校長ブログ

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2025年05月27日

聖母月のまとめの集いがありました

 今朝はベルナデッタホールに全校が集まって、「聖母月のまとめの集い」を行いました。聖歌「マリアさまのこころ」を歌い、自分の日々の行いや言葉を静かにふり返る瞑想をしました。その後、各クラスの代表の人が今月実践に取り組んだ事を発表し、その頑張りに全校で拍手しました。最後にロザリオの祈りを唱え、聖歌「あめのきさき」を合唱し集いは終わりました。本校では年に何度も、カトリックの暦に合わせて宗教的な取組をしています。取組に共通するのは『自分自身を見つめる』ということです。慌ただしい日常の中で、大人でも手を合わせてお祈りをすることは稀ではないでしょうか。まして静かに瞑想をすることなどなかなかありません。ただ子どもたちと日々唱える「アヴェ・マリアの祈り」には次のような一節があります。「神の母聖マリア 私たち罪びとのために 今も 死を迎える時も お祈りください」 死なんて縁起でもないと思われるかもしれませんが、これがカトリックのセンスだと思います。「生きていることは当たり前ではない!」「命は有限!今を大切に!」「人は死で終わりではない!」そんな教えがいつか子どもたちの生涯を支えることを信じています。