学校BLOG
2022.12.01
中学SAコース ディベート大会
中学3学年 SAコースの生徒たちが小学校体育館の広いスペースを利用してディベート大会を行いました。
お題は「友達関係は浅く広くが良いか。狭く深くの方が良いか」「ゲームは子供の能力を伸ばすか」について肯定派・否定派に分かれて議論します。ただ、自分はこう思う!という発表では説得力がなく、いかに聞いている審査員の皆さんを説得できるか。
話す内容はもちろんですが、話し方、伝え方って本当に大切ですね。良い事を言っていても下を向いて小声では伝わりません。
こういった機会を通して、本校の生徒たちはしっかりと発表する力を身につけていきます。
3~4人グループを組んでディベート前のウォーミングアップ。3学年の男女バラバラでチームを組んでいるのですが、上級生がしっかりリードしてコミュニケーションをとります。
ちゃんと人の意見を聞いて自分の意見を伝えて、自然にチームが作られます。元々得意とする人もいますが、こういったコミュニケーション力が授業の中で自然と身につけられているところ、いつもすごいなあと感じます。
私事ですが…長年、中学生と関わってきて感じていたこと。学校で長時間生活しているともめ事は多少なりとも起こるのですが、揉める原因はだいたい「言い方」の失敗。
言い分は両者にあり、それぞれに気持ちがあるのですが、いくら正しい事を言っていても伝え方を間違えると揉めますね。
生徒の話を聞いた後「言い分はわかるけど、そんな言い方したら相手はそら怒るやろ」と言ってきたことが…多々ありました。自分の気持ち、どうやったら相手にちゃんと伝わる?と一緒に考えたものです。
授業で行ったディベートとは違いますが「相手の事を思いやる、相手の身になって声をかける」 そういったことができる生徒がたくさんいる学校、身近な私たち教員もそうありたいと思います。