校長ブログ

BLOG

2023年08月31日

算数「多角形の角の大きさの和」(SSC5年)

コロナが5類になって、グループ学習もあたりまえのようにできるようになりました。

本校では、自分の考えをもち、対話をしながら学び深めていくこと、

AIにはできないクリエイティブな思考力、表現力を育むことを目指しています。

そして、「間違っても大丈夫!」安心して学べるよう人との関りを同時に育むことも大切にしています。

今日は、5年生の算数、「多角形の内角の和」の授業を見ました。

様々な考え方があり、意見を出し合って、「同じ考え方や。」「へえーそうなん。なるほど。」

担任が黒板に子どもたちの意見を書いていきます。

(板書の黄色の箇所は、子どもの名前を書いています)

自分たちの考えが黒板にどんどん書かれていくと、頭の中もどんどん思考が深化していきます。

多角形の内角の和の求め方が、n角形の内角の和は、(nー2)×180°

とまとめられた時、担任が「一億角形では・・・」

子どもがすぐに計算。でも「一億角形てあるの・・・」そこで、「nの数が大きくなっていくと、

まる(円)に近づいていく」 「円は多角形なのか・・・」

このやりとりを聞いていた子どもがすぐにパソコンで調べて、六万五千五百三十七角形にたどりついていました。

授業の終わりには、各々で授業の振り返りをロイロノートに書き担任に提出していました。

続きの授業が楽しみです。

下の写真は、わかったことを書きためているお手製の算数カードです。