January 2010 Archives

男の子の制服が新しくなります。

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 昨日は4年、5年の参観授業があり、明日は3年の参観授業があります。今年度最後の参観授業。子どもたちの表情は、またクラスの雰囲気は、保護者のみなさまの目にどのように映ったでしょうか。

 昨日より2010年度から採用する男子の制服を現モデルと並べて校長室前に展示させていただきました。ほとんど、基本的な色やデザインは変わらないのですが、ズボンが半ズボンから膝上くらいの長さの五分丈になるのに合わせて、ブレザーの校章の刺繍、胸ポケットなどをリニューアルいたしました。刺繍はより校章に近い美しいデザインとなり、胸ポケットもすっきりとした感じになりました。さらに儀式のときの正装として、ゴム式のネクタイを作りました。明るい青色にオレンジがかった金のストライプが斜めに2本入ったデザインです。このストライプは、本校のセーターや、女子のジャンバースカートに入った2本のラインをイメージして、男子制服にも取り入れました。昨日も校長室前に保護者のみなさまがお集まりになっては新しい制服について、お話になっていました。気にいっていただき子どもたちにも喜んでもらえると嬉しいです。

 子どもたちの反応はネクタイについての意見が多く、「かっこいい!」という意見から「ちょっと恥ずかしいなあ。」という意見までさまざまのようです。

 野球をやっていたころ、よくコーチから言われたことがあります。「一流の選手のユニフォームの着こなしを見てみろ。一目見てかっこいいと感じるだろう。中身は姿に現れるんだ。」と。制服も同じだと思います。この点、本校の伝統的な女子の制服は見事なデザインです。きちんと着れば着るほど可愛く、清楚な凛とした雰囲気が出るデザインです。男の子の新しい制服も、ぜひともかっこよく着こなして大切に育てていってほしいと思います。

子どもとのお話しが何よりもの宝です。

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 先週後半より私立小学校の校長研修のため学校を留守にしておりまして、久しぶりのブログとなります。昨日もノックのあと「はーい。」とお返事をすると、「わっ、校長先生、いはる!」と声がして、中学年の男の子が3人仲良く入ってきてくれました。「先週は何回か、ノックしてくれたのかな?」「うん。」と顔を見合わせながら照れくさそうにうなづいてくれました。三つ並んだソファにどんと座ると「あー、やっぱり校長室の椅子は最高!」前に座ったわたしと楽しいおしゃべりが始まりました。話題は「習い事」。「あんな、先生ぼくスイミング行ってる。」「僕はそろばんに塾。」と話していると、だんだんと勉強の塾の回数が増えていく話になりました。「先生、もうな、来年から週6日も塾、決まってるんやで...。死にそうやわ。」とニコニコしながら話すので、「死にそうには見えへんやん。でも自分から行きたいって思ったん?」と尋ねると「お母さんが行けって、決めてきた。」と少し真顔で答えました。「行きたくないのかな?嫌だ!って言わなかったの?」とさらに尋ねると、彼はニコッと笑って「そりゃあ行きたくないに決まってるけど、怒られるもん。お母さん、怖いんやでえ。それに今は大変だけれど、頑張って勉強したらきっといいことがあるってお母さんも言うし、僕、頑張ろうと思ってる。」真剣な顔の彼を思わず抱きしめたくなりました。輝いている彼の思いが曇ることのないよう、学ぶことが本当に楽しいと実感できる学校生活を作っていかねば!と改めて思ったひとときでした。

 今日は来客が多く、衝立の後ろでノックする音が聞こえるたびに「あっ、お客さんだ...。」という声。ゆっくりお話しできずごめんなさいという気持ちで、ドアが閉まる音を聞きました。子どもたちの思いや声が溢れる校長室でなければ...と思います。

5年生 スキー合宿

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はじめまして。教頭の澤井と申します。今日は校長に代わってブログを書くことになりました。

5年生は、112日から115日まで栂池高原でスキー合宿を行いました。

 1日目、京都に朝早く集合して、新幹線で名古屋に向かいました。名古屋から特急しなのに乗り換えるとところどころに雪が見え始めました。天気も曇りがちで、今にも雪が降ってきそうです。松本に着いてバスに乗りました。子どもたちは、お気に入りの「ドラえもん」や、「ワンピース」のビデオをかけてもらってルンルンで過ごしました。スキー場が近づくに連れて、雪景色になってきました。大阪であまり雪に親しみのない子どもたちにとって膨大な雪の量は、驚きでした。宿舎に着くとすぐに準備をしてスキー場に出ました。

細かい雪が降っていました。開校式がすむとそれぞれのグループに分かれて、早速練習開始です。板をはいて歩いたり上ったり、最初は大変でしたが、少しずつ慣れてきました。夜、食後にホテルの息子さんのお話を聞きました。息子さんはとってもスキーが上手で実際に滑っている様子をビデオで見せてくれました。

2日目、また雪でした。風があったので、ゴンドラも止まっていてリフトに乗り継いで、上まで行きます。滑ることには慣れてきて、少し長い距離も滑ることができるようになってきました。お昼は、お餅つきです。雪がひどかったので中でつくことになりました。あんこ・きな粉・大根おろしをつけて、つきたてのお餅をほおばります。みんなニコニコ笑顔でした。夜は、祈りの集いのあと漢字検定のテストをしました。どの子も真剣に取り組んでいました。

3日目は、スキー検定でした。この日はゴンドラも動いていて、いくつかのグループは、山の頂上まで行きました。雪が降り続く中、新雪の上を滑ります。板も靴も雪に埋もれて見えません。でもみんながんばって一生懸命滑りました。努力は報われ、おかげで全員合格することができました。

そして最終日、スキーの技術は、それぞれ上達してうまく回転しながら滑れるようになっていました。どのグループも今までよりも長い距離を滑りました。閉校式では、代表が終了証と合格証をスキー学校のコーチから、受け取りました。

四日間とも天気には恵まれませんでしたが、広いスキー場では思う存分滑り、宿舎では友達といっしょに過ごし、大切な思い出をいっぱいつくることができました。

今日は、副校長の藤原がこのブログを書かせていただきます。

昨日は午後から新入生対象の第1回オリエンテーションが行われました。先週は日本列島に寒波到来で、身を切るような冷たい空気でしたのに、昨日はうって変わって入学式の頃を思わすようなポカポカ陽気。かわいい年長の子どもたちが通る桜並木の樹々たちも、思わず花を咲かせるのではないかと思うほどでした。11月25日に『体験入学』と称して現1年生と交流会を行いましたが、その時に比べてどのお子たちも一段と大きくなったような気がしました。

オリエンテーションのはじめに、赤野校長から「これから聖母の家族となる保護者のみなさま同士、気持ちよく挨拶をし、声を掛け合ってください。」とお話がありました。つづいて、私から入学までにご準備いただくことや、制定品をはじめとするたくさんの持ち物に関して、さらに細かい決まり事などについてご説明いたしました。たくさんの配付物があり、私の拙い説明でお分かりいただけたかどうか少々心配ですが、みなさん真剣にお聴きくださいました。

保護者の方にお話をしている1時間ほどの間、子どもたちは三つの教室に分かれ、先生と楽しく過ごしたようです。まず、『お祈りの練習』で十字のきり方を何度もおけいこし、次に大きな絵本を読んでもらったとのこと。この絵本は50cm四方ほどの大きさで、とても真剣に見ていたそうです。最後には塗り絵です。聖母の子どもの制服姿(男女)のイラストが描いてある紙をもらい、丁寧に色をぬって、お土産に持って帰りました。

オリエンテーションが終了した後は、ベルナデッタホールに移動して制定品の採寸です。3ヵ月後の入学に胸を膨らませていたようです。

ご希望の方に『プチパ』の様子をご見学いただきました。セミナーハウスの中では、1・2・3年あわせて10名ほどの子どもたちが一緒に楽しく遊んでいました。校長先生から貸していただいたギターを弾いている子(かっこつけているだけかな?)節分のために作っている鬼のお面を被っている子、毛糸を使って友達とあや取りをしている子など、少々にぎやかでしたが、楽しんでいる様子を見ていただきました。

1年生が書いた昨日の日記をご紹介します。

《きょうあたらしい1年生が学校にくると先生がいっていました。わたしたちは、せんぱいになるんだなーとおもいました。それをおもったら、うれしくなってきました。あたらしい1年生にやさしくしてあげたいとおもいます。》

まだ、これからC日程の入試もありますが、新入生をお迎えする4月が待ち遠しくなりました。入学式は4月12日(月)です。

 

2年生、ありがとう!

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 「お母さん方は聖堂の後ろからご覧になっていてわからなかったと思いますが、子どもたちのいい顔といったら...本当に聖母に染まった子どもたちの表情でしたよ。子ども店長が可愛い、可愛いなんて言っていますが、お子さんのほうがずっとずっと上です。」2年の学年ミサの後、保護者の方々を前に思わず本音でお話しました。たくさんの保護者のみなさまにもお集まりいただき、子どもたちとの祈りのひととき。聖堂いっぱいに響く元気な歌声。一生懸命の祈りの言葉。真剣な表情で矢野神父さまのお話を聞く態度。「温かいなあ...聖母の子になってきた...」心からそう感じたのです。

 神父さまは、「イエスさまは、自分にとって嫌な人であっても、嫌なまま大切にしなさい、と教えられました。クラスの友だち、近所の友だちだけではなく、世界の友だち、とりわけハイチの子どもたちのように困っている友だちにも目を向けてほしいのです。そしていつか、困っている人のところに出かけていって、『分かち合える』仕事につくことも考えてほしいのです。」とお話をしてくださいました。また「昔は挨拶、お礼、履物揃えがきちんとできれば一人前と言われました。人を大切にし、ゆるし、分かち合える人になることは人間になることです。歳をとれば大人には誰でもなれますが、大人になっても人間になれない人がたくさんいるのです。みなさんには人間になってほしいのです。」と、大人も深く考えさせられるお話でした。

 小さな聖堂での本当に小さな祈りの機会ですが、このミサに出て子どもたちの姿に接すると、本当に背筋が伸び、元気をいただきます。目には見えませんが、確かに神さまの温かい手が、ここに働いていることを実感します。2年生、ありがとう!

 3学期はじめての全校朝礼がありました。厳しく辛い天候を乗り越えて合宿を終えた5年生。そして私立中学校の試験に挑み続けている6年生。「でも...、合宿に参加できたこと。受験をさせていただけること。当たり前だとは思わないでおこうね。」と、阪神大震災のお話をしました。この週末、テレビでは特集番組が組まれ、15年前のできごととそれに立ち向かってきた被災者の方々の姿を放映していました。ご覧になった方もおありだと思いますが、なかでも神戸新聞社の方々が命がけで被災の現実を、人々に新聞として届けようとされたドラマは、涙なくしては見られませんでした。年老いたお父さんを生き埋めのまま助けられなかった記者の方が綴られた社説のなかで「本当に今まで被災者の立場で伝えたことがあったのだろうか。」という自分への問いかけは、特にわたしの心に深く残りました。

 人の不幸に接したとき、「お気の毒に。」「可哀想に。」「お祈りします。」と言葉を発するのは簡単です。しかし、どれだけその方の気持ちに寄り添って言葉を発しているのだろうか、と改めて考えると、自分の思いがいかに浅いかに気づきます。「経験していないから、わかるわけがない。」と言ってしまえばそれまでですが、辛く悲しい思いをしている人を前に、わからないなりに理解しようとすること、その思いをくみとろうとすることこそ、人間にしかできない大切なことです。

 そのうえで、蛇口をひねれば飲み水が出る。お腹がすけば食べ物がある。戸を開ければ入れる家がある。そして「ただいま」と言えば「お帰り」と答えてくれる家族がいる。このことを、当たり前だと思わないこと。そして心から手を合わせて「有難い」と思うこと。これは人間として『しなければならないこと』ではないかと思うのです。

 いつ自分が被災するかは誰にもわかりません。わかっていることは、それを乗り越える唯一の力は人と人との絆。助け合いの心しかないということ。それを何としても鍛え育てることが、学校と家庭の大きな使命だと思います。

緊張の朝を迎えました。

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 「頑張っておいでよ。」「落ち着いてね。」お母さんの励ましに手をふりうなずきながら、緊張した表情の受験生が香里の丘にも次々とやってきました。「おはようございます!頑張ってください!」とひとりひとりに声をかけました。紺色の制服でやってくるのは、本校の6年生。リラックスして友だちと談笑しながら歩道を歩いてきます。「満点とっていいから。大丈夫。落ち着いて!」と声をかけると、「先生、どうしよう。ここまで来て急に緊張してきた。」と神妙な顔。「大丈夫、大丈夫!」と肩をたたきました。「あっ、先生や...。」校門の内側で迎えていた担任の先生の顔を見るとホッとして駆け出していきました。きっと力いっぱい出し切ってくれることでしょう。この冷たい冬の青空のもと、それぞれの志願している学校の校門をくぐる6年生の子どもたち。そして背中を見送るお母さん。どうか努力と願いが実を結びますように。

 5年生は昨夜7時過ぎの新幹線で京都駅に帰ってきました。さすがに疲れた様子でしたが、「先生、僕、スキー、滑れるようになったで。」という言葉に合宿の成果を感じました。ただ、過去の合宿でも体験したことのないような大雪にみまわれ、真っ白であたりが見えないほどの降雪と氷点下の寒さで、子どもたちにとってはかなり厳しく辛い4日間だったようです。時おり吹く強風でリフトが止まったり、ゲレンデでバタバタと倒れたりと、冬の自然のすさまじさを嫌というほど体感した合宿になりました。その中でもみんなが励まし合って合宿を乗り越えたことは、きっと大きな自信となったことでしょう。夕べはお土産話をいっぱいしながら、おうちのお風呂で体の芯から温もってゆっくり眠れたことと思います。どうか疲れをしっかりととって、また来週元気に登校してほしいものです。

 明日は阪神淡路大震災の日。今を生かされていることに感謝しながら、犠牲者の方々のため、心静かにお祈りを捧げたいと思います。

今日は、副校長の藤原がこのブログを書かせていただきます。

「やったぞ!動いている!生きているぞ!」これは12日に起きたハイチ大地震に関する今日の記事です。大地震の発生から約44時間後、16歳の少女が瓦礫の中から救出されたニュースです。この記事をそのままご紹介します。『全快した家屋から救出されたのは、ベルレールさん(16歳)。消防隊や救援隊ではなく、近所の人や親族らが手作業でコンクリートの天井に穴を開け、助け出した。ベルレールさんは、学校の制服姿で怪我があるものの意識ははっきりしていた。集まった大勢の人が歓声を上げ、拍手がわき起こった。...中略...

だが、生存者の救出活動は遅れ、遺体が路上に放置されたままのケースも目立つ。また、小児病院の建物には亀裂が入り、システムはダウン。乳幼児ら入院患者は庭に避難し、野戦病院のよう。夜が明けるまで子どもたちの泣き声が続いた。』被災地のことを思うと心が痛みます。

ちょうど15年前の1月17日5時46分、関西を襲った阪神大震災のことを思い出します。私が住んでいる枚方市でも今までに経験したことのない揺れを感じ、飛び起きました。テレビを見ても最も被害が大きかった神戸市長田区や倒壊した阪神高速道路の様子が映し出されたのは、かなり時間が経過してからだったと記憶しています。聖母女学院では、小中高の教職員と保護者の方がすぐに救援物資を集め、現地に輸送することになりました。全てのご家庭に協力していただき集った救援物資は、トイレットペーパー・生理用品・毛布・手袋・セーターなどの防寒具・2Lのペットボトル(これには学校で水を入れて満タンにしました)。そして、焼きたてのパンや手作りのおにぎりなど・・・・・18日の登校時間には、これらの物資で校門のグロット前が埋め尽くされました。そして、保護者の方のお仕事関係で手配された2tトラックの荷台にこの物資を次々に運び込んだのは聖母の高校生です。小学生が自分で握ったらしいおにぎりを鞄から出し、お姉さんに渡すと「ありがとう!」と元気に声をかけトラックに・・・トラックの荷台はすぐに一杯になりました。(この時、実は私の長女が聖母女学院高等学校の3年で、大学受験のためセンター試験を受けた二日後でした。私も17日の夜は電気釜で何回もご飯を炊き、二人の娘と私の母親と一緒に数え切れないほどのおにぎりを準備しました。)この救援物資は、西宮市役所に届ける予定でしたが、連絡をするとテレビで知らされていない長田が一番ひどく、そこまで救援の手が届いていないとのことでした。それで、聖母のトラックは長田まで行くことになり、学校を出発してから24時間以上かけて長田区の中央まで届けられました。

当時を思い出しながら、長い文章になってしまいましたが、今救援が遅れているハイチの被災地に心から祈りを捧げたいと思います。

 

 今日も昨日以上に寒い一日となりました。5年生がスキー合宿をしている栂池高原にもしんしんと雪が降り積もっているようで、現地の澤井教頭からは「圧雪してあっても、どんどん雪が上から積もるので、なかなか滑り辛いゲレンデ状態です。ただ風があまり吹いていないのが幸いです。」との報告がありました。今日は検定試験もあり各々頑張ったようです。合宿も明日を残すのみ。何とか天候が回復して、最終日の練習を充分楽しんで元気に帰ってきてほしいものです。

 6年生は、連日どこかの中学校で入学試験が行われており、なかなか全員が揃うこともできなくなっています。特に多くの私立中学校の入学試験が集中する今週の土曜日には、多くの子どもたちが試験会場に向かいます。廊下で6年生に出会うたびに「おいっ、風邪ひいたらあかんぞ。」「もうすぐやね。頑張ってな。」と声をかけています。今日も女の子のふたり組に「もう、どきどきするやろう?大丈夫か?」と尋ねますと、「先生、全然平気。緊張もしてない。」とのこと。あがり性だったわたしからは、羨ましいくらいの頼もしい返事でした。ひとりひとりが力一杯出し切れますように、健闘を祈るのみです。

今となっては、笑い話ですが、英語の入試での苦い思い出です。出題された長文は、春が近づき木々が芽吹き、鶯の鳴き声が森にも響きわたっている...といった「春の訪れ」をテーマとしたもの。和訳も「これならいける!簡単や!」と思い、夢中で取り組みました。ところが何としたことか、「鶯」を「蛍」と勘違いしてしまいました。今思うと漢字が似ていると思ったのでしょう。「鶯が鳴いた」と訳すべきところを、かたっぱしから「蛍が鳴いた」と訳してしまったのです。「できた!完璧や!」自信満々でテストを終えたわたしは、試験後の友だちとの話で愕然となったのを覚えています。「蛍が鳴くか?考えたらわかるやろ。」「ホーホーって...。鳴かないか...。」『できた!と思うときは注意しろ』という言葉は、まさに金言ですね。

 ゲレンデで、そして机に向かって頑張る5年生、6年生のために、どうかご一緒に祈ってください。お願いいたします。

寒風吹きすさぶなか、子どもたちは元気です。

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 「この冬一番の寒さが日本列島を直撃します」との天気予報どおり、肌をさすような冷たい風が香里の丘にも吹きつける一日となりました。5年生が滞在している長野県栂池高原ではさぞ寒さも厳しいことだろうと、朝、電話をしますと、「雪はかなり降っていますが、スキーの練習には問題はないので、今から元気に出かけます。」と澤井教頭からの報告がありました。その後現地では昼前から風雪がかなり強まっている模様です。雪のゲレンデで頑張る5年生みんなの安全を祈るのみです。

 2時間目。ガタガタと校長室のガラス窓にも、冷たい風が吹きつけるなか、「ボン、ボン...」と体育で使う太鼓の音が小運動場から響いてきました。「嶽先生の声だなあ。体育だな。」元気な嶽教諭の声とともに、数を数える2年生の元気な声も響いてきました。窓から見ると子どもたちが小運動場で走っているのが見えました。外に飛び出し授業の現場へ。スーツを着ていても体の芯まで突き刺すような冷たい風が吹いています。ちょうど、男子と女子にわかれて、運動場にひかれた線にタッチしては往復して走るインターバル練習をしているところでした。ハアハアと肩で息をしながら、寒風もものともせず走る子どもたち...。「51、52、53、54...」応援している子どもたちのカウントのなか、次々とゴールしていきます。「さむないで、温かい!」と口々に話してくれました。ちなみに真っ先にチャレンジした嶽教諭はカウント37でゴールしたとか。「嶽先生すごいで、校長先生。先生も走ってみて。」「そうや、校長先生、走って、走って!」との熱いエールにたじたじになってしまったわたしです。若いって素晴らしいことですね。寒さを吹き飛ばす元気な子どもたちの姿に、気持ちだけはポカポカになりました。

 やがて訪れる春を、じっと寒さをこらえながら待つ香里の丘の生き物たちにも、子どもたちの元気な声が大きな励みになったことと思います。春がたまらなく待ち遠しいです。

今日から5年生はスキー合宿に行っています。

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今日は、副校長の藤原がこのブログを書かせていただきます。

明けましておめでとうございます。今年も子どもたちが、そしてブログを見てくださる全ての方が健康で過ごせますようにお祈りいたします。

昨日は成人の日でしたが、聖母では聖母女学院高等学校同窓会『かおり会』主催の《成人の集い》が行われました。赤野校長と私もご案内をいただきましたので、参加させていただきました。午後1時頃集まってきた新成人のお嬢様方(女学院ですのでみなさん女性です)は、みんな美しい振袖姿。まずはグロット前でお写真!つづいて聖堂に入り、枚方教会のフリオ神父様から祝福をいただき共にお祈りを捧げました。その後は多目的室で小さなパーティーがおこなわれましたが、聖母女学院第81回生77名のうち52名の参加があり、多目的室も華やかなこと。そして、「せんせ~、一緒に写真とろう!」とよってきてくれる懐かしい顔は、立派な娘さんになり美しくて(お化粧もしていてなおのこと)ひと目では誰だか分からなかったりしますが、お話をすれば以前と同じで昔話に花が咲きました。来年は、『さくら会』(大阪聖母学院小学校の同窓会)でも《成人の集い》を計画したいと思います。もちろん、『さくら会』の役員の方を中心に計画していただくのですが・・・

さて、今日から5年生はスキー合宿にでかけました。休み明けで子どもたちの体調も(今年は新型インフルエンザのこともあって)心配していましたが、82名全員参加で出発しました。行き先は長野県北安曇郡の栂池高原です。日本列島に寒波到来ということで明日からもさらに冷えるようですが、今日は曇天のなか早速スキーを楽しんだようです。明日のお昼は楽しみなお餅つき、明後日はスキー検定試験があります。15日()の夕方に帰ってきますが、怪我もなく全員元気に帰ってくるよう願っています。

3学期が始まりました。

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 いよいよ3学期スタートの日。「どんな顔をして登校してくるか、楽しみですね。」守衛の瀬戸口さんと待ち受けました。「明けましておめでとうございます。今年もよろしく!」差し出す手をギュッと握り返して「おめでとうございます。」と緊張してお返事を返してくれる子ども。ニコッと笑顔で「よろしくお願いします。」と元気なお返事をしてくれる子ども。照れくさそうに、もじもじと手だけを差し出す子ども。「勉強しすぎで賢い顔になったなあ。」と6年生の男の子に声をかけると「先生、気のせいです。」と大爆笑。いろいろな新年の出会いがありました。

 校門でひとりの男の子が、「校長先生、わたしたいものがあります。」と小さな紙袋と、ファイルにはさんだ1枚の絵手紙を渡してくれました。2学期にお父さんをご病気で亡くした彼でした。年末に「おじいちゃんの故郷、鹿児島に始めて行ってきます。」と話していた彼。校長室でそっと紙袋を開けると...。中からはゴツゴツとした黒っぽい岩石が出てきました。絵には噴煙を上げる桜島をバックにVサインでニッコリ笑っている彼がきれいに色鉛筆で着色されていました。そして絵手紙には、こんな言葉が書かれていました。

 

 「校長先生へ  さくらじまは、けむりがでていて ふん火するとこわそうでした。さくらじまのまわりには、岩石がたくさんおちていました。ぼくはそこに行って小さい岩石をとって校長先生にあげようと思いました。ぼくのおみやげを校長先生がよろこんでくれるとうれしいです。」

 

 お父さんを産み育てたおじいちゃんが、幼いころから見つめて育たれたでっかい桜島。その地に立ってもくもくと噴煙をあげる男らしい山容に、彼はどんなことを感じたのでしょう。彼がひろってくれた岩石を握りしめながら、ふと思いました。わたしにとって、おじいちゃん、そしてお父さんの熱い思いがこもった、大切な宝物となりました。

 

 今日から6年生の受験も始まっています。入試に臨んでいる子どもたちが、どうか全力を出し切れますように。また5年生も連休明けから栂池高原にスキー合宿に出かけます。事故なく楽しい充実した合宿となりますように。祈るのみです。

お手紙の温かさを改めて感じました。

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元旦からたくさんのお年賀状をいただき、ありがとうございました。子どもたちからもたくさん戴いたのですが、お返事を書くのがなかなか追いつかず、ようやく昨日の深夜に書き終えて、今朝投函しました。「せっかく校長先生に出したのに、お返事が来ない!」と毎日ポストをのぞきこんでくれている人もあるかもしれないなあ、と申し訳ない気持ちでいっぱいです。本当に遅くなってごめんなさい。でも気持ちだけは力いっぱいをこめて、お返事を書いたので、届くといいなあと思います。今年は1年生が、折り紙で折った黄色いトラを貼り付けた年賀状を学校で書いて、みんなで投函に行きました。おかげで特に1年生から、黄色いトラちゃんの付いたお年賀状をどっさりといただきました。

 2年生の国語の教材にアーノルド=ローベル作の「お手紙」という作品があります。ある日、かえる君が友だちのがまがえる君を訪ねると、一度もお手紙をもらったことがないがまがえる君はかなしい顔をして玄関にすわってお手紙が届くのを待っています。それを見たかえる君は家に急いで帰り、手紙を書くと封筒に入れ、かたつむり君にがまがえる君の郵便受けに入れてくれるように頼みます。もう手紙が来ないことにヤケッパチになっているがまがえる君をかえる君は必死で説得しますが...。手紙は来ない。やがて一緒になって窓の外を見つめ続けるかえる君に、どうして見てるのかを、がまがえる君は尋ねます。そこで、初めてかえる君は「ぼくが、きみにお手紙出したんだもの。」と打ち明けます。さらに書いた素敵な内容も。『親愛なる がまがえるくん。ぼくは、きみがぼくの親友であることを、うれしく思っています。 きみの親友、かえる。』「とてもいいお手紙だ。」とがまがえる君は感動し、二人で幸せな気持ちで待つこと、4日目。ついにかたつむり君が手紙を届けてくれたというお話です。

 メールも素晴らしいツールではありますが、お手紙やお葉書で心を文字で伝えることの温かさを伝えるいいお話です。がまがえる君のうっとりとした笑顔と、それを見つめる優しいかえる君が目に浮かんできますね。幸せをいっぱい戴いた年賀状でした。

 新年明けましておめでとうございます。静まりかえった校舎というより、子どもたちのいない学校がこんなにも冷たいものか、と改めて感じます。教室でクラスの子どもたちを待つ準備も先生たちによって始まりました。子どもたちの温もりが恋しい校長室から、今年もブログをお届けしていきます。どうぞよろしくお願いいたします。

 「温もり」というテーマで。昨年の終業式まじかなある日、補習で残っていた高学年の女の子がお弁当を忘れたということで、コンビニにおにぎりを買いに走りました。たった105円ふたつのおにぎりを手渡すとき、あんまりにも嬉しそうな笑顔で「先生、ありがとう!」と受け取ってくれたので、「良かったら校長室で食べたら。どうぞどうぞ!」とお誘いすることにしました。ソファに腰掛けておにぎりを食べる女の子と、家族の話や習い事などの話をしました。一緒に遊んでいて彼女はとても野球が上手だったので、そのへんも尋ねてみました。「先生、わたし、野球習ってたんです。今はやめちゃったけど...。」びっくりしました。道理で上手いはずです。「またいつか野球やりや。野球はええで。女の子のプロ選手を目指したら...」彼女はニッコリ。本当に楽しいひとときになりました。

 その翌日。お母さまからおにぎり代とともにお手紙を戴きました。

 

昨日は娘がおにぎりをごちそうになり、ありがとうございました。校長室でいただいたおにぎりは、ずいぶん味わい深かったようで、帰宅してからこんなお話をしながらいただいたと、こと細やかに報告を受けました。先生と校長室でお昼をご一緒できたことは自慢できることのようです。優しいお心遣いに感謝いたします。

 

嬉しかったですね。わたしの方こそ楽しいひとときを戴いたのに、こうしてお母さんにお話してくださり、わざわざお便りをいただくとは!子どもをとおして、学校とおうちが温かい気持ちで繋がっている。これこそ「聖母ファミリー」だなあと女の子とお母さんに心から感謝しながら思いました。そんな「温もり」を何よりも大切にして、今年1年も頑張っていきたいと思います。