学校BLOG
2022.08.05
サマーチャレンジ 能体験
昨年に引く続き、サマーチャレンジで能体験を開講! 引率された先生からお話を伺いました。
講師はシテ方宝生流能楽師の辰巳満次郎先生。辰巳孝弥先生も駆け付けてくださいました。
満次郎先生から能の基礎を伺った後、生徒たちは早速足袋を履いて能舞台へ。
カマエと呼ばれる立ち方、ハコビと呼ばれる歩き方に始まり、悲しみを表すシオリの動作など、基本の動きを習いました。
今回満次郎先生が用意してくださった面(おもて。能で使用される仮面のこと)は実際に舞台で用いられる、何百年も前に作られたもの。それぞれ面を付けて、習った動作をやってみました。
体験の後、満次郎先生は「羽衣」(能の演目のひとつ)のダイジェスト版を、披露してくださいました!
どこまでも本物の、滅多にない、参加した25名だけが味わった、夢のひと時でした。
最後は全員で「ありがとうございました!」と感謝を伝えました。
学校に戻ってから、謡本(能の台本)風の豆本の制作に取り掛かりました。一人ひとり感謝の気持ち、学んだことなどを文章やイラストにしました。
最後は図書館の先生の力 を借りて糸を通し、和綴じの豆本が完成しました。
豆本は無事満次郎先生に届けられ、大変にお喜びでした。