中間休みの時間に縄跳びを片手にもって桜並木に飛び出してみました。普段は当然スーツを着ているわけですが、これが遊びには適しません。(当たり前ですが...)教師になった年にも、せっかく新調したスーツを体育館の釘にひっかけて破ってしまったことがあります。高校の野球部の監督に作っていただいた青い上等のスーツでした。帰省するたびに「おい、あの作ってやったスーツはどうした?気にいらんかったか?」と監督に尋ねられるたびに「上等すぎてしまっております!」と直立不動で冷や汗をかいて答えたものです。香里に転勤してからも2枚くらいはズボンのお尻の部分を破ってしまいました。スーツの胸にドッジボールの円い跡をつけたこともありました。ともかくスーツは遊びに向きません。今日も上着を脱いでトレーナーに着替えて出かけました。
まず出会ったのが3年の竹馬に夢中になっている子どもたち。上手に乗れる男の子がなんと竹馬でダンスを踊っています。あとの女の子は何度も何度もチャレンジするのですが、どうもうまく乗れません。「校長先生、乗って。教えて!」困るのはこんなときです。わたしはまったくの素人で乗ったこともないのです。「では、ちょっと...」と片足を乗せて転げそうになりました。「なんや、乗れへんやん。」自分も乗れない女の子にきつく言われてしまいました。隣では1年生が独楽をまわしていました。「昨日までな、ぼくできひんかってん。でも、先生、見ててや。」と男の子がエイッと独楽を投げると...見事、独楽はしっかりまわっています。「すごいやろ。教えてもらって家でも練習したらできるようになってん。」自信ってすごいですね。その隣で何度投げてもうまくまわらない男の子が必死に練習しているのがとても心に残りました。頑張れ!頑張れ!応援している自分がありました。
「校長先生、二重跳びできる?」と尋ねてくれたのは4年の女の子でした。やった!という感じ。これだけは今でもできるのです。ビュンビュン、ビュンビュンと自慢げに跳びましたが、10回くらいで失敗。「なんや、10回か。わたし最高34回やで。先生、見とりや。」彼女の技にただただ感心して脱帽。それにしても小学校でできるようになったことって、結構大人になってもできるものだと思いませんか。どんなことでもいっぱい遊んで、できる友だちをおおいに羨ましがって、練習をするって大事ですね。桜並木にはチャレンジする瞳がキラキラしています。