January 2011 Archives

子どもたちを伸ばすのは仲間だと実感しました。

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 今日は3年・4年の参観授業があり、たくさんの保護者のみなさまにお越しいただきました。特に4時間目は3年の学年ミサがあり、元気な子どもたちの声が聖堂に響きました。矢野神父さまは「ひとつになれるように、神さまのお使いとして働くことが大切です。悪口を言うのではなく、友だちが喜ぶような言葉をぜひ使っていきましょう。」とお話してくださいました。わたしは、神父さまの儀式をお手伝いする奉仕をしながら、子どもたちの生き生きとした顔を見つめ、歌声を聴いていました。「いい声だなあ...。」思い起こすと、この子どもたちの入学式が校長になって初めての入学式でした。ピカピカの1年生の前で、どんなお話をしようか。当日の朝まっさらなモーニングを着て、校長室の鏡の前で何度も練習したのを思い出します。先日のメールで1年生について書きましたが、やはり3年間の成長はすばらしいものです。「どうか、みんなが仲良く、幸せな学校生活を過ごすことができますように...。」心を込めてお祈りをしました。

 1階の廊下には5年のスキー合宿の写真を掲示しています。今ふり返ってみると、改めて子どもたちの成長する力を実感した四日間でした。最初の日は、ほとんどの子どもが初めてのスキー体験なので、スキーをつけて歩くのだけでも一苦労で、滑っては転び滑っては転びの連続でした。二日目からはリフトで山腹に上り、さらに広いゲレンデでの練習でした。そのなかで指導されるコーチの方法で感心したことがあります。それは、班のメンバーがどんなに転んで列から遅れようとも、あるポイントで必ずそのメンバーが起き上がり自分の力で滑って追いついてくるのを待ってから、進んでおられたことです。当然班の中には技術を身につけるのが早い子どももいれば、なかなか言われたようにできない子どももいます。しかし、怒鳴るわけでもなく過保護に手を出すわけでもなく、じっとその子どもが自分で来るのを待つのです。もちろん班のメンバーも黙って待っています。「みんなに迷惑をかけるわけにはいかない...。」立ち上がろうとする子どもから、何度もそんな必死さを感じました。おかげで、三日目以上は全員がぐんぐんと上達し、スピードについていけずに転んだわたしに「大丈夫ですか?校長先生、骨折らないでください!」と余裕で声をかけてくれました。「待つ」ことの大切さはもちろんですが、待ってくれる友だちの力が一人ひとりの力を引き出すのを目の当たりにした体験でした。

「見てもらう」ことはとても大切です

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 「見てもらう」ということは、子どもたちの成長に大きく役立ちます。

先日の参観日に2年藤組は「かさこじぞう」の音読をおうちの方々に見ていただくことになっていました。「ぜひ一度見にきてやってください。頑張っていますから。」という担任の一色教諭の言葉に誘われて練習を覗いたのは前日。自分たちで描いた模造紙大の紙芝居を真ん中にして、大きな声でとうとうと朗読していきます。終わったあと「すごく今日まで頑張ってきたのが伝わってきました。点数をつければ80点!あとね、声を出すときにしっかり顔をあげて言うことだよ。おうちの方々の顔をしっかりと見て明日は頑張ろう!」そう励まして会場を出ました。

 いよいよ、本番。練習の時よりも一人ひとりが間隔をとって、胸を張って立っています。朗読が始まりました。どの子もしっかりと顔をあげ前に座っておられるおうちの方々を見つめながら声を出しています。「わあ、うまくなったなあ。1日でこんなに成長するものなんだなあ。」声の大きさ、抑揚、間のとり方のどれをとっても、前日より格段にうまくなっています。おうちの方々とともに大きな拍手を送ったのはもちろん、教室で「120点!良かった!」とみんなを褒めたのは言うまでもありません。

 同じことを感じたのが、1年の参観日にあった学年ミサです。入学以来10ヶ月が過ぎ、いよいよおうちの方々にもご出席いただいて、約1時間のミサを体験します。ミサのなかの言葉、聖歌もしっかりと声を出し、神父さまのお話にも頷きながら耳を傾けていました。「入学式ではたった8分足らずのお話でもゴソゴソしてなかなかじっとしていられなかった1年生の姿。いかがでしたか。おうちの方々がこうして年に一度ミサに一緒に参加してくださり、一緒に歩いてくださることが、何よりも子どもたちを成長させます。」そのようなお話を感謝とともにおうちの方々にお伝えしました。おうちの方々の温かいまなざしがあってこそ、1年生もこの学年ミサで成長することができました。

 「見てもらう」体験を十分に積むことが、友だちの見えない声援に気づく感覚を磨きます。そしてそのことは、やがて自分が友だちに温かい声援を送る原動力になるのです。

3学期初めての授業参観を行いました。

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今日は副校長の藤原が書かせていただきます。

久しぶりの授業参観が行われました。今日は1・2・5年の保護者の方々が、お寒い中朝からたくさんご来校いただきました。1年生はクラスごとに算数や図工の授業をご覧いただいたあと、保護者の方もご一緒に聖堂に集り学年ミサが行われました。1年に1回行われる学年ごとのミサなので、1年生にとっては初めてです。保護者の方の中にも初めてご参加いただいた方も多かったと思います。カトリックの典礼儀式のミサは、お祈りの文言も1年生にとっては難しく、神父様が唱えられる言葉に続いて受け答えしたり、お祈りしたりと、事前に練習をしていたそうですが、なかなかしっかりと声を出していました。

聖書朗読のあと、神父様は子どもたちに「まわりの人のために自分の時間をつかいましょう。」と分かりやすくお話をしてくださり、子どもたちは真剣に聴いていました。そして、共同祈願を唱えた代表の子どもも、みんなで歌った聖歌もとても立派でした。

2年生は、図工・算数・宗教・生活の授業を見ていただきました。生活科では今『けん玉』に取り組んでいます。今日はおうちの方も一緒にけん玉の練習をしていました。

5年生は、算数の参観授業のあと、先日のスキー合宿の報告会が行われ、写真を見ていただきながらエピソードを交えて、4日間の合宿の様子をお伝えしました。そして、4時間目には5年学級委員のお母様方がご計画いただいた『親睦会』が行われ、子どもたちと保護者の方と先生方と楽しく過ごしたようです。クラス対抗で玉入れや風船送りゲーム、お玉でボールを運ぶゲームなど、体育館が熱気につつまれました。

28日金曜日には、3年・4年の授業参観が予定されていますので、子どもたちは楽しみにしています。保護者の皆様のご来校をお待ちいたしております。

 

 

 久しぶりのブログになります。寒い毎日。子どもたちの校長室訪問の人数も日に日に増えてきました。「あったかあい...」なんて入ってくる子どもの言葉から、こりゃあ暖房目的か?なんて思うこともありますが。それでも休み時間に二人、三人と入ってきて、二十人近くともなると、それはそれは楽しい賑やかな時間となります。最近子どもたちと取り組んでいるのは「新曲」へのチャレンジ。「校長先生、AKB歌って!」特に1年生や2年生のリクエスト曲も大きく変わってきました。「この大空に翼をひろげ、飛んでゆきたいよ~!」と歌ってもキョトンとする面々。さすがにAKBは難しいですが、子どもたちからのリクエストのひとつ、今、植村花菜さんの「トイレの神様」にチャレンジしています。たくさんの友だちと声を合わせて歌う楽しさを通して、この寒い冬を乗り越えていきたいものです。みんなの歌のほうがすごく上手でギター伴奏がタジタジ状態ですが...頑張ります!

 先日21日は楽しみにしていたJリーグの選手3人をお迎えしてのサッカー教室が4時間目低学年、5時間目中学年、6時間目高学年、そして放課後はアフタースクールのサッカー教室で開催しました。選手の方から「みなさん、サッカーはどこのチームのファンですか?」という大きな声での質問から教室がスタート。続いてプロの技の数々を見せていただきました。いつまでも軽々と続くリフティング。長い距離のスローイングやヘディング。そして何と言っても歓声があがったのは、強烈なシュートです。体育館の壁にたてた分厚いウレタンマットに、ドスン!と突き刺さりました。すごい迫力です。そのあとは、みんなでドリブルリレーのゲームを楽しみました。圧巻はJリーガーと20人近い子どもたちとのミニゲーム。どんなに子どもたちが周りを取り囲んでも、まるで牛若丸のようにドリブルやリフティング、ヘディングですり抜けていきます。それでも何とか子どもたちが点数を取ると会場は大喜び。とても楽しい時間となりました。最後にいろいろな質問に答えていただき、握手をしてもらってお別れしました。「本物」との出会いの感動が、子どもたちの頑張りにつながりそうです。

 

今日も副校長の藤原が書かせていただきます。

5年生のスキー合宿も3日目になりました。学校の中も、元気な5年生がお留守だとなんとなく寂しいです。そしてお掃除の時間になると、下級生がとても困っています。3学期は5年生がお掃除のリーダーになって頑張ることになっているのです。また、委員会の活動も然り。お昼の放送担当がいないので、(放送委員会担当の松村真紀教諭もスキー合宿に同行しているので)私が代わって放送をしましたが、ふと気がつくと放送しなくてはならない時間を過ぎていたり、上手く音楽が流れなかったり・・・・5年生が早く帰ってきてほしいなとつくづく思います。

ところで、そのスキー合宿では、今日は大変滑りやすいコンディションの中で検定が実施されたようです。結果が楽しみです。その後は、各班ともさらに長い距離を滑りながら難しいコースにチャレンジして、どの子どもも大変上手になったとのことです。夕食後には、百人一首大会も予定されていて最後の夜を楽しく過ごしていることでしょう。

今日は、1・2年生が『初書き』(硬筆)を行いました。みんな罫線いっぱいに立派な時を書いています。教室には全員のものが掲示されているので、先ほど見に行ってきました。「金賞・銀賞・銅賞」のしるしが付けられていましたので、明日の朝はみんな大騒ぎになることでしょう。

3・4年生も11日に『初書き』(毛筆)をしてそれぞれの教室に掲示されています。5年生はスキー合宿から帰ってから、6年生は私立中学校の入学試験が終わってから『初書き』を行う予定です。各学年が書いた文章(文字)をご紹介します。

1年        お正月です。青い空が、とてもきれいです。ことしも、みんなとがんばります。

 

2年        新しい年をむかえました。みんなで、水へい線にかがやくはつ日を見ました。「今年もよい年でありますように。」と、ねがいました。

 

3年     友だち

 

4年     美しい朝

子どもたちの字をお見せできないのが残念です。

   

 

こま回しの名人がたくさんいます。

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今日も副校長の藤原が書かせていただきます。

共遊(中間休みの時間)に廊下を通ると、1年生が教室の前で駒をまわしていました。長い紐をぐるぐると上手に巻いてポーズをとり、素早く床にめがけて投げていました。(投げてという表現はふさわしくないとは思いますが。)

 あとで1年の学年主任、北村智子教諭に尋ねると「そりゃもう、冬休み中におうちで特訓してもらいましたから。」と言っていましたが、これがなかなか上手なんです。(始めは『1年生がそんなに上手くまわせないだろう。』と思っていました。)駒は、床の上で結構長い間回っています。しかもその子どもは、まわっている駒にロープをかけて移動さすという上級技を見せてくれました。私が「すごーい!駒名人みたい!」と叫ぶと、向こうの方で回していた子どもたちも私の近くに集ってきました。きっと自分が回すところも見てほしいのですね。「やってみて~」と言うと、待ってましたと言わんばかり。ポーズをとって・・・・次の瞬間、あれ~駒はどこいったの~気がつくと全く反対方向に飛んでいっていました。思わずふき出しそうになるのを少しこらえて(それでも笑顔で)「すご~い!」と言うと、嬉しそうにしていました。かわいいですね。

 

栂池高原から届いた『5年スキー合宿だより』をご紹介します。

 

 今日は昨日の好天が嘘のように終始粉雪が降り続く大変寒い1日となりました。各班はコーチの先生とともにさらに高い山腹へリフトで上り、みっちりと練習に励みました。転んでいた人も見違えるように上達し、ターンが自由自在にできるようになりました。お昼は三つの木の臼で計九升の餅米をみんなでつき、ほとんど残さず戴きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

明けましておめでとうございます。副校長の藤原でございます。

今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

今日から、2泊3日の予定で5年生はスキー合宿に出発しました。赤野校長が同行しておりますので、今週のブログは私が書かせていただきます。スキー合宿の行き先は信州の栂池で、京都駅に早朝に集合し、新幹線・しなの5号と乗り継いで松本へ。暖冬で雪不足を心配する年もありますが、昨年末から幾度かの寒波できっと雪はたっぷりあることでしょう。むしろ昨日からの冷え込みで吹雪いていないかと心配していました。でも、その心配も必要はなかったようで、到着後はスキースクールの開校式を行い、早速練習に取り組んだようです。

青空に白いゲレンデが眩しく映えるほどの好天のもと、班毎にリフトで山腹に登り、それぞれのグレードにあわせて何度も滑ったとのことでした。

明日もよい天気で充分に滑ることができることを祈るばかりです。

昨日1月10日は『成人の日』でしたが、聖母の校内には二十歳になった新成人がたくさん集りました。まぶしいばかりの振袖姿のお嬢さんや、スーツに身を固めた青年たちが「先生!元気~」と笑顔で訪れました。みんな卒業生ですが、大きくなった上に女性は当然お化粧もしていますし、最初は誰だか分からず「おめでとう!すてきですよ。」と声をかけながら頭の中で幼い小学生のころと照合していました。もちろん、お話をしているうちに『昔と変わらないなあ』と思える様子も見え隠れして、みんなで楽しいひと時を過ごしました。

グロット前で集合写真を撮っていただいたときには、白いものが舞い、「初雪だ~」と叫んだり、カメラに向かってポーズをとる様子は少しも変わっていませんでした。学校に来ることができなかった方もおられますが、成人になられた方のご健康とご活躍を心より願います。

 

新しい年が始まりました

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 「おめでとうございます!」校門で年始の挨拶で子どもたちを迎えました。なかには改まって足を揃え「明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします!」とペコリと頭を下げて挨拶を返してくれる子どももいます。『1年の計は元旦にあり』の言葉どおり、今日は2011年の初日。身の引き締まる思いです。

 挨拶を交わすなかで、思わずくすっと笑ってしまったことがありました。子どもたちのなかには年賀状をくれた人もいるのですが、そのひとりの3年の男の子に「年賀状、ありがとう。」と小さい声でささやきました。すると「校長先生、ちょっと...」とわたしの手を握り校門の中に引き込みました。なんだろう?と思っていると、ニタッと笑って「また出して!」とつぶやいたのです。わたしもお返事を出したわけですが、またお葉書がほしいなと思ってくれたのですね。この子らしい発想に思わず笑って手を握りかえしました。

 始業式では「冬休みに校長先生が出会ったトヨちゃんのお話」をしました。「トヨちゃんって、幾つだと思う?」1年生から「ふたつ」「ななつ」と声があがります。「実はね。トヨちゃんは、ここのつではなくて...なんと99歳のおばあちゃんなんです!」えーっと会場がざわつきます。「何をしている人かわかる?詩を書いて本も出しちゃったんだよ。」そこまで話すと「知ってる!」との声。そうです。宇都宮市にお住まいの柴田トヨさんのお話をしました。わたしも年末のテレビでドキュメンタリーを見て、その素晴らしい作品に触れました。「お名前は柴田トヨさんといいます。92歳から詩を書き始められて、昨年本を出されたところ、何と100万部も売れたのです。何故そんなにみんなが読みたいという詩がトヨさんには書けたのでしょうね。」ご存知の方も多いと思いますが、トヨさんは10代から奉公に出て、貧しい暮らしのなかで必死で生きてきました。その作風は、素朴で何の飾り気もありません。しかし何ともいえない優しさに溢れています。「先生もテレビで出会ったのですが、明るい笑顔でどんなことにもありがとう!の気持ちを忘れない方だと思いました。『明るい笑顔で、挨拶、ありがとう!』これを1年、頑張っていきましょう。」と締めくくりました。

 それにしましても混迷する現代にあって、こういった詩集に大反響があるということには勇気づけられます。植村さんの「トイレの神様」然り...。誰もが求めているのですね。

 本年もどうぞよろしくお願いいたします。