「校長先生、久しぶり!」出会う子どもたちが、ニコニコしながら声をかけてくれました。25日から修学旅行に同行して、今日は6日ぶりの登校でした。
修学旅行で心に残ったことがあります。二日目の夜に行った「祈りの集い」で、わたしは、次のような話をしました。「6年は1年から5年の憧れでなくてはなりません。聖母には、修学旅行、運動会での組立体操、卒業旅行など、下の学年の人から見ると、6年になったらできる!ということが、いくつもあるのです。けれどもその影には、さまざまな方々が力になってくださっていることを忘れてはなりません。そのことに感謝を忘れないことも、先輩が守り続けてきた聖母の6年生の伝統なのです。」そしてその一例として、先輩が、お世話になったこのホテルをあとにするとき、ベッドメイキングをしてくださったホテルの方に一言お礼を書き残していったことを紹介しました。
翌朝。わたしは男の子の班が出発した部屋を忘れ物がないか、確認してまわりました。何とすべての部屋の机の上に、班のみんなで寄せ書きしたお礼のお手紙が置いてありました。思わず微笑んでしまいました。そのうちのひとつをご紹介します。
『三日間、ふとんのせいり、洗たく物を洗ってもらったり、おいしい食べ物を作ってくださって、ありがとうございます。大きくなったら、ひとりでこのホテルにとまりにきます。本当にありがとうございました。』
子どもたちが、自分たちでお礼の言葉を残せたこと。今年もまたひとつ、伝統が受け継がれました。ホテルをあとにする子どもたちが、ひと回り大きくなった気がしました。