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修学旅行に行きました（広島）

修学旅行１日目。見送りにきていただいたお家の方に手を振って、新幹線に乗り込みました。どの子も笑顔です。
広島に到着すると、路面電車に乗って原爆ドームへ向かいました。クラスを２つのグループに分けて、平和記念公園内を案内していただきました。奇数チームのガイドさんは元中学校の先生で、お父さんが被爆をされた被爆二世。偶数チームのガイドさんは、お母さんが被爆し、ご自身も体内被爆をされた方でした。１時間かけて公園内を歩き、碑をめぐりました。ガイドさんの実体験や、実物を触らせてもらいながら、どの子も真剣に話を聞いていました。昼食後は、資料館へ行き、写真や模型で当時の広島や放射線の被害を見ました。怖くて、足早に展示を通り過ぎた子もいましたが、それぞれに感じるものがあったようです。
資料館の後は、平和記念聖堂で祈りの集いをしました。ヴィターリオ神父様が司式をしてくださり、集いの後には、記念聖堂がどのようにして建てられたのか、聖堂内のパイプオルガンやステンドグラスなどの説明をしていただきました。神父様は、人は本来わがままなものであると話されました。自分にはしてほしいけれど、人にはしない、したくないということがよくある。それを日々の生活の中で訓練することで、人は成長する。訓練とは、耐えること、繰り返し練習すること、そして行動すること。手伝いを頼まれたら手伝う。勉強で成績が悪い時は、次はやろうと声に出し頑張ること。これらを続けるうちに人は成長し、自然と優しく、周りのことを考えられる人になるというのです。子どもたちにはどのように響いたでしょうか。