校長ブログ
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2025年01月29日
国語の授業をしました
欠勤した先生の代行で授業に入ることがあります。教室に行くと「わあ、校長先生や!」そんな嬉しい声に、何としても応えねば!と力も入ります。先日は国語の授業でした。教材は説明文。背筋を伸ばして本を両手で持って、さあ、みんなで読もう!そんなこと初めて言われたって顔をしている子もいましたが、響く声で本を読む気持ち良さを是非体験してほしいと思うのです。そして段落分け。次に段落ごとの見出しつけ。最後に今日扱う段落を数行、丁寧にノートに書写をさせました。「教科書の文字を良く見てまねてごらん。枠いっぱいに大きな字をゆっくり書いてごらん。」静まりかえった教室で、どの子供も一生懸命書き始めました。コツはゆっくり書くこと。間違いなく字は綺麗にかけます。そして板書の文章を使って発問と話し合い。全く上手な授業には程遠いですが、子供達に助けられて「しっかり読む」「しっかり書く」そして「考え話し合う」授業が何とか終わりました。何年か前に授業を代行した時に「えっ、先生、黒板使うのですか?」と言われてショックを受けたことがあります。そのクラスの先生は主にプロジェクターで指導されていたようでした。「自分の授業は昭和の授業だな。」と感じますが、大事なことは変わらないとも思います。