聖母学院同窓会前会長 吉田 朋子 様からのメッセージ

「学校法人聖母女学院創立100周年おめでとうございます。」

学校法人聖母女学院創立100周年おめでとうございます。心よりお祝い申し上げますとともに心からの感謝を申し上げます。

高校を卒業して同窓会の幹事をさせていただいて以来約50年、同窓会役員となって四半世紀以上経ち、私の人生の大半を同窓会に関わらせていただいております。2013年より4年間、同窓会長という大役も経験させていただきました。その間、2014年に聖母学院同窓会60周年感謝のミサを大塚喜直司教様の司式にて伏見カトリック教会にて行いましたことは今でも皆様への感謝の気持ちとともに思い出されます。

また息子も幼稚園、小学校と通わせていただき、母の立場としても聖母に楽しく通わせていただきました。

この約50年の間、本館にどれだけの回数通ったことでしょうか。

聖母に行く度に思うのはいつも変わらず温かく私を迎えてくれる場所ということです。

人生のどんな時もレンガ造りの本館は凛として美しく佇んで「大丈夫、頑張りなさい」と私を励ましてくれました。

2015年にこの美しい聖母の本館を何とか保存して恩返ししたいと考え、赤野理事長と同級生に働きかけをさせていただき、同年12月に国指定登録有形文化財にしていただくことが出来ました。赤野理事長、同級生には今も本当に感謝致しております。

そして、卒業してからは同窓会を通じて修道院のシスター方とお会いしてお話をさせていただく機会が増えて、シスター方の真に温かいお心に触れさせていただき、いつも本当にうれしく幸せに思っております。

これからも優しく温かくすべての人たちを包み込む学校法人聖母女学院が永遠に続きますようにと願ってやみません。