校長ブログ

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2023年10月2日

ごんぎつね

10 月に入りやっと朝夕が涼しくなりました。毎年、木立の広場の決まった場所でこの時期に咲く彼岸花を見ると、4 年生の国語の教科書に載っている「ごんぎつね」の話、特に最後のシーンを思い出します。『「ごん、お前だったのか。いつもくりをくれたのは。」ごんは、ぐったりと目をつぶったまま、うなづきました。兵十は、火なわじゅうをばたりと取り落としました。青いけむりが、まだつつ口から細く出ていました。』今日は、4 年桜組で「ごんぎつね」の研究授業がありました。「ごんはひとりぼっちなのか」ということについて意見を出し合っていました。ひとりぼっちとはどういう状況なのか深く考えていました。私は、マザーテレサの名言「愛の反対は憎しみではなく、無関心である」を思い出しました。文学教材は「人を愛すること」を学ぶことができます。このような時間を大切にしていきます。