October 2009 Archives

誰でもが入りやすい校長室でありたいです。

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 今日は土曜参観日で、多くの保護者のみなさまにご来校いただきました。ひとつひとつ教室をまわりましたが、いつも以上に緊張した面持ちで授業を受けている子どもたちが多かったように感じました。保護者のみなさまの目には、子どもたちの成長はどのように映ったでしょうか。

 先日、交番のような校長室というお話をしましたが、昨日もいろいろな子どもたちが訪ねてくれました。「先生、バッティングを教えてくれませんか。」と6年の男の子が入ってきました。聞くと、もっと飛距離を出すにはどうすればいいかを知りたいとのこと。「まず、バットのスイングのスピードを上げること。それにはいっぱい素振りをすることだね。次に腰を開かずにためて...、そうそう、そしてここからボールを押し出すんだ!」まるでNHKの野球解説者のように校長室で手取り足取りでコーチをしました。次に来たのは3年の女の子。「あんな、○○さんや○○くんが、いじめてきはる。わたしが、言った話もいい加減にしか返事をしはらへん...。」なるほど、なるほどと聞いていると女の子は次から次へといじわるされている事実を話し続けました。そして最後に、「でも、これ、担任の先生に聞いてもらお。校長先生ありがとう。すっとした。」そう言ってニコッと笑うと飛び出していきました。もうひとり入ってきた女の子は、去年まで毎日来ていたのに、今年の5月くらいからちっとも来なくなった女の子でした。「先生、久しぶりに来た。」「ほんまや。どうしてたん?来ないから心配してたんやで。」ニコニコ笑っている女の子にわたしは尋ねました。「クラス、楽しいか?困ってることない?」するといっそうニコニコしながら「むちゃくちゃ楽しい。友だちといっつも遊んでる。それとな、校長先生、わたし担任の○○先生、大好きやで!」彼女の笑顔に充実している日々を感じました。「時々は来てや。先生、寂しいし。」「わかった!」彼女は元気に部屋を飛び出していきました。すぐに担任に伝えたのは言うまでもありません。

 交番でも何でもいい。子どもたちが、いつでも飛び込んでこれる校長室でありたいと思っています。

朝の校門にもさまざまなドラマがあります。

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 冷たい空気のなか、子どもたちが登校してくる季節となりました。「挨拶もマンネリは良くありませんから...。」とおっしゃる守衛の瀬戸口さんは、最近両手でバイバイをするように大きく子どもたちに振って挨拶されています。子どもが大好きな瀬戸口さんの笑顔とこのパフォーマンスに、子どもたちも大喜び。「反応、なかなかいいですね。」有難いことです。わたしは手を差し出しタッチをしていたのですが、ある1年生の男の子が立ち止まり、一言。「校長先生、手、冷たいやろう。何か枕みたい...。」タッチした僕の手を両手で自分のほっぺたに押し当ててくれました。これがまたつきたてのお餅みたいに温かくて...。それから今日は6年の男の子と女の子4人が、電車ごっこみたいに肩に手をあてながら、(まるでジェンカみたいに)「おはようございまーす!」と通過していきました。あと5ヶ月になった小学校生活。けれどもこうやって6年になっても男女仲良く最後まで過ごせる雰囲気も、うちの学校の宝だなあ...と、その後姿を見送りながら思いました。

 今日はロザリオの月のまとめの集会が、朝の会の時間を使って全校でありました。それぞれの学級で取り組んだ実践が披露され、その実践を書いた画用紙のまわりには、みんなの頑張りを示すバラの花が飾られました。全校でお祈りをしたあと、この1年間、祈りの集いに通うことでためたビーズで、見事オリジナルのロザリオを作った27人の人たちが壇上で大きな拍手を受けました。1本のロザリオには59個の珠が必要なわけで、こつこつと59回以上、参加したということになります。わたしも、それを大いに褒めながら、呼びかけました。「今展示してある運動会の写真の中で、特に6年が作り上げたピラミッドの写真をぜひ見ておいてください。この1ヶ月のみんなでの頑張りも、形は見えませんが全校で作りあげたピラミッドです。来月は死者の月。またみんなでピラミッドを作っていきましょう。」

 明日は土曜参観です。ご来校をお待ちしています。

毎日の挨拶に元気をもらっています。

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 今日は近隣の中学校や小学校と協力して、それぞれの学校周辺の地域をきれいに清掃をする「クリーンキャンペーン」が、保護者会の呼びかけで開催されました。わたしはB日程の入学試験のために参加させていただけなかったのですが、小中高合わせて119人もの保護者のみなさまにご参集いただき、とてもきれいにしていただきました。本当にありがとうございました。

 子どもたちが帰る時間帯。校長室の入り口から、1年生が次々に入ってきて、「さようなら!」「さようなら!」と笑顔で挨拶してくれます。なかには挨拶するたびにわたしのお腹まわりに抱きつき、「あっ、校長先生、太った!」と可愛い忠告をしてくれる女の子がいたり、ある男の子は「今日な、生活で工作したんやけど、楽しかったあ!」と授業の報告をしてくれたり。わざわざ、校長室まで足を運んで顔を見て帰る子どもたちに、ありがたいなあと思っています。1年だけではありません。「先生、前やったゲームしよう!」と入ってくる2年生。「久しぶり!先生、元気ですか。また来ます!」と一言言って飛び出した3年生。扉を開けていると実にいろいろな子どもたちが訪ねてくれます。「まるで、街の交番みたいだなあ...」なんて思うこともあります。

 小学生のころ、帰り道に1軒の畳屋さんがありました。(と言っても今の子どもたちにはわからないでしょうが...)いぐさの香りが漂う中、ひとりのおっちゃんが仕事をしてました。「おいっ、ナゾナゾ出すぞ。」おっちゃんは僕たちを真剣に見つめていいました。「三個3円の飴、十個でなんぼや?」「30円!」「ブー。間違い!」こんなたわいもない話ですが、日替わりの楽しい会話を毎日毎日しては帰っていました。「畳屋のおっちゃん、亡くなったぞ。」と父から電話で聞いたのはもう5年ほど前のこと。でも今でも畳の香りをかぐとおっちゃんとの楽しい会話を思い出します。

 毎日の小さな小さな挨拶や会話が、信頼を生むということ。言葉の力を感じます。

 

 10月をカトリック教会では「ロザリオの月」と呼び、聖母マリアさまへのお祈りを特にすすめています。「ロザリオ」とはマリアさまに捧げられたバラの花冠のこと。バラの花ひとつを珠に見立てて、これを数珠のようにつないだお祈りの道具を、今では「ロザリオ」と呼んでいます。今朝は2年の松村真紀教諭が司式をして、「ロザリオの祈り」の会が聖堂でありました。「夜、眠るときにも、このロザリオの祈りはとってもふさわしいと言われています。もし眠ってしまったとしても続きは天使がしてくれるっていう言い伝えもあるくらいですよ。」優しいいいお話でした。先生のお話に続いて、主の祈り、そして天使祝詞がみんなで唱えられました。祭壇の上で天使祝詞の回数を示すカードを10人の人が持ってくれるのですが、半分以上が1年生だったので、びっくり。しっかりとお仕事をしてくれていました。子どもたちは、出席の回数によってロザリオの珠や、十字架などをもらい、オリジナルの「ロザリオ」を完成させていくことになっています。戴いた珠を入れ物に入れて大切に持ち歩いている姿は本当に微笑ましいです。

 ずいぶんと昔、担任させていただいた3年の男の子のお母さまが、あるときこんなお話をされていました。「聖母に入学してから、我が家で変わったことが二つあります。ひとつは食事のときにわたしが黙って手を合わせると、息子が元気な声で『父と子と聖霊のみ名によって...アーメン。わたしたちの...。』とお祈りをしてくれるようになったことです。それともうひとつは、夜眠る前。これはわたしの方から『お祈りしよう。』と声をかけまして、ほんの少しの時間、向き合って目をつぶり手を合わせます。神さま、ありがとうございます...、それだけなんですけれどね。子どもと一緒に静かに手を合わせる時間がほんの少しできただけで、何か元気をいただけるような気持ちがします。」嬉しいお話でした。

 子どもたちが、友だちと一緒に『父と子と聖霊のみ名によって...』と「ロザリオ」を手に祈った体験が、大げさですが、きっと一生を支える力になると信じています。

 今日から新しい週に入りましたが、3年生1学級でインフルエンザによる欠席が多く、明日から学級閉鎖をしなければならなくなりました。一日も早くみんなが元気に登校できますように、祈っています。その学級の女の子たちが、帰りに4人で校長室をのぞいてくれました。「先生、帰ります!」「はーい。また明日ね。元気に来てね!」と答えると「先生、来られへん。学級閉鎖やし...。」「もう宿題、山盛り出たし...。」「早く学校来たいわあ...。」と口々に返事が返ってきました。「元気でね。待ってるで!」手を振りながら、4人を下駄箱まで送りました。

 朝、体育館では後期の児童会の役員と代表委員の認証式を行いました。各学級から選ばれた3年生以上の代表の子どもたちが、緊張した面持ちで舞台に並びました。ひとりひとりに認証状を渡すのですが、両手でもらう子どもたちの目のキラキラしていること!とても頼もしく感じました。議長に選ばれた6年生が、「礼儀正しく、悪口の無い学校にしていきましょう!」と全校に決意を発表してくれました。

 本当に、どんな時でも礼儀を大切にまわりの人と接する子どもたちに育ちますように。誰一人悪口を言わない、言われない。優しい言葉が学校中の子どもたちの会話にいっぱい溢れますように。キラキラしたあの目を思い出すと、きっとそんな学校になれるんじゃないか!そんな気持ちがこみ上げてきます。

 新しい風が、爽やかに吹き始めています。

たかが服装、されど服装です。

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 爽やかな気候に誘われて、外で遊ぶ子どもが多く、校長室の歌声ライブも休業中。良いことです。朝、校内着に着替えた子どもたちは、休み時間になると校内の広い遊び場で思い思いに遊んでいます。最近よく見られるようになったのは、縄跳び。「校長先生、見て見て!」と、1年生が真新しい縄を手に、前とびや後ろとびを一生懸命見せてくれるのは、何とも微笑ましいものです。時々、6年生のお姉さんが、「二重跳び」や「はやぶさ」などの難度の高い技で跳んでいると、「すごい!」と1年生が集まってきます。

 今でこそこの校内着がありますが、かつては一日制服で過ごしていました。子どもの遊びを考えたとき、制服では機能的ではないこと、また汚れによる傷みも激しいなどの理由で、校内着が導入されました。初期の頃は女子はデニム生地のスカートでした。しかし男女の差なくより活動しやすいものを、ということで、今のような体操服兼用のハーフパンツに落ち着いたわけです。子どもたちの活動は飛躍的に活発になったと思います。

 遊びにおいて服装が重要なのは教員も同じです。男性教員がほぼ毎日着ているスーツほど、休み時間にそぐわないものはありません。わたしも今日までに何度か、スーツのズボンのお尻の部分を「バリッ」と裂いたり、体育館の床の釘にひっかけて新品のスーツを破ったりしたこともありました。心理学的にもスーツは子どもに権威を感じさせ、近寄り難い雰囲気をかもし出すと聞いたことがあります。授業はともかく、休み時間はやはりスーツを体操服なりに着替えることが、子どもたちと汗だくになって遊ぶうえでも大事なひと手間です。さらに、低学年の子どもたちが喜ぶ服装があります。何だと思いますか?実は子どもたちが着ているのと全く同じデザインの校内着です。何故か、「わあ、先生も校内着、着てる。」「おんなじや!」と必ず反応があります。「子どもの目の高さで。」とは言い古された言葉ですが、間違いなく同じ服装で汗だくになり、子どもたちと転げまわって遊ぶことこそ、子どもたちの仲間に入れてもらう一番の近道なのです。

いくつになってもそうありたいと思います。

合宿、遠足が終わりました。

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 今日は遠足でした。雲ひとつない秋晴れのもと、学校での集合は1年生と5年生のみ。「もう、走っちゃ駄目って駅から何度注意したこか...。」1年の芝教諭は笑いながら1年の子どもたちの手を引きながら正門を通過していきました。確かに、今日はセミナーハウスのあたりから、走る1年生の多いこと。ウキウキすると子どもは走るって本当です。今頃はそれぞれ家路についているころ。楽しかった秋の一日。いっぱいの思い出ができたことでしょう。

 また2時過ぎには2年生も合宿を終えて学校に帰ってきました。ちょうどバスが到着する成田山の駐車場に向かってお迎えに歩いている途中で、2年生が並んで下ってきました。「おかえりなさい!」「楽しかった?」次々と出会う2年生に声をかけましたが、どの顔もお疲れモードで力なく笑うのが精一杯。大きなリュックを背負い足を重そうにひきづりながら、思う存分活動した様子が伝わってきました。「先生、早く家でゴロンとしたい...。」グロッド前でリュックを下ろし足を投げ出した男の子がつぶやきました。2年生みんなの気持ちでしょう。どうか気をつけて帰ってゆっくり休んでほしいです。

 今回参加できなかったお友だちにも、遠足そして合宿での楽しかった思い出を、クラスみんなでいっぱい聞かせてあげてほしいなあと願っています。

今日は、副校長の藤原がこのブログを書かせていただきます。

5月頃に新型インフルエンザが大阪にも発症した頃から、休日や夜間にも保護者の方から発熱などのご報告やご相談を受けられるよう、学校の携帯電話を私がお預かりしています。そのホットライン携帯が頻繁に受信しだしたのは9月の中旬からで、シルバーウィークと10月4日の運動会の日(延期になり10日に実施しました。)には罹患された方が多く、インフルエンザの感染力の強さに驚きました。その後も毎日発熱や罹患報告は続いていており、先生方といつも心配しています。

今日は、2年生が合宿に出かけました。天候の心配は全くなく、秋晴れのよい天気に恵まれ、学校にリュックを背負って登校してきた2年生は、出発前から嬉しさが隠せず少々はしゃぎすぎの様子でした。その嬉しそうな様子を見ながら、やはり楽しみにしていた合宿に参加できなかったお子たちのことを思うと心が痛みます。予定どおり《アクトパル宇治》に着いた2年生はさっそくハイキングに出かけ、山の上から元気よく「ヤッホー!」と呼びかけていたそうです。昼食の後は、アスレチックに挑戦したり水遊びをしたりとお楽しみのスケジュールがいっぱいで、小さなカニを捕まえて楽しんだようです。夕食後には星の観察という予定もあります。

また、明日は2年以外の学年も遠足です。1年は《山田池公園》、3年は《嵐山》、4年は《生駒山》、5年は《関西サイクルスポーツセンター》、そして6年は《ユニバーサル・スタジオ・ジャパン》に出かけます。2年生と同じくどの学年にも明日参加できないお子たちがおられることは辛いですが、元気に楽しい一日を過ごしてほしいと思います。

 

明日から2年が合宿に出発します。

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 毎朝職員室に入り、まず見るのは、インフルエンザをはじめ欠席の子どもたちのお名前です。特に合宿が明日にせまった2年生にも、まだ快復できていないお子たちがあり、全員参加の状態で合宿に出発できないのはとても辛いことです。

 ちょうど3年前、1年生で担任した太朗君のお父さまが亡くなったことを喪中のお葉書で知り、担任して以来16年ぶりにご自宅に弔問した際の話です。お母さまと懐かしい太郎君の1年生のときの話になりました。わたしにとっても初めての1年担任。入学式の緊張は今でも忘れられない思い出です。「入学式の日は、いいお天気でしたよね。あの式では...。」と覚えている限りの思い出を、お母さまや太朗君にしたあとでした。「先生、うちの子、おたふく風邪で...。入学式から欠席しちゃって...。」申し訳なさそうに、苦笑いされるお母さまを前に、わたしは顔から火が出そうなくらい恥ずかしくなりました。わたしは忘れていたのです。「いやいや、先生、いいんですよ。あの入学式の日にすぐに家庭訪問してくださったでしょ。この先生が息子の担任の先生なんだって、すごく嬉しかったんですよ。」お母さまの優しい笑顔と心遣いに本当に救われた気がしました。あの一生に一度の入学式に参列できなかったお母さまは、ずっとそのことを覚えていて、さらにご自宅でのわたしとの初めての出会いを克明に覚えていてくださったのでした。これ以上ないほど、情けない気持ちで、お母さまに元気になっていただこうと伺ったのに、へこんだ気持ちで帰宅したのを覚えています。参加できなかった子どもの思い。そして参加させてやれなかった親の思い。確かにわが子のことを考えれば、忘れるなんてありえないですよね。

 運動会もそうでしたが、これから続く合宿や遠足、音楽発表会。そして卒業式。どの行事にも全員が元気で参加できることを祈るばかりです。しかし、インフルエンザの特性上どうしても参加できないお子たちも出てくることを覚悟せねばならないのも事実です。いっそう、毎日の学校生活で、「ひとりでも欠けたらクラス・学年にならないんだ。どのお友だちもなくてはならない大切なお友だちなんだ。」という子ども同士の絆を太く育てていかねばなりません。参加できなかった思いを癒すのに力となるのは、この絆に他ならないと思うからです。

子どもと話す時間ほど楽しいものはないですね。

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 「なあなあ、この服どう?」「かっこいいやん。でも値段高すぎる。」職員室の窓ごしに楽しそうな会話が聞こえてきました。そうっと窓からのぞくと、4人ほどの3年の女の子が絵かきノートに可愛い洋服や髪型を描いて見せ合っていました。僕がのぞいているのに気づいた一人が、ニコッと笑ってノートを隠しました。「わあっビックリした!校長先生や。」予期せぬ客人に少々照れている4人組。「何描いてたん?見せてもらっていい?」「えー!」「恥ずかしいわ!」と白い歯を見せていた女の子たちも、後ろ手に閉じていたノートをそっと見せてくれました。それは、何と「ファッション雑誌」でした。洋服からカバン、おしゃれな小物から髪型まで...。さまざまな商品はカラフルに色鉛筆で色が付けられていて、「お買い得!」「○○円」と値段まで付けられています。もう、子どもたちのファッションセンスの良さ、デザインの面白さに、驚いてしまいました。女の子ですね。後半は自分がデザインした服や帽子のプレゼンテーション。とっても楽しい休み時間になりました。

 また今日から教育実習生の学生さんを迎えています。配属学級は2年です。「一生懸命、子どもたちのために頑張ったことは、必ず子どもたちに届くもの。しっかり子どもたちと遊んで関わってください。」と心構えを話しました。緊張した面持ちの学生さんに、25年前の自分の姿を見るようです。聖母の子どもたちと一緒に、一生忘れられない「物語」を作ってくださることを願っています。

ご冥福を心よりお祈りいたします。

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 今朝は悲しいことをお伝えしなければなりません。このブログをいつも楽しみにして読んでいてくださった、2年生のお父さまが、昨日ご病気で急逝されました。奥さまと可愛いさかりの2年生と2歳のお子さまを残してのお別れに、さぞ父親としてお辛く、またどうしようもなく無念なお気持ちだったことだろうと拝察いたします。涙が止まりません。

 ちょうど1年ほど前、校長室に「先生、僕、強い子どもになりたいんですけど...。どうやったらなれますか?教えてください。」と言って訪ねてくれた1年の男の子がいました。笑顔の朗らかな、見るからに優しそうなその男の子に、「本当に強い人はね、本当に人に優しくできる人じゃないかな。」そんな会話をかわしたわたしは、そのことをブログに書きました。その日のことです。「おい、今日のブログ。息子のことじゃないか?」お父さまが奥さまに、勤務先でご覧になったブログのことを連絡してくださり、翌日お母さまよりご連絡をいただくということがありました。どれほど、お父さまが、お忙しいなかでお子たちのことを心にかけておられるかを知りました。そしてわたしの考えがご両親のお考えでもあったこと。本当に嬉しく励まされたことを昨日のことのように思い出します。このお父さまこそ、お亡くなりになったお父さまでした。

 今夜、お父さまの通夜式がとり行われます。この学校でお会いできたことに、心からお礼を申し上げ、力いっぱい、天国のお父さまに叫びたいと思います。

「お父さまの願いどおり、お子さんは優しく朗らかに育っておられますよ。どうか見守っていてください。聖母の教職員みんなでお母さまとお子さまを精一杯お支えします!」

 ご冥福を心よりお祈り申し上げます。

子どもが望む大人について考えました。

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 昨日と今日、遠く新潟県の上越教育大学から赤坂真二先生をお迎えして、「どうすれば、クラスの子どもたちの満足と意欲を高めることができるでしょうか?」というテーマで、のべ3時間半の研修会を行いました。本校では昨年から学校評価の中心を「子どもたちがどれだけ学校生活に満足しているでしょうか?」という点においているため、このテーマはとても重要です。今年は、アンケートに加え、Q-Uテスト(図書文化)と呼ばれる心理テストも全校で実施して、より客観的にクラスの姿をみんなで見つめていこうと取り組みを始めています。

 そのなかで、昨年の学校評価で「友だちとのことで困ったときに、先生に相談する。」と答えた割合が高学年になるほど下がっていた点は、ぜひとも改善しなければならない点として今年は全教員で意識して取り組んでいます。休み時間も子どもたちと一緒に遊ぶ先生の姿がうんと増えたことは、それを物語っています。

 ただこの点について、赤坂先生のお話で興味深いことがありました。それは2005年の日本の中学生にとったアンケートについてでした。「日本の最近の親は過保護と言われてきました。しかし、中学生に尋ねると驚くべきことに『親は自分に無関心だ。』と感じる子の割合が他の国に比べ非常に高く、その親像も『ほめてはくれるが、悩んだときに寄り添ってくれず、要求ばかりが高い』といった見方が圧倒的に多いということがわかりました。過保護とはほど遠く、子どもはもっと話を聞いてほしい、叱ってほしい、関わってほしい、と望んでいるのです。したがって困ったときに相談する人を持っていないというのも現代の子どもの姿です。」赤坂先生は「だからこそ、本気で愛情を伝えることのできる大人こそ、子どもが望んでいるのです。」とおっしゃいました。

 教師がどうあるべきか、親がどうあるべきか。子どもに関わる大人にとって、非常に大切な宿題を与えられた気がします。

 運動会後はじめての登校になりましたが、2年生においてインフルエンザを発症したお子さんが増え、1学級を学級閉鎖とすることにいたしました。まだまだ、インフルエンザの流行のピークはこれからとも言われています。全校でうがいや手洗いの指導を強化して、引き続き感染が拡がるのを防いでいかねばなりません。一日も早い子どもたちの完治をみんなでお祈りしたいものです。

 今日は本当ならば、オーストラリア・アデレードにありますSt.アンドリュース校の26名の生徒さんと3人の先生方の親善訪問をお受けし、5年生と体育や図工などの授業を一緒に受けていただき交流する予定でした。中間休みには全校でお迎えし、歓迎会をする企画もありました。しかし、インフルエンザの感染を考えると、残念ですがお受けすることはできませんでした。朝、宿泊されている大阪市内のホテルに出向き、訪問をお受けできなかったお詫びを申し上げるとともに、歓迎のメッセージをお伝えしました。

 思い起こせば中学校の修学旅行で鎌倉を訪れたとき、生まれてはじめて外国人に英語で話しかけて、「通じた!」と感動したのを最後に、外国に行くこともなく、話す機会もなくという人生でした。今日ほど英語が上手に話せたらなあ、と思ったことはありませんでした。先生方や生徒さんがニコニコと早口の英語で話しかけてくださいます。「?...」ともかく満面の笑顔でうなづきながら、「オウ、ナイスナイス。」とか「OK、OK!」と答えるのが精一杯。冷や汗が出ました。でも笑顔は万国共通。一緒にユニバーサルスタジオジャパンの見学にも同行しているうちに、うちとけて何となくコミュニケーションできるようになりました。

 ぜひ今後とも末永くSt.アンドリュース校との交流は続けていきたいと思っています。

「奇跡」はおこりました。

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 静まりかえった校長室でこのブログを書いています。昨日の運動会の熱気がまだあたりに漂う早朝のキャンパス。子どもたちの歓声が響いてきそうです。

 「心がひとつになったとき、奇跡は本当におこるということを、全校のみなさんから教えてもらいました。」閉会式の挨拶で、わたしはあえて「奇跡」の二文字を口にしました。インフルエンザによる学級閉鎖を余儀なくされ、延期を決めた1週間前から感染は拡がり、不安が大きくなる中での、台風。一度作っていただいた会場もすべて片付け、学校を再開した8日でもまだ2クラスが学級閉鎖の状況。10日にやるにしても、ほぼ一週間、何も揃って練習しないままでの本番で、はたしてできるのだろうか。特に6年の組み立て体操は、前日まで必死で練習を重ねてきても成功するとは限らない種目。けがの心配もあります。ほとんど心が折れそうな気持ちは、保護者のみなさま、そして教職員の気持ちそのものだったのではないでしょうか。ところが...。

 どの学年の演技も、そして競技も、素晴らしい出来映えでした。これが一週間何もしていない子どもたちか?と思うほど、実に立派な姿でした。特に、6年の組み立て体操は圧巻でした。多くの体調を崩した友だちを出し、全員揃ったのが本番当日という逆境のなかで、子どもたちは完璧に技を決め、最後の7段ピラミッドの成功は会場全体に大きな感動をおこしました。あっぱれ!心から子どもたちに「奇跡」を見せていただいたことに、ありがとうと感謝の気持ちでいっぱいです。

 これもご声援いただいた保護者のみなさま、そして本番に登校できずに成功を祈ってくれていたお休みしていた子どもたちとご家族のみなさまのお祈りのおかげでございます。本当にありがとうございました。最後に心が折れそうになりながらも励ましあいながら燃えた本校の教職員。この心熱い良き仲間に恵まれたことを誇りに思います。

感謝の気持ちをこめて明日を迎えましょう。

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 約1週間ぶりの子どもたちとの再会...どの子も久しぶりの登校にうきうきしているのでしょうか。いつも以上に笑顔で挨拶してくれる子どもが多かったように思います。「服を着替えたら、すぐにうがいと手洗いをしてね。」ひとりひとりに声をかけました。

 そして朝の出席確認。インフルエンザの罹患者数が、学級閉鎖となる基準をどのクラスも下回ることがわかり、校医先生に連絡。明日の運動会実施が決まりました。とは言っても、まだ明日登校できない子どもたちもいるなかでの実施決定。複雑な思いです。今日まで暑い9月を頑張って練習に励んできたのは、全校どの子どもも同じです。「おうちの方にぜひ見てほしい!」そんな気持ちで頑張ってきたはずです。「何としても出場させてやりたい。そしてこの目で成長の姿をしっかりと見届けてやりたい。」そうお思いになるのは、どの親御さんでも一緒でしょう。さらに延期したために、子どもは出場するけれども仕事などのために応援にかけつけられない親御さんもおありかもしれません。

 わたしは、明日みんなと頑張りたいと思ってもかなえられない友だちの思い。わが子の晴れ姿を見たいと思っても、さまざまなご事情で見ることができない親御さんの思い。これを、忘れて運動会をやってはならないと思っています。ひとりひとりが、今こうして元気に出会えたこと、集えたことに心から感謝をしながら、まさに祈りのうちに力いっぱいの演技や競技を発表する運動会でありたいと願います。休んでいる友だちがおうちから送ってくれる声援を全身で感じながら、過ごす一日でありたいです。

無事A日程の入試が終わりました。

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 運動会が延期となった3日。さぞ、さまざまなご意見が保護者のみなさまの間でもあったことと思います。結果的には校医の先生のご心配が的中して感染が拡がり、たくさんのお子たちやご家族に辛い思いをおかけしました。行事も大切ですが、学校が最も優先しなければならないのは子どもの命(健康)であります。やはり延期しなければならなかったのだと痛感しております。昨日まで大運動場には、保護者のみなさまに雨の中準備いただいたテントと椅子が並んでおりました。しかし、ここに来て明日からの大型台風の接近。急遽テントの幌を外して収納。また椅子や入退場門もすべて体育館の中にいったん片付けざるをえなくなりました。体育館2階に掲げていた各クラスのシンボルマークも、雨風で壊れるのを防ぐために、すべて外して室内へ入れました。会場は完全に台風対策に模様替えして嵐が過ぎるのを待っています。

 今日はA日程の入学試験を行い、雨の中、おうちの方に連れられた可愛いお子たちが受験してくださいました。どのお子さんも楽しそうな元気な声で「さようなら!」と挨拶をして帰途についていただくことができました。幸いインフルエンザにより受験できなかったお子さんも無く、全員が無事受験していただくことができました。少し安心いたしました。

 今回のインフルエンザの感染力は、本当に猛烈な勢いで、中にはお子さんが感染したあと、看病しておられたお母さまからお父さまへと家族中が高熱でお辛い思いをされているご家族もあります。ただただ、全校の子どもたちとご家族が、全員元気に快復されることを祈るばかりです。

運動会は10日に延期いたします。

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 インフルエンザへの罹患が少しずつ拡がりをみせているうえに、高熱を出す子どもたちも増えてきたため、1学級を学級閉鎖にすることにしました。これにより運動会は10日に延期します。「インフルエンザの感染力は強烈です。あなどってはなりません。」学校医の先生のご判断でも、確実に全校に拡がる兆候が見られるとのことで、注意が必要です。保護者のみなさまにもご心配をおかけいたしますが、ご理解をよろしくお願いいたします。

 昨日はテントや椅子の準備のために午後より多くの保護者のみなさまがお越しくださり準備作業をしていただきました。どしゃぶりの雨の中、子どもたちのことを思っての献身的な作業に対しまして、心からお礼を申し上げます。ありがとうございました。

 子どもたちが、健康を快復して、ぜひともみんな揃って10日に素晴らしい運動会を実施したいものです。

今日は予行練習をしました。

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 「先生、見てて怖かったわ。」1年生の女の子が帰るとき、桜並木で話しかけてきました。「幼稚園でもピラミッドをしたけどね。3段やった。」まわりにいた男の子たちも話に入ってきました。「すごいと思ったわ。」「僕やったら絶対あんな高いところ、無理や。」話題はもちろん、今日の予行練習での6年の「組み立て体操」でした。6年生のお兄さんやお姉さんのピリピリと緊張した表情。そこで作られる技の数々。そして見上げるほど高い7段もの巨大なピラミッド。入学式以来、ずっとにこやかにお世話をしてくれた6年のお兄さんやお姉さんが、あんなに真剣な顔で取り組んでいるのを、見つめたのも初めてだったのではないでしょうか。「いつか、みんなも6年生になって、やるんだよ。あの一番高いところに登るのは、君かもしれんぞ。」「えーっ、怖い!」「そんなんできひん。」わたしの言葉に、口々に答えてくれました。またひとつ、今日は6年生が1年生にとって、憧れの存在になったなあと思いました。

 本校の運動会の見所のひとつに、係り活動があります。係りの種類は先日のブログでもご紹介したとおりですが、これも高学年になったからこそできるものです。仕事には、プログラム毎にフィールドを縦に横に全力疾走する審判係や、競技に使う道具をスピーディに準備する用具係もあれば、テントのなかでけがをした人のお世話をする救護係や、テンポよくマイクを通して種目を紹介する放送係など、それぞれの仕事が運動会の運営に無くてはならない仕事を分担しています。今日はそれぞれの先生の指導のもと、どの係も真剣に取り組んでいました。その姿も下級生にはしっかり見て学んでほしいと思います。

 「校長先生。今日はほんとに楽しかった。」最初に話しかけてくれた女の子が、校門のところでそう言って、ニッコリと笑って手を振ってくれました。初めての運動会。1年生もいっぱいの経験を積んでくれています。