうです。「鍵盤ハーモニカでドレミファソの5音を学習したとき、その5音を組み合わせて曲作りをしました。そして作詞もしたのですよ。」と担当の松村真紀教諭に伺いました。どんな曲なのか楽しみです。また、6年生は、1年生から5年生の音楽発表会で歌った曲の中からお気に入りのものをメドレーで発表するとのことです。どの学年も発表会に向けて練習が始まっています。これからも時々練習の様子をお知らせしたいと思います。

 今日は2年生と4年生の参観があり、保護者のみなさまに授業をご覧いただきました。あわせて2年の学年ミサがあり、保護者席も満席になるほどのご参加をいただきました。ちょうど1年前にミサをはじめて体験した子どもたちが、びっくりするほどしっかりと受け答えをし、聖堂に響きわたる元気な声で聖歌を歌う姿に、1年の成長を感じてとても心が温かくなりました。矢野神父さまからは、「体を見なさい。すべてが心臓だったら、すべてが脳だったら困りますね。どこの部分も無くてもよいところはひとつも無いのです。足の小指の爪が無いだけで、人は歩けませんし、手の爪が無いだけで物をつかむことすらできなくなるのです。わたしたちもこの体の部分のように、大切な一人ひとりなのですよ。」とわかりやすいお話がありました。こののち、「共同祈願」というお祈りのなかで代表の子どもが唱えたお祈りが、わたしには深く心に残りましたのでご紹介します。良い友だち関係を育てていく責任を深く深く感じながら、ともに祈りました。

  「わたしが、この大阪聖母学院小学校に入学したときは、同じようち園の子が一人もいなかったので、友だちができるかなととても心ぱいでした。でも2年生の今、わたしにはたくさんの友だちができました。このごろわたしは、おにごっこやてつぼうで、いつも友だちとあそんでいます。わたしがてつぼうでできなかったことも、休み時間に友だちが教えてくれてできるようになり、うれしかったです。わたしは、友だちがかぜで休んだりすると心ぱいになって、早くなおってほしいなあと思います。友だちから、あたたかい気もちがつたわってくると、わたしも友だちにやさしくできて、とてもなかよく毎日がすごせます。合しゅくでは、家をはなれてどきどきしたこともあったけど、友だちがいっしょだったので楽しかったです。これからもたくさんの友だちと学校生活が明るくなかよくすごしていけるよう、かみさま、わたしたちをおまもりください。」

放課後、高校生の卒業生と楽しく遊んでいました。

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今日は教頭の藤原がこのブログを書かせていただきます。

 今日は午後から高校二年生の卒業生4人が遊びに来ました。(先週から多くの私立中学校では入学試験が始まり、学校は休校のようです。)放課後になると大運動場で子どもたちと一緒に遊んでくれていました。

 毎日のように中間休みや放課後の時間になると、4年生が職員室にやってきます。そして、「ラケットバースお願いします!」と元気よく・・・「わかった、この前は行けなかったから今日は行こうか。」と仕事をおくと、にこっと笑顔を見せてくれました。プラスティック製のバットとテニスの古いラケット(使いこなしていたんでいてもお気に入りのものがあるのです。)を持って運動場に出て行くと、そこには先ほどの卒業生を囲んで4年の男子がたくさん集まっていました。ちょっぴり格好いいお兄さんたちは、すでに人気者です。最初は高校生がバットを持ち、4年生がピッチャーをしていました。どの子も少し緊張して投げていました。お兄さんは手加減をしてくれているようでしたが、それでも打ったボールは遠くに飛びなかなか拾えないのです。チェンジしてお兄さんが投げるボールを上手く打った時は得意そうな顔で一塁に向かってダッシュしていました。今日のラケベ(みんなはこうよんでいます。)はとてもにぎやかで、3年生も「いれてもらえる?」とおそるおそる加わり、いつの間にか女子も仲間に入っていました。「女子やのに~!」と大声で叫ぶ男の子の声がして、何があったのかとホームベースの方を見ると、どうやら手加減していた高校生も少し本気で投げてしまったようで、女子が打てなかったので男子がかばっていたのでした。本当にほほえましく嬉しく思いました。近くで遊んでいたサッカー少年たちもお兄さんたちに相手をしてもらいたかったようで、下校の時間ぎりぎりにやっと、シュート練習をしてもらっていました。

 こうやって卒業生が尋ねてきて後輩たちと遊んでいる姿をみて、これからも子どもたちが仲良く、卒業しても帰ってきてくれる学校でありたいと願って止みません。

 

 今日は1年と3年の授業参観がありました。ご来校いただきありがとうございました。

 さて、いよいよ明日以降多くの私立中学校の入学試験が始まります。特に明日は、本校の6年生の多くが自分の第一志望校にチャレンジします。聖母での学校生活を大切にしながら後輩の面倒をしっかりと見ながらリードしてきてくれた6年生。どうか、今日までの努力が自信と支えになって、培った力を存分に出し切ることができますように。

6年生のみなさん、もし試験場で緊張して頭が真っ白になりそうなとき、わからない問題にぶつかって心臓がドキドキしてきたとき、どうか思い出してください。「ひとりじゃないんだ!大丈夫!何とかなる!」と。6年間あなたを守り導いてくださった神さまが、必ず勇気づけてくださいます。そばでできることは何もありませんが、先生たちみんなでみなさんのため、お祈りしていますよ!恐れることなく、堂々とチャレンジしてきてください。

 始業前の音楽室では、合唱団の体験練習が始まっています。3階の音楽室に上がろうと職員室を出ますと「校長先生、どこ行くの。」と1年生の女の子。「あのね、合唱団って聞いたことある?歌を練習しているお姉ちゃんたちを見にいくの。一緒に行く?」と尋ねると「行く。」とニッコリ。手を繋いで階段を上がりました。音楽室には20人の体験入団の子どもたちが松村真紀教諭のピアノ伴奏に合わせて歌っているところでした。音をたてないように、1年生と並んで一番後ろの席に着席。「はい、ここのところからもう一度。音が上がるところを気をつけてね。」松村教諭の短いアドバイスに続いての反復練習が続きます。「では、こちらの列の人は上のパートね。こちらの列の人は下のパート。つられないでね。」二部合唱の練習もありました。でも、そこは歌の好きな子どもたちのこと。なかなかいい声を出して熱心に練習に取り組んでいました。隣の1年生が小さな声で言いました。「先生、わたしも入りたい。歌大好きだもん。」「頑張ってよ。」小さな将来の合唱団部員にエールを送ったのは当然です。20人の小さな頑張りが、「わたしもやってみたい!」と1年生や2年生の心に憧れと希望の灯をともらせてくれることを願っています。

 合唱団の20人のなかに、3年生の男の子がひとり頑張ってくれています。松村教諭も男の子がひとりだけだったので、ちょっと心配したようですが、「頑張ります!歌が好きだから!」と明るく答えてくれたとのこと。本当に嬉しくなりました。吹奏楽部にも、ここ何年か男の子が入部して、少数ですが女の子と仲良く頑張っています。習い事が忙しくて、やりたくてもできないという話もよく耳にしますが、小学校、中学校では自分のやりたいことを思いっきり時間をかけてやることもとても大切なことです。「好きだから!」と胸をはって頑張ることをぜひともおうちの方々とともに応援したいなあと思います。

 雲ひとつない青空のもと、今日も冷たい風が香里の丘に吹きつけました。遠く信州も今日は良く晴れわたったとのこと。5年生もかなりスキーが上達したようです。

今日の中間休みは小運動場で3年生のドッジボールに入れてもらいました。入るなり、一番上手な男の子がすごい顔でわたしを睨みつけたかと思うと、思いっきり速いボールを投げ込んできました。ドスッと鈍い音をしてボールはわたしの胸に当たるなり転がりました。「やったあ!」と喜ぶ敵のメンバーたち。「ええっ?」とけげんな表情の味方のメンバーたち。がっくりしたわたしはそそくさと外野に...。当てられた第1号になりました。3年生も春のことを思うとひとまわりもふたまわりも大きくなってきたように思います。女の子のなかにもドッジボールが得意な女の子が何人もいて、上手にボールを受けたり、投げたりしています。わたしも中のひとりを当てようと外野から投げたのですが、見事に受け取られてしまいました。ずっと逃げて転げまわっている男の子もいたり。夢中になって遊んでいる子どもたちに元気をもらったように感じました。

 6年生の多くも中学校入試を目前に控えて、それぞれが最後の準備に取り組んでいます。どうか風邪をひいたり、体調を崩したりすることなく、今日までの努力が力いっぱい発揮できますようにと、心から願うばかりです。

 

 早朝、近鉄電車で京都駅へ。いよいよ今日から5年生の待ちに待ったスキー合宿です。ご家族の見送りを受けながら、しっかり頑張ってきます!と誓いも新たに、改札口に入っていきました。現地はやはり曇天で少し吹雪いていたようですが、午後2時より4時半まで、全員元気にスキー実習を行ったようです。明日からは天気も好転するとのこと。広い広い栂池高原のゲレンデで、明日以降、思う存分練習に励んでほしいものです。引率の澤井教頭より「今、お風呂でみんな温もっているところです。」との連絡があり、改札口で手でタッチをしながら見送った子どもたちの顔を思い浮かべています。

 今日は寒かったせいか...、休み時間は校長室も満員御礼で、15人くらいが歌を歌いにきてくれました。なかには、校長室の暖房めあてに「温かいなあ...」と入ってくる人もいますが、理由なんかどうでもいいと思っています。誰でもいつでも入ってきて、笑顔で知っている歌を一緒に歌えるって、ステキなことだなあと思っています。二人三人で友だちと連れだって来る人もあれば、一人で来る人もいます。名前もおそらくお互いにはわからない人もいるのでしょうが、歌は一瞬にしてみんなを繋いでくれます。今日改めて気づいたのですが、1年生がたくさんの聖歌を習って、2年生や3年生と一緒に歌える歌がたくさんになりました。わたしがギターを弾く横で1年生が右に左に体をゆすって歌っています。ななめ後ろでは肩を組んで踊りながら歌っている人もいます。「温かいよね。」大きな口を開けて楽しそうに歌うみんなと声を合わせながら、心から本当にそう思いました。

 

 昨日の始業式後、田畑教諭から「みなさんも冬休みに初詣に行きましたか。おみくじをひいた人もあったでしょう。大吉だったかな?そうでなかったかな?でもね、明日は矢野神父さまをお迎えして、今年最初の祈りの集いがあります。そう、聖母の初詣です。おまけにおみくじのかわりに、来た人全員にカード(イエスさまやマリアさまを描いたもの)が貰えます。しかもこれは全員大吉!書いてはいませんが、キリスト教ではみんなに神さまの祝福がありますようにということで、みんな大吉なのです。ぜひ、初詣に来てください!」と楽しい楽しい初詣の案内がありました。というわけで、今朝は聖堂にいっぱいの人が集まってきて、聖母の初詣、祈りの集いが行われました。

 神父さまからは次のようなお話がありました。「世界にはクリスマスは2回あるのですよ。ひとつはみなさんもよく知っている12月25日。ところがロシアや東ヨーロッパの国々では1月6日をクリスマスとしてお祝いします。それは、この日に東の国の3人の天文学者が星に導かれて生まれたばかりのイエスにたどりついたことを記念しているのです。今でもコンピュータなどを使わない多くの世界中の人々は、星を見つめ、星を頼りに場所を移動したり季節を知ったりしています。星とは生きていく上での大切な教えを表します。イエスは、人と赦しあうこと、愛すること、分かち合うことで本当の幸せになるという教えを示してくださいました。まさしくそれを頼りに、その教えの導きに従っていけば、必ず本当の幸せに出会える!これが3人の天文学者のできごとの意味なのです。わたしたちもしっかりとこの星(教え)を見つめて生きていきましょう。」田畑教諭の言うとおり、みんなでっかい大吉を、心にいっぱい頂いた初詣になりました。

 中間休みの時間も始まりました。わたしも久しぶりに1年と3年の鬼ごっこに参戦して、気持ちの良い汗をかきました。「やったあ!友だちと遊べる!」そんな嬉しさがグランドのあちらでもこちらでも、弾けているようなとても活気のある休み時間でした。

 いよいよ来週13日から5年生が栂池高原にスキー合宿に出かけます。楽しい思い出をたくさん作って元気にスキーを楽しんできてほしいものです。

 新年あけましておめでとうございます。今年もこのブログをとおして聖母の子どもたちが仲間のなかで育ちゆく姿や心温まるニュースをお伝えできればと思っています。

 「今日は全員を迎えるぞ。」と張り切って校門に立ちました。今年最初の登校は4年の男の子でした。冷たい朝でしたが、がっちりと握手して「おめでとう!今年もよろしくね。」と挨拶しました。やがて次々と校門に向かう子どもたちが近づいてきます。なかには丁寧に「あけましておめでとうございます。」とか「今年もよろしくお願いします。」と歩道できちんとお辞儀してくれる人もいます。わたしの気のせいかもしれませんが、みんなの歩く速さはいつもより早歩きだったような気がします。「早く先生や友だちに会いたい!」そう思ってくれているような気がして、嬉しくなりました。

 けれどもなかには冬休み中に大変辛い思いをした人もいることに気付かされます。「おめでとう!」とニコニコして声をかけた3年の女の子。どうも顔色が曇ったままです。「先生、あんな、ひいおばあちゃんが昨日亡くなったの...。」とのこと。おめでとうどころでは、ありません。「もうね、94歳だったから寿命だったの。元気だったのに、突然だったの。」辛く悲しい気持ちで今日を迎えたんだよね。よく頑張って登校してくれたなあと黙って彼女の小さな後ろ姿を見送りました。少しでも元気になって今日を過ごしてほしいなあと願いながら。またやはり3年の女の子のお話です。「今年もおじいちゃんの家に行ったんだけど...もうおじいちゃんがいないし寂しかった。」どうやらおじいちゃんは昨年他界されたとのこと。「おじいちゃんの思い出ある?」と尋ねると「うん。必ずお正月、わたしにとろろを食べさせてくれたの。美味しかった...。でももう食べられへん。」とのこと。お正月は家族の絆を確かめる場であるとともに、その大切さをも子どもたちは大きな悲しみや寂しさと共に学んでいくのですね。大切なことを教えていただいた始業式の朝でした。