建学の精神

カトリックの人間観・世界観に
もとづく教育を通して、
真理を探究し、
愛と奉仕と正義に生き、
真に平和な世界を築くことに
積極的に貢献する人間を育成する。

メール・マリー・クロチルド・リュチニエ

〈創立者〉
メール・マリー・クロチルド・リュチニエ

聖母マリアの名をいただくこの学院において、わたしたちは、カトリックの人間観・世界観にもとづき、ここに学ぶすべての人の宗教心を育て、聖書が示す人間の在り方にしたがって教育を行います。 わたしたちは、この学院に学ぶ者が、神から愛されていることに気づき、神から与えられた可能性を十分に開花させるとともに、キリストにならって一人ひとりの人を大切にすることを学び、愛の精神をもって家庭- 地域- 世界にかかわっていくことができるように指導します。
わたしたちは、在校生、卒業生、保護者、教職員など、この学院の日々の教育にかかわるすべての人の相互関係の中にあって、他者の尊重を第一に考えながら行動します。それは、「わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたもたがいに愛し合いなさい。」というキリストの残したメッセージが、わたしたちの教育活動の根底にあるからです。
わたしたちは、学ぶ者の良心を信じ、その全人格的能力を育成するために、それぞれの発達段階に応じた専門的な教育と宗教的な人間教育を一体のものとして推進します。人を愛し、学問を愛し、真理を追求し、自らの能力を高めようと努めることが、この学院のめざす全人格的教育の姿です。
わたしたちは、この学院を巣立つ者の内に、すべての人の幸福を願い、それぞれの智恵と勇気をもって、真に平和な世界の建設に積極的に参画する意思と能力が育っていると確信しています。