今朝は、ホームステイに替わる大山での乗馬体験合宿に出発する子どもたちを見送りに、京都駅に向かいました。本当ならばオーストラリア・アデレードを訪ね、現地のセント・アンドリュース校の生徒さんと交流しホームステイを体験するはずでしたが、新型インフルエンザの大流行を受けて、中止せざるを得なくなったのです。「このホームステイをずっと五年間楽しみに英語も頑張ってきていたのです。」という保護者のみなさまのお声を聞くたびに、仕方がなかったとはいえホームステイが実施できなかったことは残念でなりません。何としても楽しい合宿を...というのも、見送りにおこしいただいていた保護者のみなさまみんなのお気持ちだったと思います。少し天候が不順な今年の夏ですが、大自然豊かな大山の麓で、馬を相手に楽しい体験を積んできてくれることを願うばかりです。
幼いころ、夏休みにも何故か昼寝をするのが、我が家のきまりでした。昼食をとったあと、縁側で座布団を半分に折った枕で寝るのが慣わしでした。今のようにクーラーなど、どこの家にもついていない時代です。「田」の字型の旧い木造家屋でしたので、あけっぴろげた襖を夏の暖かい風が通りぬけていくのですが、大きな団扇で風をおこしていると、時折スーッと涼しい風も吹いてきます。「やったあ。」と子どもながらに得した気持ちになったのを覚えています。5月のブログにもこうして鯉のぼりを眺めていた思い出を書きましたが、今となっては家族で毎日昼寝をしたことも良い思い出です。
いつかわが子も成長して家を出て行きます。そんなときに離れて暮らすわが子の心に浮かぶ我が家の原風景とはいったいどんなものなのだろう、とふと考えます。おそらく何気なく繰り返していた平凡な慣わしこそが、一番の原風景になるのではないだろうか。夏休みは、平凡でも穏やかな家族の営みを親子が一緒に体験することによって、それを心に刻みつける絶好の機会になると思います。