校長ブログ

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2025年09月9日

低学年参観日📚

今日は1年生から3年生までの参観日でした。保護者のみなさま、暑い中のご来校、ありがとうございました。

1年生は、久しぶりの授業参観で大喜び。1時間目のチャイムが鳴り終わると、おうちの方を、校舎の入口まで行って待っている子もいました。1年生らしいかわいらしい姿で、ほほえましかったです。

そんな1年生は宗教の授業で「はしのうえのおおかみ」というお話について考えました。最初は意地悪ばかりしていたおおかみが、大きなくまに親切にしてもらったことをきっかけに、自分も他の生き物に優しくする喜びを知り、温かい心へと変わっていく物語です。

おおかみの心の変化やそのきっかけを考える中で、子どもたちが毎朝唱えている、ある「み言葉」にたどりつきました。

聖書には「人にしてもらいたいことを人にもしなさい」「隣人を自分のように愛しなさい」というみ言葉があります。おおかみの行動や心が変わったことを通して、子どもたちは毎朝唱えているこの言葉の意味を、今日の学びの中で身近なこととして実感できたのではないかなと思います。

「6年間の学校生活の中で、ミサや宗教の授業を通して、聖書の言葉やカトリックの価値観がしみこんでいくこと。この『しみこむ』という感覚が大切」と、シスターから教えてもらったことがあります。

相手を思いやる気持ち、神と人と自分を大切にする気持ちが、子どもたちの心の中に少しずつしみこんでいくことを願っています。