本来なら今日6年が修学旅行から帰着する予定でしたが、6月10日~12日に延期となりました。残念ではありましたが、授業再開後一週間、感染する子どももなくほっと胸をなでおろしています。
今日は1・5年の参観授業があり、5年の学年ミサもあり、午後からは今年度の学級委員のみなさまによる会議もありと、多くの保護者のみなさまにお越しいただきました。元気な子どもたちの活動の様子をご覧いただき、みなさまにも、ほっとしていただいたのではないでしょうか。
こうした参観の日にはお父さまやお母さまが「よろしいですか。」と校長室をお訪ねいただくこともときどきあります。「何か不都合なことがあったのだろうか?」と一瞬不安がよぎるのもそんなときなのですが、うれしいお知らせを運んできてくださる場合も多々あります。先日お見えいただいたお母さまは、以前このブログでもご紹介した、1年生のお母さま方からとても爽やかだね、とお褒めいただいたお子さんのお母さまでした。「先日、先生からその話を聞いて嬉しくて嬉しくて。すぐに子どもにも伝えたらすごく喜んでいました。受験もあるし焦らないというと嘘になります。でも、今回褒めていただいたことで、わたしは本当に大切なことに気づいたのです。親ものんきで勉強のほうは少し苦手な息子ですが、わたしはこの子を受験で良い成績を取るために聖母に入学させたんじゃない。優しい思いやりのある子どもに育ってほしいと思って入れたのだ。そして、こうしてお褒めいただいて、それは間違いなかったと実感したのです。もっともっと褒めてあげなきゃいけないのに、つい親が他の子どもさんと比べては焦って叱ってばかりで...。でも、校長先生、聖母に入れた意味がわたしにははっきりとわかりました。」お母さまの目は真っ赤になっていました。真剣な熱い気持ちがひしひしと伝わってきて、わたしも目頭が熱くなってきました。短いひとときでしたが、とてもいいお話でした。廣岡理事長が先日の講座でお話された「魂の蓋を取る」とは、まさにこういうことではないか。わが子のたくましく育っている部分をはっきりと実感されたお母さまの魂こそが、蓋が取られて自由になり、入学された時の新鮮な泉を取り戻されたのではないだろうか。
お母さまの出ていかれた校長室に爽やかな風が吹いていました。