出勤時、6年生と一緒に歩きました。「聖母のランドセルで登校するの、あと僅かだね。」「はい。」「小学校は楽しかった?」「うん、楽しかった。男子と女子の境がないっていうか...6年になって特に仲良くできるようになった気がします。」嬉しい話でした。彼女にランドセルの話を聞いたのは訳があります。次の作文は彼女が「わたしの学校じまん」という題で書いた文章です。一部ですが紹介します。
「わたしが聖母に入る前、聖母のことなんか知りませんでした。入学する前ランドセルを見たとき、『ピカピカ』とか『やったー』とかの前に、『どうして茶色なの?』と思いました。今までピンクや赤いランドセルを夢見ていたのに。そのとき、母は『6年生になったら茶色いランドセルで良かったと思う日が来るわ。』と言われました。まだ小さい私は、その言葉の意味などまったく分かりませんでした。ずーっと不満をいだきながら、毎日学校に通学していました。
今、私は6年生となり、聖母に入って6年という長い年月が過ぎていますが、高学年になるにつれて、だんだん小さなころに聞いた母の言葉の意味が分かるようになったのです。(中略)それはきっと1年生は赤いランドセルがいいと思うかもしれないけど、大きくなるにつれて、茶色という独特な色が聖母という学校のシンボルマークということに気づきました。赤いランドセルは、みんなが持っているあたりまえの物だけど、茶色ということが聖母のほこりだと思えるようになりました。(中略)
次に入ってくる1年生の中に私と同じ不満をいだいた子には、今の話をしてあげたいな。そして6年になったとき、その子も私のように、この言葉の意味をわかってほしいです。聖母のもの、制服、靴、帽子、ランドセルみんな聖母の子の印です。校舎がきれいとか大きいとか、関係なくただ生徒が誇りを持ち学校に通うことが、この大阪聖母学院小学校のじまんであり、私のじまんでもあります。わたしはこの学校に入れてとっても良かったと思いました。」
「だいぶ、歌の声が出てきましたよ。いい感じです。6年生、頑張っていますよ。」とは今日の式練習後の6年の奥教諭の談です。気持ちも少しずつ高まってきています。明日はいよいよ児童会主催の「送別会」。心のこもった温かな会になりますように。