京都聖母女学院短期大学同窓会 児童教育学科 44期生 山本 美波 様からのメッセージ

私の原点、聖母での日々

 2023年に創立 100 周年を迎えられるとのこと、おめでとうございます。その歴史の一部に関われたことを光栄に思います。

 小学校入学と横浜から京都への引っ越しが同時だった私は、環境の変化についていくことができず、学校生活で泣いてしまうことがありました。当時の担任の先生は、私の気持ちを汲んで下さる優しい先生でした。そんな弱かった私も高校では新体操部の部長として部員をまとめ支えるまでに強くなりました。途中 3 年間の寄り道を経て、幼稚園教諭•保育士の夢を叶える為に再び聖母の門を叩きました。 3 歳年下の同級生との 2 年間は、とても楽しく充実した毎日でした。そして家庭を持った今も家族の協力の下、保育士を続けています。この時期保育園では、親と離れることができず泣く子も多くいますが、私が小学校 1 年生の時にしてもらったように、園児の全てを受け止め包んであげられる「せんせい」でありたいと思っています。

 最後になりましたが、今後も平和の天使が大勢羽ばたきますように益々のご発展をお祈り申し上げます。