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2017年01月27日
誕生学
誕生学
今週の木曜日に4・5年生合同で誕生についての勉強をしました。外部から来られた先生に、自分たちがどのように産まれてきたのかをお話していただきました。子どもたちは最初に、ハートの形をした折り紙をもらいました。なんだろう?と思っていると、先生が「みんなの命の始まりは、そのハートの真ん中の穴と同じくらいの大きさです。」とおっしゃいました。ぱっと見ただけでは、穴が開いているのかさえ分かりません。光にあてて紙をすかしてみると、小さい穴が見えました。子どもたちは「すごく小さい!」と、大興奮。しかし、驚きはそれだけではありません。「5本指になったころの手は、素麺くらいの細さです。」「お腹の中の赤ちゃんは羊水の中にいます。」「そのころは、肺で息をするのではなく、へその緒からお母さんに酸素を送ってもらっています。」先生がお話されるたびに、子どもたちはびっくりしながらも、「でも、自分たちがやっていたことだよね!」と、何度もとなりの子と確認していました。1番の驚きは赤ちゃんが命の道を通って、外に出てくるときの工夫です。赤ちゃんは、狭い命の道を、何度も自分で回転したり肩を動かしたりしながら、外に出てきます。それまで、ずっとお腹の中の子を大切に守ってきたお母さんとお父さん。
「産まれてきてくれてありがとう。」お母さんやお父さんの気持ちが、子どもたちの心に響いた授業となりました。
熱心にお話を聞いています。
真ん中の小さな穴が見えました♪