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2019年02月14日

「香里ヌヴェールの挑戦」(第17回)

「香里ヌヴェールの挑戦」(第17回)

今日は高校3年生の卒業式。
いわゆる「平成最後」の、
そして「大阪聖母女学院 入学生最後」の卒業式でした。

開式前にハンドベル部の演奏。
会場の緊張感を適度にほぐしてくれます。
「卒業生入場!」
司会の三宅教頭がアナウンスして、高校3年生79人が入場してきます。
整然と、でも堅苦しくなく、お上品に、
伝統ある女子校のスピリットは正しく受け継がれています。
神父様のお祈りで式は始まります。
西村校長から、一人ひとり卒業証書を受け取ります。
所作がやはりいいです。
続いて、西村校長の式辞。
マザーテレサの言葉を引用しながら、
「平和の天使」となって世の中に羽ばたいて欲しいという、温かく情熱的な話がありました。
在校生送辞では、共学化になった最初の学年から、
大きな目で学校の変化や後輩たちの振る舞いを見守ってくれたことに対する感謝の言葉が述べられました。

そして、卒業生答辞。
三年間、六年間、十二年間。
大阪聖母女学院に入学して、香里ヌヴェールで卒業する軌跡をきっちりと振り返りつつ、涙ながらに語ってくれました。
関係した人すべてに感謝の言葉を丁寧に重ねてくれたのが、
聞いていて、本当にいい生徒たちなんだと再認識させられました。
その後は、記念品贈呈、式歌が歌われました。
特に印象的なのは、高校3年生による卒業の歌、「旅立ちの日」。
涙ながらに、しかしながら素晴らしいハーモニーで歌う姿は感動ものでした。

さて、ある意味、お堅くも感動の卒業式。
これで終わらないのが香里ヌヴェール。
「卒業生退場!」
蛍の光が流れるのかと思いきや流れてくるのは、なんと、
米津玄師の「Lemon」です。
やるなあ、吹奏楽部。
生徒たちは、軽快なメロディーの中、颯爽と旅立っていったのです。

卒業生諸君、
「卒業おめでとう!!!」

・・・「香里ヌヴェールの挑戦」(第18回)に続く

「香里ヌヴェールの挑戦」(第16回)はこちら