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2016年02月18日

四旬節の取り組み

四旬節の取り組み

2月17日(水)は灰の水曜日でした。この日から四旬節が始まります。子ども達に話した内容をご紹介します。

みなさんは今、周りの人たちに、あたたかい言葉、あたたかい行動ができていますか?
今日から「四旬節」が始まります。
「四旬節」とは、イエスさまが砂漠の荒野で40日間の断食を行ったことを思い起こし、「復活祭」までの日曜日を除く40日間、祈り、断食や節制、施しや愛の実践を通して、「復活祭」をよりよい心で迎える準備をする期間です。
四旬節の初日である「灰の水曜日」には、灰を額に受ける儀式が行われます。人間は死んで燃やされれば、灰になります。灰にすぎない小さな私たちが、神さまによって命を与えられ、生かされていることに感謝し、そして罪の許しを乞い、我慢をして、心の準備をします。
みなさん、教室の前に掲げられている十字架を見てください。
十字架にかけられているイエスさまは苦しそうですね。イエス様は、天のお父様である神様に、自分が十字架にかかるかわりに、私たち人間の罪を許してあげてくださいとお願いしてくださいました。今、私たちが言葉や行動で周りの誰かを傷つけることがあったとしたら、それは、私たちがイエスさまを十字架につけることと同じです。
私たちがイエスさまを十字架につけないために、また、今も私たちのために苦しんでくださっているイエスさまの痛みを和らげるために、私たちはどうしたらよいのでしょうか。
『最も小さい者のひとりにしたことは、私にしてくれたことなのである。』というみ言葉があります。そのみ言葉の意味を考えながら、特にこの四旬節の期間は、神さまに喜んでもらえる行動をとりましょう。お友達、周りの人を大切にする言葉や行動をとりましょう。
今年の復活祭は、( 3 )月( 27 )日です。
みなさんが素敵な心を持って、復活祭を迎えられることを祈っています。