学校BLOG
2026.04.13
はじめまして!校長の大矢です
校長の大矢です。初めて私の文書をブログにアップします。今回は、4月8日の始業式にて、中学2・3年生、高校2・3年生に向けて話した原稿文を、皆様に共有いたします。よろしくお願いいたします。
ヌヴェールの皆さん、はじめまして!おはようございます。
4月から、ここ、香里ヌヴェール学院中高の校長として、皆さんの仲間に加えていただくことになった大矢正則と申します。どうぞよろしくお願い申し上げます。
こうして、ヌヴェールの皆さんの前で、始業式でお話しするのは、なんだかとても不思議な気持ちです。私は神奈川県で生まれ育ち、大学を卒業してからは、ずっと関東。東京と神奈川のカトリック学校で教師をしてまいりました。
それが今年からは、大阪の学校で働くことになったのですから、やはり不思議としか言いようがありません。
このことは、私自身、想像したこともありませんでした。
ヌヴェールという学校名を初めて聞いたとき、私の頭によぎったことは、聖ベルナデッタのことです。ベルナデッタは、1858年にフランスのルルドにおいて、マリア様を見た少女です。
そのベルナデッタがのちに入った修道会がヌヴェール愛徳修道会でした。
ですから私がヌヴェールという学校名を聞いたとき、最初に思い出したのは聖ベルナデッタのことでした。
私は、先ほど不思議という言葉を使いましたが、もう少し別の言い方をすると、それは、人生には何が起こるのか、人にはわからないということです。
しかし、人間の思いを超えた方が、私たちの見えないところにはおられて、その方は、それぞれ人に生きる道を準備してくださっている。
その道は、けっして平坦で、良い景色が見える場所だけではないと人には感じられることがあるかもしれない。もちろん、空が広がり、美しい山々が見え、小川はせせらぎ、花がかぐわしい香りを漂わせる。
そんな道を歩く日もあるでしょうし、みなさんには、できるだけそのような道のときを過ごしてほしいと願っています。
しかし、ときには、なぜ自分だけがこんな思いをしなければならないのだろうか、神も仏もあるものか、と思う日もあるでしょう。
しかし、目には見えないけれど、人間の思いを超えた方は確かにおられ、その方の思いは、いつも、人間の思いを遥かに、高く超えており、その人に最もふさわしい方法で、試練を乗り越えさせてくださる。険しい道を通ったとしても、いつか、そう、今日は少し天気が良くないようですが、いつか空は晴れ渡る。
そんな風に考えて生きてくことが皆さんにはできると思います。
今日、私がもっとも強調したいことは、目に見えるものがすべてではない、ということ。
そして目に見えない世界にこそ、一人ひとりの人間を生かそうとする不思議な力が宿っているということです。
たとえば、愛というものは目に見えません。
しかし、愛の力が大きいことには、皆さんもなんとなく気づかれていることでしょう。
聖ベルナデッタの話に戻ります。マリア様を見た。つまり、他の人には見ることのできなかった見えない世界を見て、それを信じ、そのことをすべての人に伝えていくという点において、聖ベルナデッタこそ、ここヌヴェールに集うものの手本となります。
このことを、皆さんにお伝えして、私の皆さんとの出会いのメッセージといたします。
どうぞ、よろしくお願いします。
