August 2009 Archives

 いよいよ明日から新学期が始まります。みんなはどんな顔で登校してくるのだろう、と考えると、明日が待ち遠しくてたまりません。それぞれの担任もまた専科の教員も、子どもたちが新しい気持ちでスタートが切れるように、教室をきれいにして明日から始まる授業を準備しています。

 わたしも夏休みの間、事務の方や日直の先生にも手伝ってもらいながら、校内の観葉植物のお世話をしてきました。ひとくちに観葉植物といっても、あるものは光を好みますが、あるものは暗いほうを好むものもあります。毎日欠かさず葉っぱにも霧吹きで水をやらないと元気がなくなるものもあれば、ほっておいても土が乾くまでは大丈夫のものもあります。最近は光や水だけではなく、風もとても大切な環境だと教えていただきました。決して得意なわけでもなかったのですが、緑の葉っぱが生き生きと伸びるのを見つめているだけで、子どもたちを連想して元気が出てきます。「さあ、また子どもたちを元気に見守ってくれよ!」そんな言葉を一鉢一鉢にかけながら、各学年の廊下に置きました。

 準備は整いました。ドキドキすることや、嬉しいことがいっぱいの2学期になりますように、心からお祈りしながら、みんなとの再会を心待ちにしています。

おおいに盛り上がった教員研修会となりました。

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 夏休みも、今日をふくめて残り四日となりました。学校では子どもたちを迎えるために、新学期の準備が着々と進んでいます。昨日と今日は、教員の研修会を終日おこないました。春に掲げた学校教育目標への取り組みを振り返り、どの子どもたちにとっても楽しい学校生活となるために、授業の進め方はもちろんのこと、この夏季休暇中にそれぞれの教師が研修した成果を持ち寄って、新学期にむけての意思統一を行いました。

 昨日は「学校評価」をテーマに、1学期末に行った児童の「学校生活への満足度アンケート」集計をもとに、活発な話し合いを行いました。どんなに教師が熱心に取り組んだと思っていても、子どもが「勉強がわかる!」「授業が楽しい!」「学校が大好き!」と実感できなければ意味がありません。昨年度から始めた本校の「学校評価」では、徹底して子どもの視線での評価を柱にしています。2学期にはこの結果と改善への取り組みを保護者のみなさまにもお知らせしたうえで、保護者のみなさまからの評価もいただく予定です。(なお、昨年度の「学校評価の報告」がまとまり、ホームページに資料とともに掲載しておりますので、ぜひともご覧いただきたいと思います。)

 また今日は、本校の柱である宗教教育の充実をめざして、香里カトリック教会の矢野神父さまをお迎えして研修を行いました。本校にはシスターがおられないのですが、「宗教教育は全員で担おう!」との方針で、宗教の授業も担任が行っています。毎年この研修会では、それぞれの先生が実践した授業を紹介しながら、子どもの心を揺さぶる話題や本、ビデオなどを交流しあっています。村田教諭からはアカデミー賞のアニメ部門で受賞した「つみきのいえ」を使った実践が、安岡教諭からは絵本「ぼくがラーメンたべるとき」(教育画劇出版)を使った実践が、嶽教諭からは先生が大好きなチューブの「スマイル」という歌を題材にした実践が報告されました。このほかにも、「神と人と自分を大切にする楽しい宗教」を目指して、それぞれの先生が自由な発想で発掘した個性的な教材が交流され、とてもとても楽しい研修となりました。

 新学期を楽しみにしてくれている子どもたちの顔が浮かびます。それを上回る気持ちで再会を心待ちにしている先生たちの熱気を感じる二日間でした。

今日はお母さまとお別れをしました。

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 先日、卒業生のお母さまが急逝され、今日は告別式に参列いたしました。現在も聖母女学院保護者会の役員としてご活躍いただいていたお母さまの訃報に、ただただ信じられない思いでした。このようなときにわたしはいつも、「どうして神さまはこのようなことをお許しになったのだろう。」と考えてしまいます。肩を震わせておられるご主人や、中学生、高校生のお子たちの涙に、あふれる涙が止まりませんでした。

幼いころ、父が「神さまが来い、とおっしゃったら、すぐに行かなきゃならないのが人間だ」などと難しいことを何度も話していたのを思い出します。そんなものかなあ、どこに行くんやろう?と子どもながらにぼんやりと考えていましたが、今の歳になり、その意味が少しわかります。ほんの少しでも自分の命を延ばすこともできない人間。生きることは実に重いものです。そして生きることは別れることだとつくづく思います。

心からお母さまのご冥福のため、そして残されたご家族のために、お祈りをささげたいと思います。

帰省して考えたことがあります。

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 久しぶりのブログです。お盆を終えお墓参りをされたり懐かしい故郷を訪ねられたりした方も多いと思います。私も帰省前に近所のご婦人にご挨拶をすると、「田舎があって羨ましいわ。ゆっくりさせてもらってね。」と言葉をかけていただきました。「ありがとうございます。ゆっくりさせてもらってきます。」と答えながらも、年々「ゆっくり」とした気持ちにはなれないなあと実感するのは、おそらくわたしだけではないのではないでしょうか。 

 今年も親戚やお世話になった恩人が何人も故人となられ、お参りをさせていただきました。最後まで看取られたご遺族のお話を伺いながら、ひとりの人の存在の大きさを痛感しました。またご病気になられお見舞いをさせていただいた方々も何人かありました。あれほどお元気だったのに、と心が痛むと同時に、介護をされるご家族の心労にただただ頭が下がる思いでした。田舎で訪ねる場所には、どこにも命の最前線ともいうべき緊迫したものが溢れているのです。「老い」と向き合う親の姿とともに、わたしの世代の方々なら、それは誰もが実感していることではないだろうか。そんなことを感じていました。

 そんな時、たまたまお会いしたある保護者の方が、今年は子どもとお父さまがお父さまのご実家に寝泊りをしながら、山に登って自然体験をいっぱいしました、とお話してくださいました。伺うとお父さまのご両親はすでに他界され、空き家になっているご実家だとか。普段は鍵をかけているその思い出の詰まったご実家に親子であえて泊まられるお話に、わたしはすごく感動してしまいました。どんな豪華なホテルに泊まるよりも値打ちのある体験です。おじいちゃんやおばあちゃんとお父さまが暮らされた場所だからです。

 このお話を伺って「大変だなあ。」と思っていたわたしは少し自分の考えを見つめなおそうと思っています。「大変だと思うことこそ、大切なこと」今年亡くなられた恩人が常々わたしに話してくださった言葉です。こんなことを考えられたのも有難いこと。やっぱり「ゆっくり」させていただいたのかもしれません。

お気をつけて良いお盆をお過ごしください。

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 大雨により街が水没する報道に、心が痛みます。あと少しの避難場所を目指して家を出たご家族がそろって命を落とされたと聞き、いたたまれない気持ちでいっぱいです。数年前やはり台風でわたしの故郷も大災害に見舞われました。溢れる由良川の水かさにバスが立ち往生し、屋根の上で救出を待ったというあの水害です。低地にあった家屋は堤防の決壊とともに一瞬にして1階部分が水没し、やはり何人もの方々の尊い命が奪われました。報道は災害発生時しかしませんが、その後泥を外に出し家財道具一式を処分し、もとのように住めるのに約1年はかかったと知人は話してくれました。

 また昨日の早朝には静岡県を中心に大きな地震があり、やはり怪我をされたり家屋に被害が出たりして大きな不安の朝を迎えておられる方もたくさんおられることでしょう。

 聖母のお子たちの親戚や知人の方々の中にも、これらの災害で被災されたかたがおありではないかと思います。心よりお見舞い申し上げます。

 今日からはまた夏空が戻るとか。桜並木の蝉も、久しぶりの暑い日差しのもと、ここぞとばかり鳴き声を響かせています。お盆の行事で地方へ行かれる方も多くいらっしゃることでしょう。どうぞお気をつけてお出かけください。そしてご先祖さまのためにお祈りするとともに、今回の災害で命を落とされた方々、特に幼い子どもたちのご霊魂のためにみんなでお祈りをお捧げしたいと思います。

 今日は広島に続く長崎の原爆忌。多くの犠牲者とともに今も被爆に苦しむ世界中の方々のために祈りを捧げながら、出勤しました。

 キッズシアタープログラムの最終日。午後3時半からのステージ発表に向けて、リハーサルが続きます。あんなに固まっていた子どもが、歌にダンスにのびのびと自分を表現している...。じっとリハーサルを見つめながら、やっぱり好きなことに熱中するときに、子どもたちは想像以上のパワーを発揮できるものだと改めて実感しました。わたしは昔、球児でしたので甲子園で野球が上手くなるというのが、すごくわかる気がします。憧れの場所でたくさんの人の応援を前に、一緒に汗を流した友だちと、大好きな野球ができるのですから。同じことを、この三日間ずっと考えていました。

 3時頃から続々とご家族や友人である子どもたちやその家族、そして聖母への入学を希望されているご家族にいたるまで、約130人くらいのお客さまがご来場いただきました。英語でのナレーションに続いて次々と劇の場面が展開していきます。なかには実に素晴らしい迫真の演技もあり会場からは温かい歓声がおこりました。途中全員で英語の歌を振り付けつきで歌う場面がありました。どの顔も自信に満ちた素敵な笑顔!はじめての企画でしたが、大成功のうちに閉会をすることができました。ご声援のためご来場いただいたみなさま、本当にありがとうございました。「楽しかったですね。」「子どもたちってすごいですね。」「笑顔にすごく癒されて元気をもらいました。」会場におこしになったみなさまから頂戴したお言葉です。

 いよいよ明日からしばらく学校もお休みに入ります。どうかみなさんもお元気で。楽しい夏休みをお過ごしください。

夏休みになってからも、学童保育「プチパ」は開設してお子たちをお預かりしています。7月31日までは午前中にプール開放と図書館開放が行われておりましたので、プチパを利用する子どもたちは午前中プールか図書館のどちらかに参加して、その後集まってお弁当を一緒に食べました。そして午後から2時間は、本校の教員が毎日交代で学習時間の指導に当たっています。それぞれの学年で出された夏休みの宿題や、おうちで勉強するドリルなどをそれぞれが持参し、集中して取り組む時間です。いつものプチパと違って、学校の教室を使って学習時間を過ごすのと、学校の先生が教室に入られるので、子どもたちはなんとなく緊張した面持ちでした。でも毎日違う先生が登場し、ノートを見てもらったりわからないことを教えてもらったりするので、「今日の先生はだれ?」と嬉しそうに叫びながら教室に集まってくるようになりました。もちろん勉強時間もプチパのスタッフの方も一緒です。頑張って宿題に取り組む姿を褒めていただき嬉しそうにしている姿もありました。

8月になってからは、朝8時半に登校して午前中は学校で過ごします。やはり先生が交代で学習の指導をし、そのあとはお楽しみの時間です。先生が工夫した『お楽しみプログラム』をしてくださっています。その内容は様々で、『紙芝居』『ぶんぶんごま』『空き缶笛作り』『暑中見舞いの葉書作り』や『ジャグリング』までありました。子どもたちは毎日楽しみにしています。お昼からはセミナーハウスに移動しますが、午後に再び学校に登場。桜並木にうるさいほど鳴いている蝉取りです。また、ある日はシャボン玉遊びもしていました。

夏休みのプチパ利用は事前申し込みで、希望する日だけ参加していただいていますので、たくさんの子どもたちでにぎやかな日と少なめでちょっぴり寂しい日もあります。今日から18日まではプチパもお休みですが、19日からはまた元気な子どもたちが学校にやってくる予定です。

「キッズシアタープログラム」が始まりました。

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 「わっ、逃げられた!オシッコかけられちゃった。」大音響の蝉の鳴き声とともに、桜並木に久しぶりに元気な子どもたちの声がこだまします。窓からのぞくと「プチパ」に来ている男の子4人が網を片手に桜並木で蝉採りをしていました。外に出ていくともう4,5匹捕まえたとか。「でも全部逃がしてるしね。」男の子のひとりがニッコリと笑いました。

 また、今日から3日間、ユースシアタージャパン主催の「キッズシアタープログラム」が始まりました。英語の台本をもとにミュージカルをみんなで演じながら、歌やダンスも体験するプログラムです。今年はじめての企画であったにもかかわらず47人の申し込みがあり、朝9時30分よりレッスンが始まりました。最初は表情も固かった子どもたちが、英語を使ったゲームや演劇指導を受けながら、少しずつ表情も和らぎ体もしなやかになっていったように思います。講師のネイティブの先生のオーバーアクションに大笑いしながら、それを真似てどんどんジェスチャーも声も大きくなっていきました。

 午後3時20分からはおうちの方々をお招きして練習を公開。今日一日、グループで取り組んだ劇を観ていただきました。最後には全員での合唱。可愛い振り付けも付けて楽しく歌いました。あさってのステージ発表に向けてどのように子どもたちが変わっていくのか、本当に楽しみです。

 なお、このプログラムのステージ発表はどなたでも参観していただくことができます。日時はあさって9日(日)の午後3時15分受付で午後3時30分より4時過ぎまで、本校のベルナデッタホールにて開催します。どうぞ、出演者のご家族はもちろんのこと、本校保護者のみなさま、また本校への入学を志願しておられるみなさまのご来校をお待ちしております。子どもたちの無限の可能性に出会えるステージになるものと思います。(なおステージ発表の写真・ビデオ撮影はできませんのでご協力をよろしくお願いいたします。)

「生きている君たちが 生きて走りまわる土を 

あなたに残しておいて やれるだろうか 父さんは」

(笠木 透作詞「私の子どもたちへ」より)

 

1945年のこの日の朝。午前8時15分に広島の街に落とされた原子爆弾の体験が風化しつつあると聞きます。しかし、それを耳にするとき、風化させているのは誰なのだろうと考えます。わたしは風化させているひとりは間違いなくわたし自身であり、またわたしの無関心であると思っています。

 実は私の祖父の兄の家族も長崎で原爆の犠牲になりました。わたしの田舎にそのお墓があったせいで、この季節になるたびに父がその家族の最後を毎年毎年話してくれました。父親である祖父の兄、そして小学生だった息子は、爆心地に近いところで消えてしまったこと。残された娘と母親は軽傷ですんだもののやがて毛が抜け落ち真っ黒い血を吐いて死んでいったこと。だからこのお墓には母親の遺髪と爪だけが埋葬されていること。それらはもちろん伝聞ではありましたが、わたしの耳に今でも強烈に残っています。

 社会の授業でも戦争について学ぶわけですが、教科書の記述は、できごとのほんの一部の氷山の一角にしか過ぎません。そしてこの日本にもまた世界中にも、この戦争に人生を翻弄され今も苦しみ続けている人々が数多くいるということ、そして残念ながら1945年以降今にいたるまで戦争はなくならず数多くの命が犠牲となり、今も世界のどこかで24時間中、多くの尊い命が奪われ続けていることを認めざるをえません。

 今年はアメリカのオバマ大統領が核兵器使用国としての自国の道義的な責任に言及したと話題になりました。しかし、戦争の惨禍に苦しむのは一市民です。だからこそ戦争をくい止めるのもやめるのも市民の力でなければなりません。愛する子どもたちに平和について戦争について、私たち大人が真面目に真剣に「語る」ことが今、大切ではないでしょうか。愛する子どもに愛を込めて「語る」ことにまさる平和運動はないのではないかと思います。

 今日は先月の21日から23日にかけて、5年の選択合宿のひとつとして、上高地から飛騨高山の夏山を散策した「夏山合宿」についてご報告いたします。

 一日目の朝は、小雨が降るなかでの合宿スタートとなりました。松本から新島々について、バスで上高地に向かいました。上高地に到着するころには、空も少し明るくなり、雨も小ぶりになりました。バスターミナルで雨具をつけ、徳澤に向かって元気に歩き出しました。宿舎の徳澤園では、まず、ゆっくりお風呂に入って旅の疲れを癒しました。部屋でくつろいだあとは、お待ちかねの夕食です。山菜や、岩魚の塩焼き・飛騨牛のステーキなど豪華なメニューで、デザートのスイカまで、子どもたちも大満足でした。食後はまだ雨が降っていたので、星の観察はできませんでしたが、室内で引率の先生たちと楽しいゲームをして過ごしました。

 2日目、雨はまだ、残っていましたが、歩き始めてしばらくすると少しずつ天気が回復し、穂高連邦も顔を見せ始め、あたりのすばらしい景色がくっきりと浮かび上がりました。横尾から先は、道が荒れているという情報が入ったので、小屋の前の広場で写真を取ったり、遊んだりしました。お昼には、徳沢まで引き返し、準備していただいたおにぎり弁当を食べました。食後には、徳澤名物のソフトクリームも食べました。ミルクたっぷりの濃厚な味でとってもおいしかったです。その後、上高地を出て、バスで飛騨高山に向かいました。宿舎の「飛騨プラザホテル」には、お風呂が2つあり、グループごとに自由にお風呂に入りに行きました。夕食のあとは、ホテル内のチャペルで祈りの集いをしました。パンの代わりに飛騨名物の大きな塩せんべいを割り、みんなで分けあって食べました。

 3日目の朝早く、宮川の朝市に出かけました。早速、取れたての桃にかじりついたり、みたらしだんごをほおばったりしている子どももいました。朝食後は、昔の役所のあとである、陣屋を見学しました。陣屋を出て、「夢工場飛騨」で塩せんべい焼き体験をしました。この塩せんべい作りでは、まっすぐな面にするのが難しく、すぐ、曲がってしまいます。でもとにかくみんなせんべいを仕上げて、これでひとつお土産が、出来上がりました。お昼ごはんは、各グループに分かれて、各々の班の担当の先生たちと一緒に気にいったレストランで食事をしました。そしていよいよお待ちかねのお土産タイムです。各グループに分かれて、古い町並みでお土産を買いました。女の子には、かわいい小物、男の子には、刀が人気だったようです。その後ホテルに戻り、ホテルの人に挨拶をして、高山駅から特急飛騨に乗って、帰路に着きました。

 この合宿でみんなそれぞれ忘れられない思い出ができたように思います。

「プチパ」の遠足に行きました。

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 夏休みもちょうど中間点となりました。みんなお元気に楽しい夏休みを過ごされているでしょうか。学校も蝉の鳴き声だけが一日校舎に響きわたっています。ようやく暑くなってきて、夏もこれからといいたいところですが、はや立秋も目前。蝉たちも今年の夏の異変は堪えているのではないでしょうか。

 さて、今日は学童保育「プチパ」の遠足を行いました。行き先は大阪私立科学館。京阪中の島線の渡辺橋の駅から歩いて10分ほどのところにあります。20人の1年生から3年生が参加。3人の3年生が班長を務めてくれ、見学会を過ごしました。科学館にはいたるところに科学への興味をひく展示が行われていて、どれも触ったり遊んだりできるので、どのコーナーでも子どもたちも大喜びで学んでいました。大きなプラネタリウムのスクリーンで観た映画や、「偏光シート」を使った不思議な実験があったサイエンスショーなど、盛り沢山の内容で楽しい一日を過ごすことができました。夏休みの長い一日ですが、本校教員も学習の時間に指導に入ったり、工作や遊びを紹介したりしながら、過ごしています。

 少しでも新しい発見や学びがある楽しい「プチパ」を目指して、スタッフの先生方と本校教員が協力してすすめています。

 今日の不思議な体験を、ぜひお仕事から帰られたお母さん方に聞いてやっていただきたいなあと思います。

先週7月29日~31日の2泊3日で、5年選択合宿の一つ『乗馬合宿』に行ってきました。前回のブログに赤野校長が書いてくださいましたように今年ホームステイに参加する予定だった子どもたち(5年生19名と6年生2名)です。目的地の大山までは貸切バスで約4時間、子どもたちは早く馬たちに会いたいと楽しみにしていました。

大山乗馬センターに着くと、スタッフの方から施設の説明や馬の体について、そして様々な馬具などについてのお話を聞きました。学校で事前学習会をし、乗馬用語も少しは学習していましたが子どもたちは真剣に聞いていました。そのあとはいよいよお馬さんとご対面。みんなわくわくしながら馬に近づきました。私が「足を踏まれないように、踏まれたら指の骨が折れるよ!」などと言っていたものですから、馬体に触る時はどの子もへっぴり腰です。それでも優しくブラシをかけて、スタッフの方に「ほら、気持ちいいみたい。鼻の下が伸びてるよ。」と言われ嬉しそうでした。洗い場で馬の手入れをしている時には、いきなりボロ()や尿をされて驚きながらも、その始末を嫌がりもせずせっせとしていました。厩舎体験では、一頭ずつの馬房清掃をしました。汚れた藁くずを大きなスコップでかき出し、一輪車に積みます。それを捨てる場所まで運び、新しい藁を馬房の中に敷くのです。子どもたちにはとても重労働で、音を上げるかと思っていましたが、汗だくになって頑張り「私はドンキー(馬の名前)の部屋をきれいにしてあげたよ。」とか「ハイジ(これも馬の名前)の部屋は思いっきり汚かったなあ。」などと楽しそうに報告してくれました。

さて、乗馬の方は・・・「馬のおなかを蹴って!」「もっと背中をまっすぐに!」などスタッフの指示が飛ぶ中で、子どもたちの表情は真剣そのもの。おのずと手に力が入り、手綱を引く手が上がってしまいます。(こぶしは下で引くほうがよいのですが。)それでもみんな、とても満足気な表情で降りてきました。二日目は軽速歩(けいはやあし)といって馬に走らせて乗り手はそれに合わせたリズムを取るのり方を習いました。鐙を踏んで立ったり座ったりをリズムよく繰り返すのですが、これがなかなか上手くいきません。一所懸命頑張ったので「特別にご褒美!馬に乗って少しお散歩しよう!」と言われ、そのまま森の中へ・・・馬場からでた途端、「草を食べられるな!」スタッフの叫び声です。文字通りの『道草』で、馬は大好きな草の方へ一目散。それを子どもたちは制止できないので、一緒に草むらへ突っ込んで行きました。(もちろんスタッフの方が方向を立て直してくださいました。)

最終日は、2.5kmのトレッキングに出かける日です。朝から晴天に恵まれ、気温23℃の爽やかな大山の森の中や草原、そして車の通る道路も歩きました。オーストラリアには行くことができませんでしたが、子どもたちはこの合宿で馬の世話をして仲良くなり、乗馬をする喜びを感じていました。また、馬も見た目だけでなく、一頭一頭性格が違うということもよくわかったようです。因みに一番人気は"くろまめ君"というちょっぴりやんちゃな馬でした。