聖母学院同窓会 坂下 和子 様(旧姓 田谷様)からのメッセージ

私の原点となった京都聖母での6年間
学校法人聖母女学院創立100周年を迎えられるに当たり、このような素晴らしい企画に寄稿させていただきますこと、心より感謝申し上げます。
1992年、私は京都聖母学院中学校に入学しました。祈りで始まり、祈りで終わる、聖歌朝礼で声を合わせて歌う、そんな日々を当たり前のこととして過ごした6年間は、私の中に「愛と奉仕と正義」の建学の精神をしっかり根付かせてくれました。大学卒業後も、就職、転職、いつでも立ち寄れば励まし、相談に乗ってくださる先生方。教育業界で再び働きたいと現職に転職してからは、お世話になった先生方とよりよい教育のため、学ぶ生徒・学生たちのためにともに歩んでいただき、改めて感謝する毎日です。 “Education is what remains after one has forgotten everything they learned in school.” (「教育とは学校で学んだことをすべて忘れた後に残るものである」
アインシュタインの残した言葉です。100年もの時を超えて聖母ファミリーの中には、聖母が大切にしてきた教育が心に、一人ひとりの生き方につながっていると感じています。
次の100年もこのあたたかな学び舎から多くの後輩たちが巣立ちますように。