November 2010 Archives

12月に向けて動き出しました

|

昨日は、来年度の入学予定の子どもたちをお迎えして、「体験入学の集い」を行いました。第1部は1年生の子どもたちとの交流会。まずは玉入れ大会。1年生よりは低い籠を目がけて新入生がどんどん玉を投げます。三つのチームが対戦して、新入生が2勝1敗で見事勝利!新入生は大喜びでした。このほかにも自己紹介ゲームや仲間づくりゲームを楽しみ、1年生と新入生が仲良く手をつないでお話する微笑ましい姿があちらこちらで見られました。第2部は新しい制服の採寸。あとは制服ができるのを待つのみです。1年生は今日のことをとても楽しみにしていたようです。「先生、今日来年の1年生が来はる!あと2時間...。ドキドキする。」そんなつぶやきが朝から聞こえてきました。この子どもたちが、おうちの方に手をひかれて桜のトンネルを登校してくる入学の日が今から待ち遠しいです。

 学校中で始まった活動を二つ。2年生が中心となって「スクール郵便局」をスタートさせました。校内のあちこちに置かれた赤いポストから、全校のお友だちにお葉書が届きます。早速校長室にも8枚ものお葉書が届きました。びっしりと書いた文章あり、ドラえもんのイラストあり。これから1枚1枚にお返事書きをしなくてはなりません。

 また5年生の有志30人による、クリスマス聖劇の練習も始まりました。当日は2年生の天使隊、6年生と合唱団の聖歌隊も加わり、聖なる夜のできごとを祈りのうちに再現します。いよいよ待降節も目前。なんとなく、あわただしい感じがしてきたのは気のせいでしょうか。今学期もあと1ヶ月。楽しい学期末となりますように。

今朝は始業前に、祈りの集いがありました。司式は5年の前川教諭。聖堂には、後方の席までいっぱいの子どもたちと15人ばかりの教員が参列しました。今日の聖書はルカ福音書18章35節。目の見えない人が、イエスが群集に囲まれて歩いていくのに出会い、「わたしを憐れんでください。」と叫び続け、イエスに目が見えるようにしてもらった場面です。前川教諭は「心の目って何かわかりますか?それは思うこと、考えること、気づくことなどです。友だちの悪口を言ったり意地悪をしたりすることは、この心の目が見えてない人です。ほかにも教室に落ちているゴミに気づいていても、ほったらかしにする人も心の目が見えていない人です。神さまはしてほしいことをしなさいとおっしゃっています。さあ心の目を開いて新しい自分として出発しましょう。」と語りかけました。

目の見えない人に関連して、先日4年生の授業に行ったときのことです。これから点字や車椅子について学習する直前の授業だったのですが、ひとりの男の子がすばらしい体験を発表してくれました。「2年生の頃、ある日近くの交差点で、杖を持った目の不自由な方がじっとしておられました。どうしようかなと思ったんだけれど、勇気を出して『どこに行かれますか?お手伝いします。』と声をかけました。すると『ありがとう。』とおっしゃって、案内させてもらうことができました。どきどきしました。」心の目で見つめて、ほっておけない!と感じて動いた出来事ですね。

今日も3年生の女の子が「先生、ペットボトルのキャップをおうちで集めているんだけど...いつ、どこに持ってきたらいいですか?」とわたしに話しかけてくれました。どうやら以前に自分の学年で集めたことがあって以来、家族にも協力してもらって頑張って集めているとのこと。わたしは胸があったかくなりました。「よし。じゃあ、校長室の前で集めよう。そしてポスターを書いてきてごらん。ひとりで始めることが大事だよ。クラスのお友だちにも呼びかけて、頑張ってごらん。」1枚の画用紙とともにそんな言葉で見送りました。「うん、わかった!」にっこりと笑った彼女の心の目を曇らせてはならない!そんなことを強く思った出来事でした。

2年で研究授業を行いました

|

 校門から小学校に通じる桜並木。またその奥のプールに通じる桜並木の紅葉の美しいこと。登校する子どもたちの制服や顔が黄色く輝いて見えるほど、鮮やかな景色です。夕刻には、香里園の町並みの向こうに沈む夕陽が1年中で一番美しく映える季節...。香里キャンパスは1年で最も美しい時を迎えています。

 今日は2年生の一色学級で国語の研究授業を行いました。教材は「さけが大きくなるまで」。すべての教員が見守る中、去年は小さな1年生であった子どもたちが、しっかりと発表し、また友だちの発表を顔を見て聞きながら、授業が進んでいきます。今日までに7時間をかけて、しっかりと読み込んできた証拠に、教室横の壁面に貼られた実物大のさけの泳ぐ川の前で、堂々と自分の言葉で生き生きと発表する姿には、驚きました。途中、友だちの間での意見のくい違いから、話し合いは紛糾。「先生、まだ話し合いたい!」と言う子どもたちも出て、なかなか一色教諭が予定した計画どおりには進みませんでしたが、その鍛えられた子どもたちの強さに感心した1時間でした。授業もさることながら、学級全体に流れる温かい雰囲気をこれからも大切にみんなで育てていってほしいと思いました。

 

本日も副校長の藤原がこのブログを書かせていただきます。

今日は、保護者会学級委員で『文化教養部』というグループのお母さま方が計画してくださった講座が開催されました。内容は『ピラティス体験講座』で、講師に河合素子先生をお招きしてベルナデッタホールで行いました。約40名のお母さま方が、それぞれにヨガマットやシートを持って集られ、動きやすい服装に着替えてスタンバイ。ゆったりしたBGMが流れる中、先生の動きを『鏡』にして体を伸ばしていきました。普段使わない部分をぐーんと伸ばし気持ちを落ち着け集中していき、会場は静かな雰囲気につつまれました。お母さま方や講師の先生から「藤原先生もご一緒に。」とお声がけいただきましたが、あいにく所要がありご一緒できなかったので残念でした。

終わってからお母さま方は「本当にリラックスしました。」とか「また定期的にしたい。」「続けると健康にもいいだろうなあ。」などと口々に言われていました。中には「筋肉痛になるかも」という声も・・・

計画と準備をしてくださった文化教養部のみなさま、本当にありがとうございました。

今日は、副校長の藤原がこのブログを書かせていただきます。

昨日14日の日曜日は、本校の合唱団と吹奏楽部がそれぞれに依頼を受けて出演いたしました。私は吹奏楽部の方に引率しておりましたので、合唱団のことは担当の松村真紀教諭に聞いて書かせていただきます。

合唱団が出演したのは、カトリック香里教会の聖堂で行われた『チャリティーコンサート』です。これは聖母女学院保護者会のお母さま方によるコーラスグループ「プリムローズ」のコンサートで、お母さま方の歌われるプログラムの中に、小学生の歌声もということでお招きいただきました。

1曲目の「しあわせな方マリア」では初めてア・カペラに挑戦。天井の高い響きの良い聖堂でハーモニーを楽しみました。その他「Joyful Joyful」や「Tomorrow」を元気に、そして楽しく歌いました。3年生にとっては、初めての大きな舞台です。「緊張しながらも、おうちの方と目が合ったときの張り切った笑顔が印象的でした。」と指揮をしていた松村教諭は嬉しそうに話していました。また、子どもたちは笑顔で演奏できただけでなく、お母さまたちのハーモニーや弦楽アンサンブルを長時間お行儀よく鑑賞していたそうです。

吹奏楽部の方は、寝屋川福祉まつりの演芸会にお招きいただき、プログラムの最後に演奏いたしました。10月にはカトリック香里教会のバザーで演奏させていただきましたが、その時と同じ運動会のマーチングパレードで演奏した曲です。それを今回のように舞台での座奏形式でお聴きいただくととても音がまとまって聞こえたようです。(私自身、最近感じていました。)会場でお聴きいただいた保護者の方も少し驚いておられました。

吹奏楽部は現在大曲に挑戦しています。2月に行われる音楽発表会で舞台演奏する予定で取り組んでいますが、リズムや拍子の変化も多く難しい箇所もたくさんあります。それでもこの曲はみんな大好きで頑張って練習に励んでいます。また、3年生11名が新入部員として今週から新しくメンバーに加わります。異学年の子どもたちが音楽を通じて楽しく活動してくれることを願っています。

可愛い6年生の男の子です。

|

 今日も6年生の話題から。ちょうど卒業アルバムの写真を撮る時期になっています。今日は個人の写真やグループの写真を撮ったようです。普段の校内着ではなく制服姿で、撮影会場となった1階の学習室の前で、何人もの男の子が少し緊張した面持ちで、撮影されている様子を覗いていました。前を通りかかると「校長先生、髪、大丈夫?立ってへん?」とどの子も自分で自分の頭を撫でています。「僕は?なあ、先生、見て。」「僕も。大丈夫?」いつもは腕白な男の子たちが真面目な顔をして、なかには水道で手に水をつけて髪型を整えている姿が、もうむしょうに可愛くて仕方がありませんでした。

 休み時間には校長も撮影があるということで、写真屋さんの命じるまま、桜並木の美しい紅葉をバックに、ポーズをとらされていました。「もう少しお腹をひっこめて...」「はい肩を広げる感じで...」「そうです、そうです。ニッコリと...」と言われるままに笑顔を作っていますと...誰かが横に並んでいます。「誰かな?」と思っていますと、2年生の男の子でした。「うん?」と彼を見ると、ニターっと笑って「校長先生、一緒に撮っていい?」ですって。思わずこけそうになってしまいました。撮影後、近くで見ていた1年生の女の子から「先生、かっこいい!」とお褒めのお言葉を頂戴しました。「ありがとう!」幸せな休み時間になりました。

久しぶりに6年生と遊びました

|

 ブログが少し間があいてしまいました。出張や来客が続きますと、子どもたちと顔を合わせるのも朝の校門だけということになってしまいます。こんな日は、だめです。全くブログが書けません。丘に上がった河童みたいなものです。三年続けてきましたが、子どもあってのブログ。それを痛感しています。

 そんなこともあって、今日は、どんどん子どもたちの中に入っていこうと、早々と体操服に着替えました。中間休みは体育館へ。6年生の7人ほどの男女がドッジボールに誘ってくれました。この子たちは、2年生のときに体育を教えた学年。受け持ちのクラスが球技大会で優勝して大喜びした日を思い出します。「先生、真剣にいくで。」最初は女子チーム対男子チームの対戦。わたしは女子チームに入ったのですが、男子の投げるボールの速いこと。ビュン!とくるボールをお腹や胸で受けるとズシン!と痛みが走ります。負けずと投げ返す"剛速球"は軽々とキャッチされて...。結果、3回は当てたものの、4回も当てられてしまいました。その後は男女混合チームでリベンジしようと思いましたが、3回当てたものの3回当てられて終了...。なかなか、6年生は手ごわくなりました。

 この子たちとこうやって遊べる日もどんどんなくなっていくんだなあ...。子どもたちが出て行った体育館で、しみじみと思いました。けがをしないように、出来るだけ一緒に汗をかきたいと思います。

「死者のための祈りの集い」がありました。

|

今日1時間目は、矢野神父さまをお迎えして「死者のための祈りの集い」を行いました。これに先立って奉仕隊(3年生以上の有志の子どもたちで1年間にわたって活動しています。)の女の子が、「先生、今日、わたし共同祈願を言うの。うまくできるかなあ。」と、目を輝かせて話してくれました。いつも以上に静かな雰囲気のなかで、彼女も全校のお友だちのこの1年間に亡くなられたご家族のお名前を、心をこめて読み上げていました。神父さまは、「ここにいる全員に平等に死はやってきます。命とは『自分が自由に使うことができる時間だ』と言った人がいますが、そのとおりです。この限られた時間を今、何に使うか。それが大切です。」とお話がありました。

 先日、以前にご紹介した私の最初の教育実習生だった方の追悼ミサがあり参列をしました。彼女は、カトリックの高校を卒業し、聖母の短期大学に学んだ方でした。ある日の実習指導後「先生、聖書の勉強をしていただけませんか。わたし、すごく知りたいのです。」と真剣に懇願されました。こんな学生さんは初めてでした。夕陽が差し込む教室で、一緒に聖書を読んだのを思い出します。それ以来、20年の付き合いでした。追悼ミサを司式された神父さまは、「全く面識のないわたしに彼女が電話してくださったのは、亡くなる3ヶ月前でした。聖書を勉強したいとのことでしたので、ではいらしてください、とお誘いしますと、もう体中がチューブに繋がれていて動けないのです。とのこと。すぐに病院にかけつけて初めて彼女が重い病気で、残された時間があまり無いのだと知りました。彼女は『人は死んで終わりではないですよね。わたしは、心から期待したいのです。それにかけたいのです。』そうおっしゃったのです。もう全身の痛みも大変だったと思いますが、その顔は穏やかでした。わたしは迷わず、洗礼を授けました。」45年という短い生涯。お子さんを残しての旅立ちはどんなにか辛く心残りであったかわかりません。しかし、そのすべての思いを捧げた生き方はクリスチャンそのもの。燃え尽きた生涯でした。

その原点にカトリックの学校があったことを思うとき、心から宗教教育の大切さ、責任を痛感します。

子どもにとって一番嬉しいこと

|

 新しい月に入りました。今年もあと2ヶ月で終わります。今日は久しぶりに中間休みの時間に小運動場に出かけました。ドッジボールをしているグループ。一輪車をしているグループ。鉄棒をしているグループなどいろいろです。「先生、鬼ごっこ入れたげる。」そう言って誘ってくれたのは3年生の男の子。「あんな、逃げてもいいのは遊具全部とすべり台と...小運動場全部!はいっ、先生、逃げて!」言われるままに遊具の上に。遊具の上には、もうたくさんの低学年の子どもたちが思い思いに登ってきていました。「先生、こんなことできる?」両手で高い鉄棒にぶら下がり、体をブランブランと揺する子ども。「こんなんはできる?」両足を鉄棒に巻きつけて頭を下にぶら下がる子ども。子どもの頃から高所がだめなわたしにとっては、どの子もすごい!の一言です。足がすくみそうになりながら、もたもたとしていると、「タッチ!」と足元に鬼にタッチされてしまいました。慌てて降りるのも、ソロリソロリ...。ようやく地面に足が着くと、走って追いかけました。

 休み時間も中ごろになったころ。一人の女の子が話しかけてきました。「先生、明日な、嬉しいことがあんねん。何かわかる?」「ううん...何やろう」女の子は大きな目をあけてニッコリ笑うと「明日、お母さんのお仕事が久しぶりにお休み。おうちで一緒にいてもらえるの。」と教えてくれました。思わず「良かったねえ!それは嬉しいこと!」とお返事しました。どこに連れていってもらうのよりも、どんなご馳走を食べることよりも、一緒にいてもらえることが最高!というお話。久しぶりに子どもたちの輪に入れてもらった休み時間。素敵なお話はやっぱり子どもたちの中にあります。どうか楽しい休日をお過ごしください。