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『台風が来るので、アサガオを片づけてください。』
先生、朝ね、そう言われたんだけど、もう枯れているし、捨てていいかなー？

…なんて言ってみました。

かわいい子どもたちの目に急に力が入り、ひどいことをいう大人（わたし）に視線集中‼
当然子どもたちからは、大・大ブーイングで、「あかーん、絶対ダメ―‼」

「どうしてダメなの？もう枯れてるよ。」←（まだ言うか…）
と思いながら投げかけて、ようやく子どもたちの反対意見に、“タネ”という言葉が出始めました。
「先生、タネできてるよー。」
そして、写真とともにアサガオの一生を振り返りました。


 「じゃあアサガオを助けに行こう。」
みんなで協力して、実をこわさないように収穫しました。

「このツルも、なるべく長くなるように取り出せるかなー。」
「OK－‼」
「あー、先生、割れてタネが出てきちゃったよー。」

「いいんだよー。拾ってここに入れてー。」
フェンスに巻きついていたツルも、ほとんど残らず、みんなが救ってくれました。
ツルは束ねてリースを作りました。タネはそれぞれ、小さな袋に入れて持ち帰ります。
大切にして、またアサガオを育ててくれることでしょう。

写真は、子どもたちが虫探しをしている写真です。