人権教育の研修のなかで

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  残念ながら学級閉鎖になるクラスが出ましたが、ほぼ子どもたちは回復して来たのではないか、と思われる状態になってきました。一日でも早く体調を整え、元のそれぞれの学級の状態になって欲しいと願っています。

 今日は、先生方の研修で、「人権教育」について、京都市立養正小学校校長の中島正裕先生をお招きし、ともに貴重な実践から学ぶことができました。「一人ひとりの児童を大切にするために」という、どの学校にも共通する私達の日々の教育活動のテ-マにそって、養正小学校で校長先生をはじめ先生方で取り組んでおられる素晴らしい教育内容についてお話をお聞きしました。

 校長先生御自身が三つの同和教育推進校で子どもたちとの生活をともにされた経験談にもとずきながら話を進められました。校長先生が、朝礼で「あはは」-あさごはん・はやね・はやおきーの合言葉を、子どもたちとともに大切にしている事。現場では、「いじめ」「不登校」「発達障害」「児童虐待」という様々な問題と向き合っておられること、また、最近特に問題意識を持って対峙しておられる、「携帯」「インターネットにまつわる人権侵害の問題」また「児童虐待」の事象等、問題解決に深く心を寄せられていることが、私達にも強く伝わって来ました。同和教育と向き合う中で、「正しい児童理解」の実現のためには、電話での対応ではなく、直接家庭訪問し、顔と顔を合わせ、子どもたちと向き合うために、「足でかせぐ」ことの大切さを学ばれたということでした。「総合育成支援教育」の観点から、様々な形の障害を持つ子どもたちの「困り」に教師自身が気付く必要があること。学級経営と集団作りの取り組みとして、「インプロ授業」を採り入れ、展開したところ、子どもたちのみならず、教師の表情にもプラスの変化が現れたこと。体験活動(生活体験)を豊かにさせることで「困っている人がいたときに手助けできる」という内容の%がぐんと高くなるということ。「自分がかかわるさまざまな教育活動を人権というフィルタ-を通して見つめなおす」ことの意味・・・などについて、私達の教育活動にも反映させることができる内容のお話をたっぷりと聞かせて頂くことができました。私達も、子どもが抱えている問題に寄り添い、子どもたちの「困り」をどれだけ深く感じとり、どこまで「困り」を「達成」や「喜び」の感情に変容させていくことができるか、という課題に日々、努力を積み重ねていかなければならないことを確認できたのではないかと思います。

 今日を機会に、私学の教員である私達も、今一度、公立の実践から積極的に学んでいきたい旨の言葉を嶽先生から伝え、中島校長先生からも、今後も交流を続けていきましょうという、温かい言葉を頂きお別れしました。