June 2009 Archives

「胸をはって」生きることが何より大切です。

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 「やっぱり中学校は私立に行かなきゃ意味がないでしょうか。」高学年の男の子をお持ちのお母さまが尋ねてこられました。お話を伺うと、子どもはお友だちが私立、私立と受験をされるので自分も受けたいと言っているが、どうも親からみると公立中学校のほうが向いているのではないかと思えるとのことでした。わたしはすぐに「胸をはって公立中学校に進まれたらいいのではないでしょうか。」とお答えするとともに、わが子の特性について実に良く見ておられることに「さすがお母ちゃんだなあ」と感動しました。

 確かに卒業生のほとんどは私立もしくは国立の中学校に進学していきます。しかし、このことは間違っても公立中学校に進学することより立派なことであったり、優れたことであったりはしません。大切なことは学校がどこであるかというようなちっぽけなことではなく、その中学校生活で自分は「何をするか?」だと思います。

 聖母に勤めた頃、先輩の教師が、6年生に「勉強しろ!勉強をしなかったら公立に行かなあかんようになるぞ!」と指導しているのを耳にし、公立出身の自分としては「絶対、間違っている。こんな進学指導だけは絶対にするまい。」と憤ったのを思い出します。受験をするから勉強をするのではない。自分に与えられた可能性をまわりの人のために最大限に役立たせるために勉強は必死でやらなきゃいけないはずです。だからこそ、聖母では公立中学校に進学することにも、大きな誇りと使命感をもって「胸をはって」卒業していってほしいと願っています。昨年の6年にも公立に進学するお子さんがいらっしゃいましたが、クラスメートの受験を最後まで応援しながら、立派にクラスの一員として卒業していきました。

 わたしは高校に進学する歳には、自分の進む道を自分で考え決められる子どもに育てなければならないと常々思っています。世の中には実社会で仕事につく人も数多くいます。本当に自分がしたいことは何か?そのことを活かすためにはどう生きていかねばならないか。目標ではなく目的に向かって自分の足で歩く力を身につけさせることこそが、どんな学校に進むにせよ、小学校・中学校の時代の大切な課題ではないかと思います。

 今朝は全校朝礼がありました。併設の聖母女学院中高のお姉さんの合唱あり、3年の朗読あり、表彰ありと盛り沢山の朝礼でした。なかでも3年の朗読は、とても声が大きく揃っていて見事な発表でした。クラスごとに「竹取物語」「源氏物語」「坊ちゃん」「吾輩は猫である」などの冒頭部分を暗唱したのです。素晴らしい出来ばえでした。

これとともに今日は合唱のことを少しご紹介します。聖母女学院中学校・高等学校は本校と同じ建物の中にある併設校であり、今日までに多くの女子の卒業生がここに進学してまいりました。

毎年5月の体育祭・テストが終わると、キャンパスのあちこちから中高生の合唱が聞こえてきます。音楽祭に向けてクラス練習が始まるのです。歌の選曲、指揮者や伴奏者の選定にいたるまですべてクラスで生徒が決め、授業で6~7時間練習する以外はすべて自主的な練習で発表する2曲を作り上げていくと聞きます。「ときにはぶつかりあったり、もめたりということもありますが、短い時間のなかで合唱に集中することで、クラスがひとつにまとまっていく体験は貴重ですね。」指導にあたる音楽科白神(しらが)教諭は、25年間続くこの伝統行事の意義を話してくれました。今年も去る20日に音楽祭があり、今朝は、見事最優秀をとった中学校3YKと高校ⅢYが、受賞曲である「手紙~拝啓十五の君へ~」「言葉にすれば」をそれぞれ披露してくれたのでした。美しいハーモニーと躍動感あふれる舞台に、小学生も真剣に聴きいっていました。

 発表してくれた生徒のなかには、本校を巣立っていった子どもたちも数多くいました。懐かしい小学校の舞台で後輩たちに聞かせる気持ちはどんなだったでしょう。かつて自分も聴いたお姉さんの歌声を今は自分が披露しているのです。感無量だったのではないかと思います。成長した晴れ姿に先生たちからも大きな拍手が贈られました。

 「6年間一緒に過ごした仲良しの友だちとまた一緒に中学校へ進学できる」これは本当に素敵なことだと思います。ゆっくりではありますが、どこよりも丁寧に、自分の可能性を見つめて伸ばしていく学校として、また何よりも女性としての品格を磨いていく学校として、わたしは聖母女学院中学校・高等学校は素晴らしい学校だと思っています。そのためにも「一緒に中高も頑張ろう!」そう言い合える仲間をしっかりと小学校で育てなければならないと思っています。

 今日の日曜日には併設しております聖母女学院中高等学校の「オープンキャンパス」が開催されました。本校を少しでも知っていただき体験していただくために、「コーラスハンドベル体験」「飛び出す絵本作り体験」「茶道・かるた体験」などのコースを準備してお迎えしました。小学校からも40人ほどの参加者がありましたので、わたしも会場をのぞいてみました。絵本作りの会場では何人もの高校生のお姉さんが手をとりながら、親切に教えてくれていました。茶道の会場では、これもお姉さんの説明のもと、お抹茶をたてる体験をしていました。初めてお抹茶を飲んだ人も多く「美味しかった!」と感想を話してくれました。この会場でお会いしたある保護者の方が「お友だちに聖母の小学校に通っておられる方があって、いろいろお話を聞かせていただいていました。本当に聖母が大好きというご家族で、それほどまでに学校に好きという気持ちを持てるのが凄いと思いまして。今日、初めてこの学校に伺ったのですが、お友だちが好きと思われる気持ちがわかるような気がしました。娘もとても気に入ったようです。ぜひとも受験させていただきたいと思っています。」と嬉しいお話をくださいました。家族がまた増えるような気持ちがして「やったあ!」と心の中でガッツポーズをしました。

 ひとりでもたくさんの方が聖母女学院中高等学校にも足を運んでいただき志願していただきたいと思います。

 今日は年長のお子たちを対象とした「体験授業・プレテスト」を行いました。昨年を大きく上回る200名のみなさまのご参加をいただき、大盛況のうちに終了することができました。小さなお子たちのことです。A日程とB日程の両方を受験されたお子たちの「適性検査(ペーパーテスト)」の成績が、飛躍的に伸びることから、「1回の体験は大人が想像する以上にはるかに貴重なものだ」と考え、昨年よりこの企画を始めました。ゼッケンをつけ試験会場に移動して本番と同じようにテストを受けるこの経験が、必ず本番での受験に役立つものと信じています。今日の結果につきましては、今後のアドバイスも添えて郵送させていただきます。どうかお子たちに「よく頑張ったね。よくできていたよ。」と褒めてあげていただきたいと思います。また体験授業では、タッチパネル式の電子ホワイトボードを使って、ゲームを楽しんだり、鉛筆の持ち方を学んだりしました。この様子は保護者のみなさまにも参観していただき、楽しい時間を過ごしていただきました。

 以下に本日いただいた感想の一部をご紹介します。

     はじめての場所でゼッケンまで付けて本番のテストを受けるのは、子どもにとっては大きな不安だと思っていましたので、このような機会があると、とても安心できます。

     戻ってくるなり「今日のテスト、たくさんできたよ!」と子どもが大きな声で話してくれました。ありがとうございました。

     先生方が笑顔で授業をしてくださったことが大変印象的でした。実際に子どもが前に出て体験できたことが本人も嬉しかったようで、「ママ、楽しかった!」と言ってくれました。ぜひこちらの学校で学ばせたいと、より一層思いました。

     娘が「楽しかったよ!」と答えてくれました。先生方もとても温かい人柄で学校の雰囲気の良さを感じました。人見知りの娘が一人で過ごせましたので、たくさん褒めてあげたいです。

     小さい子どもに、とてもわかりやすく、ゆっくりした口調でお話をしてくださり、先生方の気持ちがとてもよく伝わってきました。

     教室に飾られている絵画がとても色づかいが綺麗ですばらしいと思いました。

 

 過分なお褒めの言葉をいただきました。これを励みになおいっそう努力いたします。

愛を実感した朝になりました。

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 最近嬉しいことのひとつは、朝校門前でかわす挨拶が、自分からできる人がうんと増えたことです。そのことは、また挨拶のしかたにも変化をもたらしています。それは目を見て、顔をのぞきこんで挨拶できるようになったということです。目や顔をみると、「おはようございます!」の挨拶のあと、もう一回ニコッと挨拶ができます。朝からニコッとされることの心地よいこと!おそらく同じことを子どもたちも感じてくれているように思います。もしおうちでも自分から挨拶ができたなら、そしてニコッと笑顔ができたなら、「すごい!金メダル!校長先生から聞いていたとおりや。気持ちいいね。」とお子たちと幸せをわかちあってみてください。

 今朝は所用で少し遅れて学校に到着しましたので、この幸せなひとときを味わえなかったのですが...。けれども今日はまた素敵な場面にふたつ出会いました。

 ひとつめ。正門をくぐると3年生の女の子がグロッドに向かって二人並んで立ってお祈りをしているではありませんか。近寄って小さな声で「おはよう。お祈りかな?」と声をかけました。二人の手にはロザリオが光っていたからです。「あのね、お友だちのおばあちゃんが亡くなったって聞いたの。でもわたしたちはお葬式に行けないから、おばあちゃんのためにここでお祈りをしてたのです。」二人はわたしをまっすぐに見つめてそう答えてくれました。美しい姿だなあ。一気に爽やかな気持ちになりました。

 ふたつめ。今日は両手にいっぱいの荷物をかかえて校長室前まで来ました。外に荷物を置いたまま、まずは鍵を開けて電気をつけて中に入りました。そのときです。入り口に1年生の男の子がニコッとしながらひとり立っていました。「おはよう、入っていいよ。」そう話しかけると彼は「校長先生、荷物持っていってあげる。」と小さな両手にわたしの荷物を抱えて入ってきてくれたのです。これもまた美しい姿だなあ。いっそう心はほっこりしました。

 「愛を伝える学校にしよう!」と何度も説明会でお話してきましたが、愛は言葉ではありません。子どもたちのこの行いこそがまさしく愛だなあ...と感じながら、愛をもらって素敵な朝になりました。

2年の水泳授業に参加しました。

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 夏の陽射しが戻った今日は、2年生の水泳の授業に参加しました。長袖のスイムスーツに身をつつみ外に向かおうとしたときです。すれちがった6年の男の子が真面目な顔で声をかけてきました。「おっ、校長先生、レーザー社製?」確かに、ピチピチでボディラインくっきりの水着でしたが、それはわたしの体型のせいです。6年の発想に笑いこけてしまいました。また3年の男の子は「2年と入るの?ずるい!3年のときも来て!絶対やで!」と熱烈なラブコール。嬉しいことですが、毎日、入らないといけませんね。2年の授業では順に泳いでみて、息継ぎやバタ足ができるかどうかで学習のグループ分けをしました。来週からはグループごとの練習が始まりますが、ビート板を両手にもって顔をつけながら身体を浮かせることができれば、どの子どもも必ず泳げるようになります。息継ぎがまだできない人は、水や湯に顔をつけて水中でブクブクと息をはく練習が有効です。ブクブク・・ブクブク・・と吐きながら「パア!」と顔をあげて一気に残りの息を吐ききるのです。このときに、手で顔を拭わないですぐにまた顔をつけ、ブクブク・・と繰り返すことがポイント。これが10回できるようになれば、もう息継ぎはできます。どうかお任せください!ぜひ水泳大好きな子どもにしていきたいですね。

 廊下を歩いていますと、3年の一色華子教諭のクラスから、元気な朗読が聞こえてきました。吸い込まれるように教室に入ると、全員が起立して暗唱しています。「坊ちゃん」「竹取物語」そして「源氏物語」...。自分が確か高校を出てから一生懸命覚えようとしていた名文を楽しそうにみんなで暗唱する姿は、見事なものでした。思わず拍手をしました。

 どんなことも好きになればびっくりするほど上達も早いものです。「大好きがいっぱい」の学校を目指す理由もここにあります。

今日のブログは、副校長の藤原がお預かりいたしました。

今日は1時間目に音楽の公開授業がありました。授業者は音楽専科の松村真紀教諭です。2年藤組の子どもたちが低学年音楽室に集まり、後ろから入った私を笑顔で迎えてくれました。昨年度までは私も音楽の授業を担当していましたが、今年は受け持っていないので音楽の授業そのものが懐かしく感じました。(音楽室に入っただけでふるさとに帰ったような・・・)はじめに「ウンパッパ」と「朝のリズム」を元気よく歌ってくれました。先日の入試説明会のオープニングも2年生で、お気に入りの聖歌に身振りをつけて楽しそうに歌いましたが、今日も本当によく声を出し、大きな口をいっぱいに開けて歌っていました。今日の題材は「おまつりワッショイ」という歌で、途中に「ソーレ」「セヤッセヤッ」とか「ワッショイ」などのかけ声が出てきます。そのかけ声を四分音符や八分音符で書き表し手拍子で正しくリズムを取っていくのです。先生がホワイトボードに四分音符を(マグネットの音符)いくつか並べ、「四分音符はこの八分音符二つと交換できます。」と言うと、子どもたちは元気に手を挙げます。一人が前に出て、好きな場所の音符を入れ替えます。そしてみんなでそのリズムを手拍子で打って確認していくのです。子どもたちはみんな目を輝かせ、頑張っていましたが、時々勢いがついて余分にたたいてしまったり、テンポが速くなったりしていました。リズムの間に八分休符が入ると難しくなりますが、それがかえって子どもたちの意欲につながっているようでした。

 また、今日は今年度2回目のクラブ活動でした。(5月に予定されていたクラブ活動の日は、インフルエンザ流行のため休校となりましたので。)私は今年もトーンチャイムクラブを担当しています。4・5・6年生17名のクラブです。トーンチャイムはハンドベルの仲間で棒状の楽器ひとつが一音で、ハンドベルトはまた違った、やわらかい音色がします。前回は聖歌の「あめのきさき」を演奏しましたが、予想外に上手に演奏できたので、今日は「ひだまりの詩」という曲に挑戦しました。先ほどの二年生ではありませんが、さすが高学年、難しいリズムにも意欲的に取組み、終了時間には何とか止まらずに合わせることができました。ブログでその音色をお届けできないのが残念です。2月の音楽発表会には頑張って発表できるようにしたいと思っていますので、ご期待ください。

沖縄慰霊の日。祈りを捧げました。

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 今日は沖縄慰霊の日です。沖縄には、6年生が平和学習を目的に、毎年2月に訪問しています。今日6月23日は、沖縄戦で亡くなった方々に全県あげて祈りを捧げる日であるとうかがっています。ご存知の方もおありでしょうが、今から64年前に沖縄であった戦争について、今日は書いてみます。第2次世界大戦末期、防戦一方になった日本にとって、本土決戦までにいかに時間をかせぐかが重要な問題でした。その意味で沖縄戦は「捨て石作戦」と呼ばれたように、勝つことはありえない戦いでした。牛島満陸軍中将がひきいる約9万6千人の守備軍と現地で動員された学徒隊など2万7千人、合わせて約12万人で守る沖縄に、アメリカ軍は1500隻の艦船と54万人の軍隊で押し寄せたのです。こうして1945年3月26日に慶良間諸島に上陸したアメリカ軍は、4月1日には沖縄本島に上陸し、以後沖縄は日米最大の決戦場となりました。膨大な数の戦死者が出るなか、撤退を続けていた牛島中将は6月23日(22日の説もあります。)に「最後まで戦うように」との命令を出して自決したのです。ここに軍としての抵抗は終わったわけですが、住民は激しい攻撃のなか南部へと逃げまどい、多くの住民が犠牲となりました。当時60万人の県民のうち15万人が亡くなり、すべての戦没者は20万人を越えました。まさしく沖縄は鎮魂の祈りの島です。

 永年沖縄を訪ねていますと、本土から修学旅行等で訪れている高校生の集団にいたるところで出会います。事前学習をしっかりと積んで真剣に学ぼうと取り組んでいる学校も多い一方で、全くそのような態度とはほど遠い学校も目立ちます。住民の多くが命を落としたガマも、かつて「沖縄戦の事実を風化させてはならない」と辛い事実を語り公開され始めたのは約30年前。ところが今では多くのガマが公開を取りやめ閉じています。訪れる客がガイドの話も聞かず大騒ぎをしたり、食べ物のゴミを捨てたりするといった状況が増えたからと聞きます。悲しく情けないことです。

 今も米軍の耳をつんざくような戦闘機の音が生活を脅かす基地の島、沖縄。この地を心して踏みしめる子どもを育てなければならないと思います。

 今日は第1回入試説明会を行いました。開会の10時の40分前くらいから、小さなお子たちの手をひいたご両親や、お母さま、おばあさまなどが続々と香里の丘に集まってくださいました。「愛のある人になろう!」を学年の目標に掲げる6年生の代表の子どもたちが、校門内側にずらりと並び、到着されたお客さまを会場までご案内してさしあげました。

 2年の聖歌「みんなで花園つくろう」、4年の「三年峠~新入生歓迎バージョン」、吹奏楽の「ルパン3世」の演奏、6年生による和装礼法の発表(着付け披露)など、説明の合間に子どもたちも大活躍してくれました。その後は全校の授業参観と校舎見学です。挨拶でも申し上げましたが、聖母の子らしい穏やかさ、優しさを感じていただけたでしょうか。来週27日(土)には年長児を対象としました体験授業とプレテストも現在受付中です。ぜひお申し込みいただければ幸いです。

 以下に頂戴した感想文をいくつか抜粋して載せさせていただきます。

 

     2年生、4年生の合唱は表情も歌声も素晴らしく天使のようで、幸せな気持ちでした。

     案内してくださった6年生のお子たちのしっかりとした笑顔と礼儀作法に心がうたれました。ぜひ、娘も仲間に入れていただければと思います。

     上の子がお世話になっていますが、先生たち、子どもたち、学校の雰囲気が非常に温かい印象で、聖母の魅力がたくさん伝わりました。

     初めて見学させていただきましたが、子どもたちの礼儀正しさ、優しさ、笑顔が印象的でした。

     規律の中にも子どもたちを大変のびのびとご教育されていることに共感をおぼえました。そして何よりも緑が豊かで環境が素晴らしいです。

     子どももお兄さん、お姉さんに遊んでもらい、もっともっと遊びたいと大変喜んでいました。

     和装礼法にもびっくりしました。大人でも難しいものを一人で、短時間で着付けをする姿を見てすばらしいと思いました。

 

子どもたちも力いっぱい頑張ってくれました。土曜日の登校へのご協力、本当にありがとうございました。

また、本校をさらに見学してみたいとお思いのみなさま。おひとりでも個別にご案内をさせていただきますので、どうぞご遠慮なく副校長藤原までお電話ください。

熱い心が伝わってくる「祈りの集い」でした。

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 今朝は聖堂で祈りの集いがありました。今日も前回に引き続いて後ろの席まで満席になるほどの参加者がありました。嬉しいことです。今日の司式は2年の担任の嶽 篤史教諭です。アルバと呼ぶ白い祭服を身にまとった嶽教諭は、自分が大好きなハワイの文化を題材にして「愛」を熱く語ってくれました。「みなさん、ハワイの人々が毎日よく使う挨拶を知っていますか。そう、ALOHA(アロハ)ですね。この言葉にはハワイの人々が大切にしていることがこめられています。AはAkahai(優しさ・上品さ)、LはLokahi(調和)、OはOlu'olu(思いやり)、HはHa'aha'a(謙虚さ)、AはAhonul(忍耐)を表すそうです。まさしくこれは愛のスピリットなのです。」大きなチャートを掲げてのお話にわたしも子どもたちも引き込まれてしまいました。すばらしい宗教的な体験になったと思います。

 本校にはかつてのようにシスターの姿はありません。修道会が学校経営から離れられて今は京都教区の司教さまと大阪教区の司教さまのご指導のもと、教育活動を行っています。かつてはシスターだけが教えておられた宗教の授業も、今日のような祈りの集いの準備や司式も、今はすべての教員で担っています。もちろん、信徒の教員ばかりではありませんが、キリスト教主義の聖母教育のミッション(使命)に共鳴し一緒に歩いていくことを決意した教員に、信徒であるか否かの壁は全くありません。イエスがすべての人間を招かれたように、このミッションの働き手として、聖母の教員の心はひとつなのです。

 汗をかきながら熱く子どもたちに語る嶽教諭の姿に、改めてそのことを実感する素敵な朝になりました。この素晴らしい仲間の教師たちと、素直で明るい子どもたちとともに、明日は第1回目の入試説明会を迎えます。86年間絶やさず受け継いできた、このミッションにかける熱さをぜひとも感じていただきたいと思っています。

フリー参観が終わりました。

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 今日はフリー参観でした。朝の会のころから何人もの保護者のみなさまが、ご来校くださいました。いつもの参観よりもずっと広い時間帯でしたので、さまざまな学年の子どもたちの暮らしぶりをご覧いただけたのではないでしょうか。お忙しいなかではございますが、感想やご意見を頂戴したいとお願いいたしました。子どもたちや先生が頑張っていたなあとか、もう少し改善できるのではないかなあとか、率直に感じられた声をお届けいただきたいと思います。初めての「子育て講座」にもたくさんの方々にお集まりいただき、正直びっくりいたしました。拙いお話で申し訳なかったです。ありがとうございました。

 今日は二つも子どもとのちょっとしたできごとにクスッと笑ってしまうことがありました。ひとつめのできごとは朝の校門で出会った小さな1年生の女の子です。先日の朝礼で「自分から挨拶できたら金メダル!」と話したおかげで、たくさんの子どもが自分から挨拶してくれるようになってきています。児童会の学級委員の子どもたちも校門に並んで「おはようございます!」と元気な声を出してくれています。でも大切なのは大きな声で「金メダル!」と褒めてあげること。その女の子は「おはようございます!」と離れたところからわたしに元気に声をかけてくれました。「すごい!金メダル!」そう言った瞬間。彼女は小さな小さな両手のにぎりこぶしで顔の前にガッツポーズをするなり、またまた小さな声で「ヨシッ!」と呟いたのです。可愛いでしょう。またふたつめのできごとは、あるお母さまをご用事で校長室にご案内したときのことです。誰もいない校長室にわたしから先に入り、お母さまをソファにお招きした瞬間。なんか部屋の奥からガサコソ!と音がするではありませんか。「わあ!」と声を出しそうになるほどびっくりしたのですが、なんと3人の2年生がわたしの机の下に隠れていました。「コラっ」と笑って叱りながらもわたしの心臓は本当にバクバクとしていました。正直怖かったです。昔からお化けや幽霊が大の苦手の小学生だったことを何十年ぶりに思い出してしまいました。

 梅雨はどこへやら。暑い毎日が続いています。けれども昨日は突然の雷雨に雹が降った地域もあったとか。突然の警報発令もありえますので、今一度警報発令時の対応をおうちでも確認していただく必要があります。今日はその一環として1年から6年までが下車する駅やバスの方面などごとに縦割り集団で下校する「方面別下校」がありました。1年生にとっては初めてのことなので、早めに6年生が教室までお迎えに行き、予め下校方面によって割り当てられた教室に手をひいて連れていきました。そこで担当の先生のお話を聞き、いよいよ出発。駅までの道の歩き方をはじめ、駅や電車の中でのマナーを6年生がお手本を示しながら帰ります。いざというときに使う下校の方法なので、訓練として行いました。

 明日は全校フリー参観を行います。ぜひともご来校いただき、お子たちが生き生きと授業に取り組んでいる様子をご覧いただきたいと思います。と同時に、今年特に全校あげて取り組んでおります「お互いを大切にしあう集団づくり」の進捗状況も、ぜひご覧いただきたいと思います。またこの機会に他のクラスや他の学年のさまざまな授業や休み時間の様子などもぜひご覧いただき、さまざまな場面で学校目標の実現に向けて取り組んでおります子どもたちと教職員の姿にエールを送っていただければ幸いでございます。

 どうぞよろしくお願いいたします。

プールの授業が始まりました。

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 夏到来!今日から水泳の授業を開始しました。今日は1年生が小学校で初めてプールで授業を受けました。可愛い水着に着替えた子どもたちは、もうすごいテンションの高さで、教室から飛び出していきます。何でも教室で水着の着替え方をフラッシュカードで勉強したとか。おかげでみんな上手に着替えられたようです。

 桜並木の木陰で注意を受けたあと、並んだ二人が手をつないで番号を言いながら順に座っていく「バディ・システム」を習いました。これから安全のために何度も何度もこうして並んでは確認をします。「1」「2」「3」...と二人の元気な声が緑の森に響きます。とても上手に練習できました。

 授業の様子を副担任の村田沙和香教諭が話してくれました。「いやあ、みんな元気で、水を怖がって入れない子どもは一人もいませんでしたよ。水の中では歩いたり、もぐったりしながら、ジャンケンゲームを楽しみました。今日は水になれる遊びをいろいろしたのですが、終わるころには、『もっとたくさん泳ぎたい!』とか『1日中プールがいい!』という子どももたくさんいました。着替えもさっさとできて、共遊には元気に外に遊びに行っていましたよ。大丈夫!今年の1年生は本当に元気ですよ。」目に見えるような楽しい報告でした。

 わたしは山の中で育ちましたので、何を隠そう、小学校低学年時代は全くのカナヅチでした。プールが無い時代で、1時間歩いて他校のプールへ行き、1時間泳いだあと、またへとへとになって歩いて帰ったのを思い出します。当然、プールの日は憂鬱で水泳大嫌いの小学生に育ってしまいました。(25mが初めて泳げたのは中学1年のときでした。)

 水泳嫌いにさせないためにも、安全で楽しい授業を!と願っています。

褒めることで子どもは伸びます。

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 修学旅行も無事に終わり、久しぶりに全校みんなが体育館に集まっての朝礼ができました。わたしから、修学旅行で先輩である6年生がいかに挨拶を頑張ってして、いろいろな場面で褒められたかを話しました。「相手から言われたからする挨拶は銅メダル。でも自分の方から遠くからでも気持ちよくする挨拶は金メダルです。」そんな話をした後、「頑張ってきた6年生に拍手を贈りましょう。」と全校で6年生を称えました。

 わたしは、こういった褒めるということが、もっともっと教育のなかで活かされるべきだと思います。ある実験で、良いことをやったときにお金を与えることを繰り返したAグループと、何も与えないが褒めることを繰り返したBグループで、その後を比べたところ、Aグループは良いことが続かなかった一方でBグループでは定着したそうです。この結果には「人間にとって何が幸せなのか。」が表れているような気がしてなりません。「挨拶を自分からした」ところ、相手の方が喜んで微笑みながら挨拶してくださったばかりか、「礼儀正しい小学生ですね。」と褒めてくださり、このことがホテルの方や先生、そしてそこにいなかった在校生からも褒められたという、たったそれだけのできごとなのですが、「幸せな気持ちだなあ。」とたくさんの方々に感じてもらえることが、本当に自分にとって幸せなことなんだと実感する大切な体験であったと思うわけです。

 今日は幼稚園から6人のお客さまが見学に来てくださいました。朝の金メダルの話が効いたのか、いたるところで出会う子どもたちが「こんにちは!」「おはようございます!」と気持ちの良い挨拶を元気な声でしてくれました。また6年の授業に入るなり「自慢の本校の6年生です!」と大きな声で紹介すると、はっと背筋を伸ばして「こんにちは!」と明るくすぐに挨拶してくれました。言葉だけではなく、1年生から5年生までの憧れとして行動する6年生として、またひとまわり心が成長してくれたように思います。

修学旅行2日目。メインのプログラムである北横岳(2472m)登山の日です。ところが、昨日より降り続いた雨は朝になってもやまず。上下にカッパを身に着けての出発となりました。バスで登山口まで移動し、歩くこと約1時間半で、「坪庭」と呼ばれる溶岩台地に到着。みんなで昼食をとりました。雨はあがったものの霧がたちこめ、目指す頂上も全く見えません。少し休憩した後、いよいよアタック開始。雪はほとんどないものの、雨でぬかるんだ坂道や石に足をとられて足元を泥だらけにしながら、急な山道を登っていきます。「大丈夫か?」「がんばろう。」とお互いに声をかけながらも「もう、先生あかん。歩けへん。」と道ばたにしゃがみこむグループも出てきます。私の前には体の前後に二つのリュックを背負った男の子が二人歩いていました。「どうしたの?」とたずねると、近くの女の子のリュックを持ってあげたとのこと。「持ってあげるって言ってくれたから。」と笑う女の子が、元気そうで、思わず苦笑してしまいました。登るのにもスピードにかなり個人差があって、どうしても全体から遅れてしまうグループもあります。「○○、待ってるぞ。がんばれ!」「荷物持ったろか?」と男の子どおしも声をかけ合いながら登っていました。

 「坪庭」から歩くこと約1時間半。ついに視界が開け、頂上に到着。いっそう強い風に、霧もすごいスピードで流れていきます。体も飛ばされそうな中、子どもたちは、はしゃぎながらお互いに写真を撮り合っていました。みんなでたどり着いた頂上。達成感が、ひとりひとりの笑顔にあふれていました。やがて全員無事に下山。ホテルまでのバスの中では、眠っている子どももたくさんいました。今夜はぐっすり眠れることでしょう。

 ホテルでは、お土産のお買い物の時間も始まりました。かごを片手に、家族の顔を思い浮かべながら思案に熱中する子どもたちの顔は、本当にかわいらしいです。

 いよいよ明日は大阪へ帰ります。最後まで全員元気で帰りたいです。

 梅雨空の信州蓼科高原よりおたよりします。私は昨日より6年の修学旅行に同行しています。インフルエンザの流行で延期となり、観光バスでの行程となりましたが、全員元気に参加し、旅行を続けています。車酔いを心配していましたが、元気で楽しい学年らしく、音楽で習った『翼をください』や『カエルの歌』の大合唱をしながら、誰ひとり酔うこともなく到着できました。

 最初に訪れたのは、精密機械発祥の地諏訪市にある「儀像堂」。セイコー社の歴史の時計とともに8世紀に中国で作られた巨大な時計「水運儀像台」も復元展示されています。ここでは、職人の方々の指導のもとひとりひとりが「マイウォッチ作り」に挑戦しました。指サックをした手にピンセットを持ち、小さな部品を組み立てていく表情は、真剣そのもの。それだけにオリジナルデザインの「マイウォッチ」の完成に大喜びしていました。

 ここでは、とてもうれしいできごともありました。館内に来ておられたおばあちゃんお二人のお客様に、「こんにちは!」と男の子が元気よく挨拶したそうです。「躾がゆきとどいた気持ちのいいお子さんですね。すごく感じが良かったですよ。」わざわざ私にお話いただいた言葉を子どもたちに伝えて、いっしょに喜び合ったのは言うまでもありません。

 宿舎のホテルでは、6年間の集大成として、ステイマナーを学ぶことになっています。自分たちでチェックインした後は、ひとりのレディー・ジェントルマンとして、ホテルを使用することを求めます。夕食は、フルコースのテーブルマナー体験。少々緊張気味の面々でしたが、次々に運ばれる美しい料理を口にしながら、とても和やかで楽しい夕食となりました。よほどおいしかったのか、パンをおかわりする子どもが続出。十分用意されたパンが底をつというハプニングもおこりました。心のこもったすてきなお料理を、何よりも友だちと一緒に楽しく食べられたことは、一生忘れられない思い出となったことでしょう。

 今日は、北横岳への登山を予定しています。雨が少しでも早くあがることを願いながら、出発します。

6年の球技大会がありました。

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 今日は午前中、6年生の球技大会がありました。種目はバスケットボール。日頃の練習の成果を思う存分出し切った半日となりました。また午後からは恒例の教員チームとの対戦。今年は球技大会の日程を変更したために授業で出場できない教員も多く、例年のように全員の教員が出場することはできませんでしたが、それでも約15人の教員が交代で出場し、次々と6年チームの挑戦を受けました。わたしも校内着に着替えて出場したものの、日常の運動不足がたたって足がもつれる始末。けれども若い先生たちの活躍で何とか教員チームの全勝で終了。楽しい子どもたちとの交流のひとときとなりました。明日から6年生は待ちに待った修学旅行に出かけます。全員元気で初夏の信州路を訪ねたいものです。

 また午後からは、この夏休みに企画する「キッズシアタープログラム」(ユースシアタージャパン主催)の保護者説明会を行い、30人以上のみなさまが参加してくださいました。これは英語の学習法として欧米では大変高い評価を受けている「英語によるミュージカル制作」のプログラムを、8月7日(金)8日(土)9日(日)の3日間にわたって本校のベルナデッタホールを主会場に行うものです。特に最終日の9日には、レッスンの成果をミュージカル上演という形で発表する予定です。子どもたちの歌やダンスへの興味関心を大いに活用して、楽しく英語を学んでいただければと思います。「こんな企画が小学校のときにあれば、わたしも劇団四季のメンバーになっていたかもしれません。」と挨拶しますと、会場から大きな笑いがおこっていましたが、英語が好きになるひとつのきっかけになればと思っています。(お申し込みの締め切りは6月26日です。)

 今日のブログは、副校長の藤原が書かせていただきます。先週末の土曜日は「土曜活動」がありましたが、同時に学校では「かおり会」(聖母女学院同窓会)の総会が行われました。たくさんの中高等学校(女学校時代もありました。)の卒業生の方が来校されました。6月3日が創立記念日ですので、創立を記念してこの時期に毎年行われます。総会の中では『金祝』といって高等学校を卒業して50年の方々のお祝いをされます。私も聖母女学院の出身ですが、卒業してからまだ3?年しか経っていません。『金祝』の方以外にもかなりご高齢の方もおられますが、みなさん学校の門をくぐり懐かしい校舎に入ると、女学生の気分にもどられていたようです。今年は、初めての試みだったのですが、総会の最後にかわいい小学生に歌ってほしいと、合唱団に出演依頼がありました。今年度発足した合唱団は先月より3年生も加わり、40名ほどになりました。6日は土曜日ということもあり、22名の出演でしたが、笑顔で元気よく歌声を響かせていました。「アヴェマリア」と「校歌」を歌った後、「ぼくたち地球人」はオリジナルの振りをつけて楽しそうに歌いました。担当の松村真紀教諭は、「あまり緊張していなかったようですね。」とおっしゃっていました。聴いてくださった卒業生の方は、かわいい子どもたちの様子に目を細めてご覧いただきました。「校歌」の時は、一緒に歌っておられた方も多くありましたが、最後の歌詞が「われらのこころ」になっているので、驚かれたかもしれません。(女学院ですので、もとは「乙女のこころ」です。)合唱団にとっては、初めての出番でしたが、たくさんのあたたかい拍手をいただき、自信がついたと思います。次はどんな歌を聴かせてくれるのか楽しみです。

有意義な土曜活動となりました。

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 今日は土曜活動の日で、13に分かれた様々な講座に全校の約半数の子どもたちや保護者のみなさまに参加していただきました。『積み木』や『わくわくオカリナ作り』もあれば、『フットサルを楽しもう』『バスケットボール』などのスポーツもあり、さらに『親子で「おたべ」作りに挑戦』と京都四条の和菓子屋さんに出かけての講座もあり、それぞれに楽しい体験ができたようです。

 わたしは、『デイサービスセンターを訪ねよう』の講座を担当して7人の子どもたちと5人の保護者のみなさまと一緒に、関目にあるデイサービスセンターをお訪ねしました。日頃おじいちゃんやおばあちゃんと同居する子どもも少なくなってきましたが、「生きがいを大切にしながら集まって来られる地域のおじいちゃんやおばあちゃんと触れ合うことは、とても有意義な体験になるのでは」と当センターよりお声をかけていただき、今回の企画が実現することになりました。

 センターでは愉快で楽しいセンター長さんをはじめスタッフのみなさまがお迎えしてくださり、さっそく約30人ばかりのおじいちゃんやおばあちゃんの前で、自己紹介をしました。「可愛いなあ。」「笑顔がいいなあ。」とホールの方々から温かい拍手をいただき、少し緊張気味ではありましたが、元気に挨拶ができました。それからは、自由に椅子に座っておられるおじいちゃんやおばあちゃんの席のそばに行き、お話しを楽しみました。一人のところに、3人も4人ものお年よりが集まってくださり、和やかな雰囲気に包まれました。今の学校での様子をお話したり、将来の夢を話したりする子どもたちの顔を、笑顔でうなづきながら見つめてくださっているおじいちゃんやおばあちゃんの表情の柔らかさがとても心に残りました。一緒に参加してくださったお母さん方も、子どもと一緒におばあちゃんの手を握りながら、お話の輪に加わってくださり、本当に良い交流をさせていただきました。最後におじいちゃんやおばあちゃんに歌を歌ってあげようということになり、自然と「校歌がいい。」ということになり、みんなで元気良く校歌を歌いました。帰り際、握手をしながらお別れする子どもたちに「これからも優しい人になってね。」と声をかけてくださるおばあちゃんがおられ、本当にありがたいことでした。参加されたあるお母さまも「何かをしてさしあげるというよりも、今日はお年よりからすごいパワーをいただきました。良い体験になりました。」とおっしゃっていました。「また来たい!」と参加者の何人もが言ってくれたことが、とても嬉しかったです。センターのみなさま、おじいちゃん、おばあちゃん。本当にありがとうございました。

 単なるイベントとして終わらせるのではなく、本当に心と心の交流を今後も継続して、お年よりから多くのことをぜひ、学ばせていただきたいと思いました。

 

6年の確かな成長を感じた授業でした。

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 2時間目に6年で国語の研究授業を行いました。授業者は奥 清二郎教諭。開始と同時に流れるようにフラッシュカードによる漢字の読みの練習、漢文や詩の暗唱、そして漢字の書き取りの小テストが行われ、本題の詩の授業に入っていきました。教材は坂村真民(しんみん)の『ふるさとの木の葉の駅』。次のような短い三連の詩です。

 

 この駅で / いつも母が待っていてくれた

 駅には赤いカンナの花が咲き / 車窓にそれが近々と迫ってきた

 母のいないさびしい駅を / わたしは 息をのんで過ぎていった

 

 「母はどこにいるのでしょう。」との問いかけに「なくなったのかも...。」「少なくとも健康ではないと思う。」との発表。「わたしは今どこにいるのですか。」奥教諭がイメージを膨らませるために準備した発問を投げかけていきます。そのうち「この駅には列車は止まらなかったんじゃないか。」という意見をはじめ、学級全員がそれぞれの意見を活発に発表しあう活気のある授業となりました。6年生ともなると恥ずかしさもあってなかなか発表が出にくいこともあります。しかし今日の授業では、どの子どももしっかりと声を出して本を読み、ノートに思いを書き、自分の考えを発表しあえたことは、参観した教員一人ひとりにとっても大きな励みになりました。放課後の研究会では、授業についての意見とともに、過去に担任した先生達から「子どもたち、よく頑張っていたね。」「立派に授業に集中していたね。」と子どもたちの成長を喜ぶ意見が次々と出されました。6年は関わった教員も当然一番多くなるだけに、「僕の学年」「わたしの学年」と思う教員もたくさんいます。そんな多くの教員の何重もの熱い思いや期待で、子どもたちを育てていく...これも大阪聖母のずっと変わらぬ大切な伝統だと思います。

創立者の願いをいっそう深く心に刻みました。

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 86年目の創立記念日を迎えました。記念の全校祈りの集いでは司式の矢野神父さまより「なぜ、フランスのシスターが40日以上もかけてこの日本に来られ、この学校を創られたのか。それは、神さまとまわりの人と自分を大切にすることを伝えたいと願われたからです。みなさんは、そのことを心に刻まねばなりません。」とお話がありました。全校みんなで歌った校歌。もう何度口にしたかはわかりませんが、美しいメロディと力強い凛とした歌詞がわたしも大好きです。

 今日は少し長くなりますが、大先輩の河野千代先生が「創立50周年記念誌 聖母」にお寄せになった「玉造から香里まで」という文章から、香里の校舎ができる頃の様子をご紹介します。河野先生は創立者レベランドメールマリークロチルドが来日され玉造に居を構えられた直後に、英語の教師として招かれ創立期の聖母で教鞭をとられた先生です。当初阪急沿線で学校を建てる土地を探されていたのですが、「高燥な土地を」という創立者の願いから、香里の土地が選ばれたのでした。

 

 『数年後のある時、京阪電鉄の西村正太郎氏のおかげで、香里を見ることになった。小さい田舎の駅―板が数枚ならべてあって、屋根もないあわれな「香里」で下車して、道を登って行くと、左に池があり、家は一軒も見当たらなかった。駅に近い丘は地ならしが大変なので、元の京阪のグランドであったこの土地に、はじめて足を入れた。付近には友呂岐神社と、二、三軒の家があっただけである。この丘の上から眺めた景色はひろびろとして美しかった。はるか西の方には六甲の連山をながめ、近くには淀川が帯のように流れていて、見わたす限り青々とした田圃であった。南の方には生駒の山々が眺められ、夕陽の美しさは格別であった。レベランドメールはこれこそ天主様が聖母のために定められるご摂理の地と感じられ、フランスの本部の総長様(中略)に連絡されて、遂に「香里」と決定されたのである。(中略)

 いよいよ昭和6年3月12日に、レベランドメールが「鍬入れ」をされて、建築は始まった。設計をされたのは、アントニン・レーモンド氏で非常に優れた頭の持ち主であった。(中略)メール方、私たちは、たびたび香里の丘へきて、基礎からずっと眺めてきたが、その至れりつくせりの建築に感服した。』

 

 こうして昭和7年2月2日より、メール、先生方、生徒72人が香里の校舎に通い始めたそうです。アーチを多用した白く優美な校舎、聖堂やトレーニングルームはまさに創立者の願いを見事に表したレーモンド氏の傑作でもあります。今も変わらぬ美しい夕陽を眺めながら、創立に込められた願いや決意をさらに高く掲げていかねばならないと思います。

 

 6年生にとってはいよいよ修学旅行が近づいてきました。「どう?」と声をかけると「時計づくりが楽しみ。(諏訪で体験学習をします。)」とか「お土産の買い物が楽しみ。」とかいろいろな声が返ってきます。無事に全員元気で長野を訪れたいなあと願うばかりです。

 また1年生から5年生にとっては球技大会が迫ってきました。(6年生も旅行出発の前日の9日に開催します。)初夏の汗ばむ陽気のなか、今日も小運動場でいくつものクラスが体育で練習に励んでいました。

 2年はドッジボールです。藤井由香子教諭の指導のもと、めまぐるしくボールが動きまわります。当たったり、当てられたり...。夢中にボールを追いかけている子どもたちを「どうかなあ。勝てますかね。」と温かく静かに見守るベテラン藤井教諭の余裕に、密かな自信を感じたのですが、どうなのでしょう。

 また別の時間には4年の西村 淳教諭の大きな声が校長室まで響いてきました。「そう、そう、パスを出す!いいぞ!」「みんな散らばって。そこだ!チャンス!シュート!」「いいぞ、ナイスシュー!」4年はパスゲームが種目です。声に誘われて小運動場に降りてみると、汗だくになった子どもたちがゲームをしていました。子どもたちと一緒に大声を出しながら走り回る西村教諭。「勝たせてあげたいですね。頑張ってるんで...。」今年初めて赴任した先生は、汗をぬぐいながら真っ赤な顔で話してくれました。

 わたしも新任のときには運動会で苦い思い出があります。3年の種目は「大玉ころがし」。スタートするやいなや、ベテランの先生のクラスの速いこと速いこと!またたく間に一周抜かされてしまい、1位のクラスがゴールした時にはわたしのクラスの大玉は何故か保護者席に飛び込んでいる始末。どうやら他のクラスは作戦を練って特訓に励んでいたらしいのです。何の特別な練習もせずにのぞんだわたしの完敗でした。だからこそ、新任の先生の気持ちは痛いほどわかります。

 おおいに勝ちにこだわって、ひとりひとりが力を出し尽くすことで、勝った喜びも、負けた悔しさも、子どもたちにとって大きな糧になります。担任の先生と過ごす熱い毎日に、エールを送りたいと思います。

1年生との会話がどんどんひろがっています。

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 「校長先生、けらいは多いほうがいい?ちょっとでもいい?」これだけ聞いたら、いったい何の話か驚かれるかもしれませんね。実は1年生のある女の子との会話です。先日歌を歌いにきていた女の子が唐突に尋ねてきたのです。答えに困っていると彼女は自分の将来のでっかい夢を語ってくれたのです。

 「あんな、わたし、大きくなったらアメリカの国籍を取るねん。そして、アメリカ大統領になる!オバマさんみたいに!そしたらな、校長先生を国にある全部の学校の校長先生にしてあげる。校長先生、頼んだらやってくれる?そのときに、けらいが多いほうがいいか、ちょっとでいいか聞いてんねん。どっちがいい?」

 6年の面接練習で「政治家になりたい」と言った男の子が、過去にたった一人いたように記憶していますが、「アメリカの大統領になりたい」という夢は初めてです。キラキラした瞳のなかには演説しているオバマさんの姿が映っているのでしょうか。冗談ではない真剣さが伝わってきたので、「そりゃあ、多いほうがいいよ。でも、本当にしてくれるの?」とわたしも真剣に尋ねると、大きくうなづきながら「もちろん!絶対してあげる。」でも彼女が大統領になるまで校長を続けないといけないと思うと、気が遠くなりそうですが...。それにしても、教え子に就職先をお世話になれるなんて、世界一の幸せ者ですね。

 また、今日も帰るために並んでいる1年生と話をしていると、「校長先生って一番えらいの?」と真面目な顔をして尋ねてくる男の子がいました。すると隣の男の子が「ちがうで。校長先生って一番かしこいんやで。知らんの?なあ、校長先生。」って口をとんがらせて言うので、わたしは必死で笑いをこらえながら「校長先生は、一番えらいのでも一番かしこいのでもない。でもな、一番かっこいいんやで!」とメガネを外して腰に両手をやり、眉毛をクリクリと動かすと二人とも大爆笑。また校長先生の品格を落としたかもしれないなと思いながらも、でもこの二人が仲良く校長室に飛び込んできてくれたらいいなあと思いながら、1年生との会話を楽しんでいます。