校長ブログ

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2025年04月30日

子どもと一緒に

 爽やかな風が桜並木を吹き抜けます。休み明けですが子どもたちは元気に登校してくれました。1年生も保護者の方と来て途中から一人で登校する子ども、上級生の子どもと一緒に登校する子どもも増えてきました。いつも申しますが「もう〇年生なんだから…」ってことはありません。2年生だって今日はおうちの方に一緒に来て欲しいと思う日はあります。一緒に来て戴けるならどうぞお越しになってください。私の経験からしますと、子どもはパッと手元から巣立っていきます。あまりのあっけなさに親の方が寂しさを感じるくらいです。どうか子どもと一緒に過ごせる今を大事にしていただきたいです。

 「子どもと一緒に」ということで思い出す出来事があります。昨年の3学期のこと。4年生くらいの男の子が廊下で話しかけてきました。「校長先生、先生は何で毎日いないのですか。」ハッとしました。法人勤務もあり小学校への出勤は週3日だったからです。「うん…ごめんね。」と答えるのが精いっぱいで返す言葉がありませんでした。彼はどこで、そう感じたんだろう。朝の正門かな。校長室かな。子どもにそんな思いをさせて、自分は全く校長失格だなと痛感しました。校長をするということは「子どもと一緒に」が当たり前です。というわけで今年は原則毎日出勤し、少しでも子どもたちと一緒に過ごす校長を目指したいと思っています。