京都聖母学院中学校・高等学校 元教諭 石田 正勝 様 からのメッセージ

創立100周年 おめでとうございます
私が京都聖母学院中学校との関りができたのは、昭和40年後半頃に高校時代の友人であったA君のお母様(カトリックの信者)から、伏見の京都聖母学院高校で理科の先生が退職されて探しておられるという話を聞き、教員を目指していた私は京都聖母学院を紹介して頂きました。そして間もなく面接をするとの連絡があり、本館の小部屋でメール・ベルナデッタ・ゴーテとシスター小川のお二人との面接がありました。そこで中学の理科2分野と高校の生物を担当することになり、教員生活が始まりました。教科外ではテニス部の顧問を引き受けることになりました。昭和41年4月6日は、私が京都聖母学院の教員であることを実際に自覚した日です。それはこの日に職員会議があり、多くの先生方に紹介されたのです。その時にまず感じたのは女性の先生が多いことでした。男性は3名のみでした。女学校ですから女性の教員が多いのは当然のことかも知れません。
京都聖母学院中学高校を退職して15年になります。時々、生徒と接していた頃のことを懐かしく思い出します。当時はそれほどには感じなかったのですが、彼女達の清らかな立居振舞い、言葉遣いなど心の休まる思いがします。今思えば私は恵まれた環境の中で働くことが出来たんだなと、つくづく感謝する次第です。「ありがとう!!」