March 2010 Archives

桜が美しく咲き始めました。

|
 

 ここ数日の冷え込みで、開きかけた桜も固まってしまったのではないかと思います。香里キャンパス自慢の桜並木も、まだ四分咲きというところでしょうか。まもなく地面がピンク色に染まるくらい美しい桜が、正門から中高エリアを通り奥の小学校エリアまで咲き誇ります。この桜をぜひみなさまにも見ていただこうと、4月3日(土)の午前10時から午後2時まで「桜さくらin『聖母』」を開催します。中高茶道部によるお茶席、からしだね部による紙芝居の公演のほか、コーラス部や吹奏楽部による公演も予定されています。さらに小学校の吹奏楽部の公演は午前10時30分から行います。どうぞ、お知り合いの方をお誘いあわせのうえ、多数ご来校いただきますように。(雨天時は中止します。)

 子どもたちのいない小学校は、着々と新学期に向けての準備が進められています。1年生が思う存分遊んだ「はだしの広場」にも、新しい砂が入れられ、豊かな砂場にリニューアルしました。また各教室も職員室も大掃除によって見違えるように美しくなりました。すべては、始業式に登校してくる子どもたちのため。そして12日に迎える新入生のため。 

みんなの気持ちがまっさらになり、「やるぞ!」「がんばるぞ!」と引き締まる4月も目前。この何かしらウキウキとした気持ちを大切にしながら、スタートのその日を待ちたいと思っています。

素晴らしい巣立ちでした

|

 「いざ、さらば...さらば、先生...さらば、友よ...」式はクライマックスにさしかかりました。もう何人もの女の子が頬を濡らし泣きじゃくっています。男の子のなかにも、ぼろぼろと大粒の涙をこぼしながら歌っている子どももいます。『巣立ちの歌』の後半から会場は暗転し、歌の終了とともに真っ暗な静寂が会場を包みました。いよいよ、光を携えての派遣の儀式。「あなたがたは世の光である」という聖書の言葉が読まれ、壇上のわたしのロウソクの火が、卒業生のロウソクに次々と点火されていきます。真っ暗な会場に77本のロウソクがともり、いよいよ出発の時。在校生の歌う聖歌「シャローム」が静かに流れるなか、卒業生は静かに退場していきました。

「とうとう、終わってしまった。」最後の卒業生の背中が出口から消えるのを見届けて、壇上から降りるわたしの心には何ともいえない寂しさがこみあげてきました。6年生はもちろんのこと、在校生のきりっとした雰囲気に、とても引き締まった、心に残る卒業式になりました。心から卒業生の健康と活躍を祈るのみです。

みなさん、本当にありがとう。また会う日まで、さようなら。

明日の卒業式を前に

|

 卒業式を明日に控え、3年生以上が出席して最後の練習を行いました。練習に臨む在校生も真剣そのもの。「別れの言葉」の呼びかけの声、聖歌。どれをとっても心がこもっていて、いよいよ明日が本番ということを実感しました。

 会場は6年生の手ですべて整えられ、卒業生から頂戴するまっさらのシートが床一面にしきつめられました。壇上のマリア像、金屏風、校旗...。すべてが整いました。6年生が最後の一日を過ごす教室も、全員の先生たちの手で隅々まで雑巾がかけられ、美しく掃除されました。明日の卒業生の晴れの姿を待つのみです。

「どうか、みんな、ここまで育ててくださったおうちの方の心にいつまでも残る卒業式にしてほしい。思う存分泣けるような式に。そして、どうか元気で。どんなことがあっても元気で、また会えるように。先生も明日、力いっぱい、みんなの名前を読みます。」練習の最後に卒業生に話しました。真剣な眼差しに、胸がいっぱいになりました。

 一生の思い出となるのはもちろん、人生の支えとなる別れの一日となりますように。

別れのときが迫っています。

|

 いよいよ今年度最後の週となりました。6年生も今日を含めてあと4日。卒業式に向けての3年生以上の練習も始まりました。先週末に、証書の授与の練習があり、初めて卒業生と対面したのですが、その真剣さには驚きました。ややもすると年によっては、適当にする子どもが少数いることがあるのですが、今年は全員が緊張感をみなぎらせて練習に取り組んでいます。「もう、この仲間と過ごす時間は限られている。」という思いがそうさせるのでしょうか。素晴らしい式になる...。そう予感したわたしは「思いっきり泣けるような卒業式にしような。」と心からそう話しました。

 今朝はおひとりのお子さんから、素敵な春のプレゼントをいただきました。「お母さんと妹と、採ってきました。」手にしたビニール袋には、土筆がいっぱい。「ありがとう!先生、これ大好きなんだ。帰っていただきます。」とお礼を言いました。実は親友に山菜採りの達人がいまして、時々男二人で山に出かけます。タンポポにセリ、コゴミ、ゼンマイ、クレソンなどをビニール袋に入れては、持ち帰ってはさまざまな食べ方で味わいます。大自然の中にこんなに食べられる植物があることが、最初は正直驚きでした。なかなか楽しい遊びです。いよいよ春本番。別れと出会いのときがもうそこまで来ています。

「愛されていること」を考えた一日でした。

|

 「愛されているみなさん、神さまにしっかり応えてください。」今年最後の矢野神父さまを迎えての祈りの集いで、戴いたメッセージです。「不思議な話ですが...」と前置きして、神父さまはこんな話を紹介してくださいました。先週、神父さまが高校の教え子さんが、40歳の若さで亡くなったそうです。ずっとお見舞いに通っておられたのですが、いよいよ最後が近くなったときに「何がしたいですか。」と尋ねられると、小さな声で「リョウに会いたいです。」とおっしゃったそうです。リョウとは香里教会の前でいつもきちんとお座りをしている、神父さまの飼い犬です。そこで神父さまはリョウを車に乗せて神戸の入院先を訪ねられたそうです。すると、リョウはその方のベッドに前足をかけて、じっと顔を見つめていたそうです。やがて神父さまとリョウが病院を後にされて5時間後。教え子さんは天に召されていきました。ところが翌日、香里教会で行われた通夜の晩のことです。祭壇の前には教え子さんの棺が安置されていました。式が始まる前に、教会の後ろのドアが開いた瞬間、リョウが入ってきてまっしぐらに棺にかけよったそうです。けっして、今までも聖堂には入ることのないリョウの行動に、神父さまも驚かれたようです。そしてリョウはじっと棺のそばにいたそうです。「リョウなりにわかるのかな...。」と思ったという神父さまのお話は、とても心に残りました。

 今日は午前中を使って、児童会主催の6年生を送る会が行われました。吹奏楽の「遥か」の演奏に始まり、可愛い1年のダンス「Oh Yeah」、2年は6年生が2年時の音楽発表会で歌った「おそうじ洗隊キラキラピッカマン」他2曲、3年は音楽発表会で歌った「心をつなげて」を歌いました。4年は6年生の音楽発表会の演目「ライオンキング」の曲に6年生の男子も飛び入りで参加して熱唱。ティーチャーズハーモニーは、いきものがかりの「エール」。合唱団からも「風になりたい」他2曲がプレゼントされました。5年は6年生の1年からの写真のスライドショーに合わせて、懐かしい作文の朗読をしてくれました。驚いたのは6年有志による出し物。創作バレイあり、ダンスあり、男性ユニット「嵐」の歌ありと、さすが6年生!在校生もその迫力に圧倒されっぱなしでした。「愛されている」6年にふさわしい、心のこもった送別会。休憩時間に例年以上に、6年席に遊びにいく低学年の子どもたちが多かったのも印象的でした。

 77名の6年生。惜しまれながら巣立っていきます。

今日は、副校長の藤原がこのブログを書かせていただきます。

先日このブログで少しご紹介しました4月から開講予定のアフタースクールは、『無料体験レッスンを』終了しました。開講する教室は、『図画工作』『そろばん』『タップダンス』『体操』『サッカー』『ヒップホップダンス』の6教室ですが、体験レッスンにはどの教室にもその定員を上回る子どもたちが参加しました。

今日は、最終の日で『ヒップホップダンス』の無料体験がありました。今日は水曜日なので、全校の児童が240分頃に下校します。その時間に教室に残っている参加予定の子どもたちは、私が放送で集合を知らせるのをずっと待っていたようです。レッスン会場といったり来たりしていた私が職員室にもどると、一人の1年生が職員室にやってきて、「担任の先生が45分に放送があると言ったんだけど・・・」と不安そうな顔で私を見つめるのです。あわてて時計を見ると47分になっていました。わずか2分と思いましたが、ずっと時計を見て待っていたと思うと、2分遅れたことを申し訳なく思いあわてて放送をしました。

その後、レッスン会場はたちまち【ダンススタジオ】に早変わり。軽快な音楽に合わせてインストラクターの方が踊ってくださるのを、子どもたちは憧れの眼差しで見つめていました。そしていよいよみんながダンスに挑戦です。アップテンポに戸惑いながらも、先生の動きに合わせて体を激しく動かして頑張っていました。中には見ている私や保護者の方が目を見張るばかりの動きをしている子どももあり、多目的室は熱気に溢れてきました。

今日、12年生にアフタースクールのお手紙(4月からの入会)をお配りしたのですが、どの教室にも人数制限がありますので、どのくらいのご希望があるのかと少々心配です。人数オーバーとなった場合は抽選で決めさせていただくことになるので、ちょっと心が痛みます。それでも、子どもたちがどれだけ希望してくれるか楽しみです。

 

5年生の活躍に期待が膨らみます。

|

 今日は2年・3年・5年の参観授業があり、たくさんの保護者のみなさまにお越しいただきました。また作品展示会も最終日。いかがだったでしょうか。ハイチへの救援募金にもご協力いただきましたこと、心よりお礼を申し上げます。ありがとうございました。

 展示会を彩ったひとつひとつの作品は、子どもたちの手で大きな紙袋に大切に入れられ、それぞれの自宅に向かったことと思います。子どもたちがいつまでも、この作品に込めた思いを大切にしてくれることを願いながら、下校を見送りました。午後3時からは作品がなくなった会場の撤収作業が、新しいリーダー5年生の手で行われました。机や枠に張られた布を外し丁寧にたたむ子ども、机を折りたたみ倉庫に運ぶ子ども、掲示板を解体し倉庫に運ぶ子ども、壁に貼られた掲示物を丁寧に外して整理する子ども...。感心したのですが、誰一人手を止めて遊ぶ子どももなく、先生や用務員さんとともに黙々と動いてくれました。多くの人々に感動を与えた「夢舞台」は、こうして1時間後にはもとの体育館へと戻りました。展示から後片付けまで、本当に気持ち良く動いてくれた5年生の面々に大きな拍手を贈りたいと思います。

 いよいよ残すところ、児童会主催の「6年生を送る会」。そして卒業式...。頼もしく清々しい5年生の活躍を見ながら、きっと心に残る6年生の見送りができるような気がします。またひとつ、5年生がリーダーとして、ひとつ階段を上ったように感じた一日でした。

 作品展示会が開会しました。今日は放課後閉館のぎりぎりまで、たくさんの子どもたちが鑑賞に来ていました。学級では図工として鑑賞に来るわけですが、あえて2回、3回と会場に足を運ぶ子どもたちがたくさんいることも嬉しいことです。「すごい...。6年生の時計が綺麗だった。」「5年生の作品がすごいと思った。」初めての展示会となる1年生の出口での感想です。ご来場をお待ちしています。

 

 さて、今日は、保護者から頂戴したお手紙をご紹介します。ある5年のお母さまから担任にあてて頂いたものです。

 

 いつも指導していただきましてありがとうございます。先日の雨の日に、子どもが折りたたみ傘をさして歩いていた時に、石につまづいてこけて、その時に傘の骨が折れてしまいました。そうしたら用務員さんが「直してあげるから持っておいで。」と声をかけて下さったようです。そしてお言葉に甘えて昨日持参したところ、2本も折れて役にたたなくなっていた傘が、ていねいに直されてみごとに元のように開き、復活しました!本当にお忙しい中、物を大切にする心を教えていただきましてありがとうございました。(私は折れた傘を見てすぐにあきらめてしまっていましたので、恥ずかしいです。)直接、お会いすることがなかなかできませんので、先生の方からお礼を伝えていただきたいのですが...。本当に感謝していますので、くれぐれもよろしくお伝え下さいませ。

よろしくお願いいたします。

 

 用務員さんの小さな親切をこんなにも熱い心で喜んでくださったことを、すぐに用務のみなさんにお伝えしますと、みなさん、とても喜んでくれました。教員だけではなく、事務用務の全職員も心を合わせて、子どもたちを大切にする聖母の教育活動を担っていただいている証だと、本当に仲間として誇りに思います。小さなできごとはでありますが、本当に心温まる嬉しいお手紙でした。ぜひみなさんにも、この幸せなお話を分かち合って喜びあいたいと思いました。

 今日は雛祭り。廊下を1年生が、自分の作った世界にたった一つの雛人形が載ったボードを大事に両手で掲げながら、しずしずと歩いていきます。今日は作品展示会の会場作りの日。いよいよ自分の作った作品が全校のお兄さんやお姉さんの作品と並ぶ日なのです。「こけないように行くんだよ。」と声をかけながら、たくさんのお雛様とすれ違いました。

「ひとつひとつの顔が、どの作品も作った子どもにそっくりなんですよ。」と笑うのは担任の芝教諭の話。会場に並んだお雛様の顔をのぞきこんで納得!是非ご覧いただきたいです。明日からの作品展示会。ご来校を心からお待ちしています。

 

 さて、先日のブログの続きですが...。「校長先生、あの赤い籠はわたしが折ったのですよ。」そう言って訪ねてくれたのは、先日土筆をプレゼントしてくれた1年生の女の子。てっきりお母さんが作られたのかと思っていたので「そうだったの。それはごめんなさい。大事にするね。」とお答えしました。それにしても1年生がおうちのかたと、このブログを読んでいてくださることが、なんか照れくさいような、でも嬉しい気持ちになりました。

 「先生、先日のブログはうちの子のことですか。」とご来校された保護者の方からお声をかけていただくこともあります。決して名前は出さずに、あったできごとだけを書いているのですが、このような駄文にも関わらず読んでくださっている方がいらっしゃると思うだけで、これも励みになります。ほんわかとした「聖母ちゃん」(わたしはうちの子どもをひとりでそう呼んでいます。)の楽しい話題を、少しでもお届けできればと思います。

 先日も2年生の女の子ふたりが、校長室に来てくれたので、一緒にトランプをして遊びました。神経衰弱をやったのですが、若い脳の記憶力には全く歯がたたず完敗したことがありました。そのとき、ふとひとりの女の子が、「あんな、わたし1年生のときまで、校長先生の名前、青野先生だと思ってた。ずっと青野先生と思って呼んでいたら、おうちでお母さんに赤野先生やでって言われて、びっくりしたの。」もうお腹を抱えて大笑いしてしまいました。何で青野と思っちゃったのかはわかりませんが、「ドラえもん」というわたしのニックネームが青いイメージだったのかもしれません。今でも思い出してはひとり、吹き出しています。本当に可愛い「聖母ちゃん」ばかりです。

今日は、副校長の藤原がこのブログを書かせていただきます。

4月から、低学年を対象にアフタースクールをはじめることになりました。これは、放課後の時間を利用して学校内でレッスンをしていただくもので、全て外部の教室に委託しての有料レッスンです。現在のところ『美術造形』『そろばん』『タップダンス』『体操』『サッカー』『ヒップホップダンス』の6教室を予定しています。

先月、開講される教室やそのレッスン曜日、月謝などをお知らせし、それぞれ『無料体験レッスン』の日を設定していただきました。そしてお申し込みをいただいたのですが、どの教室にもお申し込みがたくさんありました。中には、いくつもの教室に申し込んでいらっしゃる方もあり、アフタースクールに大きな関心をお寄せいただいていると嬉しく思っています。

今日は、その中の『美術造形教室』の無料体験がありました。1年生はレッスンが始まるまで遊んで待っていたのですが、廊下から「アフタースクール行くね~ん。」という嬉しそうな声が聞こえてきました。今日の体験では、画用紙に鉛筆で葉っぱの絵を描きました。あとで見せてもらったのですが、(今日は同じ時間帯に吹奏楽部の練習があったので、みんなが頑張っている様子は見ることができず残念でした。)葉脈を細かく描いてあるものや、葉っぱの上にてんとう虫や青虫が乗っているものもあり、なかなかの力作でした。参観のためにお越しくださったお母さま方もありましたが、レッスン後はみんなで駅まで一緒に並んで帰りました。帰り道に一人の子どもが「明日のも参加するねん!」というと別の子どもが「ぼくはサッカーを習うんだ!」と嬉しそうに話していました。

明日は、『そろばん教室』の無料体験で、お申し込みは70名を超えています。最初からそろばんはできないかと思いますが、楽しみです。

 いよいよ3月。今年度も最後の月となりました。今日は中間休みの時間を使って、5年生を中心に作品展示会に出品される作品が、会場の体育館に運ばれました。1年間の図工の授業で作られた数々の作品は、すべて学校で保管しています。やがて作品展が近づくと図工科の教師により「この子の作品のなかからどれを出品しようか」と、吟味が始まります。どの作品も心をこめた力作ぞろい。出品作を決めるのも真剣です。やがて作品が決まると、全校教師の手で作品名や解説の印刷物を作ったり、作品に名前をつけたりと、準備が始まります。そしていよいよ会場に搬入し展示となります。その中心的な役割を担っているのが、5年生です。先日の音楽発表会の時から、先輩の6年生よりバトンタッチして、会場の机のセッティング、布張り、掲示板の準備。そして掲示や展示にいたるまで、ひとつひとつを5年生の手で仕上げていきます。

わたしはこの過程のなかで、できあがった作品をじっくりご覧いただきたいのはもちろんですが、本校の子どもたちが、実に自分の作った作品を丁寧に丁寧に扱ってくれていることにも目を向けていただきたいと思います。だからこそ、準備を担当する5年生も真剣そのもの。不注意で壊すなんて絶対許されないと思ってくれています。やがて展示会が終わり、各自が出品作品を自宅に持ち帰るときも、どの子も大きな紙袋に大切な宝物のように作品を入れて、大事に持ち帰ってくれる光景を目にします。自分が込めた気持ちの分だけ、作品は自宅でも大切にされることでしょう。

作品展示会は4日から。みなさまのご来校を心よりお待ちしています。