校長ブログ
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2025年10月21日
お月見団子の問題
中秋の名月 お月見をしながらお団子を食べて優雅な時間を過ごす問題ではありません。時と場所は6年3限算数の終盤。「突然ですが」と担任がこんな問題を出しました。
「お月見団子が9個あります。うち1個だけ中身がなく軽い団子です。天秤を使ってその1個を見つけてください。ただし、天秤を使えるのは2回です」。
こういった問題を出すと子どもたちは一気に盛り上がります(今まで「ボーっと」していたのに何で急にそんな元気になんの?参観日では恐ろしくてとても出題できません)。
「はーい、最初は何個ずつ分けて量ればいいと思いますか?」。3個と6個、3個と5個、4個と4個、3個と3個など担任は手を挙げさせます。あかん時間がない。チャイムが鳴りそうなので答えを出しました。もう少し時間があれば…残念。
【答え】9個のうち最初に3個と3個を天秤で量るが正解です。
【解説】天秤1回目つりあえば「残った3個のうちの1個」がその軽い団子になり、つりあわなければ「軽い方の3個のうちの1個」がその軽い団子になります。天秤2回目どちらの場合でもその3個を1個ずつ天秤で量ると軽い団子は見つけられます。もしつりあえば手元にある1個が軽い団子になります。